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事業企画室のお仕事(SETRE長崎のトランスフォーメーション!)

事業企画室のお仕事について

私が所属している『 事業企画室 』
基本的に新しいことを生み出す部署だ。やったことないことをやることがほとんどで、社長にやったことないからわからへん!なんて言った日には、誰もやったことがねーんだから文句いうな!と怒鳴られる。笑

はじめは何をしたらいいかわからずパニックだったけど、今ではこのゼロから1を生み出す作業、わからないことが日常であり、それを楽しんでいる節もある。

今もっているプロジェクトの1つが、セトレグラバーズハウス長崎のリニューアル。はじめ社長にどうしたらいい?と軽ーく相談されて、ゆるーく企画を書いたら通ってしまい、今にいたる。

とりあえず・・企画に必要な流れにそって色々考えてみる。現状把握・・目的は?誰に向けて?どんなコンセプトで?商品はどんなもの?そしてどうなりたいのか。このやり方があっているかは、独自で身に付けたのであっているかは不明だが、とりあえず1つずつ当て込んでみる。

目的は?

外観トリミング(カラー)

ぶっちゃけてお伝えすると、こんなコロナ禍に・・と思われると思うかもしれないが、SETREの稼働率アップ!そして喫食率アップ(宿泊した人が夕食をとる率)である。このコロナ禍を逆手にとって、アフターコロナに向けて仕込みをしようという訳だ。

SETREグラバーズハウス長崎の現状

喫食率が他のSETREに比べ、とっても低い長崎。それは何故なのか・・・。本来だったら色々数値化するべきだが、(うちはちょっとここが緩い笑)私が長崎に2年いた肌感で導き出した仮説は、他のSETREと唯一違うのが、観光地のど真ん中にある!ということだ。観光地で長崎はグルメがたくさんあるので、色々自分で食べ歩きたい人が多いのだろう。

コンセプトは?

正直、観光客に有名なお店は、ほとんど地元の人は行ってない(評判があまりよくない)のである。
じゃあ、その有名なグルメ(ちゃんぽんとかハトシとかお魚、トルコライス等)をこのSETREで味わえたらええんちゃう!と思って考えたのが

グ  ラ  バ ー 食 堂

わざわざ外に出てかなくても、ここで最高の長崎グルメが全部食べられる!ってしてしまえばいいやんということで、今はスッとしたレストランなのを転換し、カジュアルダウンさせる企画だ。セトレの料理長が、旬の食材を出したい料理でお客さまにお届けする、単品で食べたい物を好きなだけ。
それだけだと、他の観光地にある居酒屋と何も変わらない。他との差別化で、SETREは地域に根付いてたくさんの地域の人たちに囲まれてホテルを作っているので、そういった地元の人が気軽にフラッと飲みにこれる雰囲気にすることで、宿泊の人・地元の人・スタッフの会話を楽しめる場所になれればいいなと。今はコースで事前予約、地元の人が来にくい場所になってしまっているため、居酒屋のような気軽さを出せるといいのではないかと考えた。長崎の人って外の人を受け入れ慣れしているから、きっと宿泊の人と勝手に盛り上げてくださるだろうと考えたのだ。
(道歩いてたら毎日知らない人に話しかけられるような街である)

企画実現に向けて・・・

画像2

ベースができてからが大変である。企画ができたらたくさんの人に伝える作業をしている。そして意見をもらってブラッシュアップ。この期間が私は苦手だ。色々言われすぎて、迷子になりかけたりするのだが、迷子になっている時は自分に完全に落ち切ってないときだと言い聞かせて推し進めていくしかないのである。同時にコンセプトの深堀りもしながら・・・皆さんに協力してもらいながら、形になってきているので、お披露目できるのを楽しみに。自分自身が企画に対して心躍る気持ちを忘れないよう、この転換時期を楽しみたいと思う。




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