「脱・昭和」と言うワードに思う。

先日このニュースを見て感じたことを書いてみましょう。「脱・昭和」ってのが面白い、だって平成はどこ行った?って感じがしますもん笑。

記事よると、

社員はリモートワークを基本とし、働く場所を自ら選べるようにする。

ってことなんですが、まさにこれが加速したのがこの2年くらいですね。別にこの2年くらいで一気に通信環境が良くなったわけでもないし、便利なツールが生まれたわけではありません。

確かにzoomは一躍脚光を浴びましたが、GoogleMeetsは前からあるし、Skypeだって前からある。Appleのfacetimeだって随分前からです。

ぶっちゃけツールやサービス側が変わったのではなく、我々生活者がゲームチェンジを余儀なくされたという感じでしょう。

ん?ゲームチェンジという表現が本当に正しいのか・・

少し違うように思えてきました。確かにゲームは変わったのですが、チェンジというほど全部が変わったわけではなさそうです。

今回僕らは、新たに情報空間で暮らすことができるようになったのです。もとい。情報空間でもです。

物理空間でしか暮らしていなかった僕らに、もともとあった情報空間がプラスされた暮らしが始まったと言っていいでしょう。

僕らはこれから物理空間と情報空間で暮らしていくのです。改めていうとその二つにはorの関係ではなくandの関係です。

・・ということで、今回とりあげた記事ですが、ここでいう「脱・昭和」というワードはいささか乱暴な気がします。だって昭和を脱する・・となるとこれまでを・・・つまり物理空間での暮らしを脱するような聞こえを覚えます。

こういう「脱」的なワードはセンセーショナルでしょうが、あまり「脱」を意識すると、ここで言われてる「昭和」を下にみそうな気がしてなりません。

「拡張・昭和」くらいのほうがいい気がしますが、皆さんどうですか?


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イナチャンネルnote - 稲本浩介⛩️
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