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論文対策に時間を割くのは注意が必要?


こんにちは。
すーすです。

 今回は論文対策について書きたいと思います。Twitterを見ていると、論文対策に頭を悩まされている学生が多いように見受けられました。 確かに公務員試験1年目の時は、すーすも悩んでいたと思います。

 ただ再チャレンジ時にはある程度、割り切ったおかげであまり苦手意識もなく、論文に取り組めました。 

 その考え方をこれから紹介していきます。
 ただあくまですーすの経験談ですので、実行は自己責任でお願いします。

真面目な学生は要注意?


 すーすは論文対策はかなり沼だと思っています。択一と違って答えが一つではなく、採点者によって点数が変わってきます。極端に言えば同じ採点者でもその時の気分によっても変わるのではないでしょうか。

 あと何より個人的に嫌だったのが、本番試験が終わったあとでも正確な自己採点ができないと言う点です。
 自分が置かれている状況(上位で筆記を通過しているのかボーダーぎりぎりなのか)の判断がしづらくなってしまいます。

 そんなことを思ったときに、すーすは論文対策に注力することをやめました。(かといって何もしなかった訳ではないですよ。)

 真面目な学生は安定を求めて択一と論文と面接といった全てにおいて完璧を目指してしまいがちだと思いますが、確実性が低い項目に時間をかけすぎることの方が不安定ではないでしょうか。

論文沼にはまる図

実際に立てた目標


 すーすが立てた目標は「周りの受験生と同じ回答を書く」です。

 受験生が100人いたら65人ぐらいが書くであろうテンプレみたいな回答を目指していました。
 この目標であれば、実現可能性も高いですし、何よりそこまで論文対策に時間をかけずにすみますからね。

 そんな低い目標じゃ一次試験の通過は出来ないんじゃないのかと不安になる方もいるかもしれませんが、論文が含まれている一次試験は、有能な人を探すためではなく無能を落とすための試験です。
 その一次試験で過半数が書くであろうクオリティの回答が落とされていたらたまったもんじゃありません。

 また、この目標であれば自己採点の際も「普通」という結果で見積もりを出すことができ、自分がどのくらいの順位で一次試験を通っているか推定しやすいです。

 ただこの作戦はあくまで択一が7割程度取れている前提です。

 論文に割かなかった時間を択一に回して、択一では確実に7割以上を安定して取れるように頑張りましょう。

具体的な勉強法


 ネットで調べれば、論文の頻出問題やその回答が山のように転がっています。
 それらを見ていると書き方さえ違えど、重要な論点はほぼ同じと気づくのではないのでしょうか。それらを徹底的に覚えるのみの作業を行いました。
学系科目もびっくりなほどのクソゲーです。

 具体的には論文用としてノートを一冊用意し、頻出問題に関する情報を1日1〜2問ほど自分でまとめていました。

まとめる内容としては、
①定義説明 ②課題 ③背景 ④解決方法
⑤まとめ のみです。


 一つ一つの問題に対して回答文を作成しているわけではなく、あくまで上記5つの要素の暗記を徹底しました。

 そして本番の練習としてたまにだけ、暗記した5つの要素を書き方のテンプレートに落とし込んで回答文を作成するって感じです。

 書き方のテンプレートは「寺本康之の小論文バイブル: 公務員試験対策」にあったものを基本そのまま活用しました。

最後に


 すーすが論文に対して実際に行ったことを紹介させていただきました。
 本番の論文の点数が実際どんな評価だったのかは分かりませんが、論文がある試験種では全て最終合格まで出来ているので一つの作戦としてはありなのかなと思っています。

 また確実性で言うと、面接もではないかと思われる方もいるかもしれませんが、面接が含まれる2次試験以降は無能を落とすのではなく有能を探す試験です。
 論文とは重要性の度合いが全然違い、周りと同じことだけをしていても最終合格まで辿り着けません。
 論文は多少手を抜いても、面接は全力で取り掛かりましょう。

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