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■華やかにイルミネーションまたたけど我が心底を点す灯りはない

【こころの処方箋 ココトバブレンド】

■華やかにイルミネーションまたたけど
我が心底を点す灯りはない

もう、あと二週間ほどで

クリスマス・イブを迎えようとしている。

街角ではクリスマス・ソングとともに

表参道、六本木ヒルズ、汐サイトなど

華やかなイルミネーションが競い合っている。

こちらは、どう年を越すかで

慌しい仕事の合間に煌めくイルミネーションを

横目で眺めながらコートの襟を立てて

通り過ぎてゆく。

政局も混乱を来たして、ますます景気は

急下降している。

日本の国自体が大幅な赤字を出しながらも、

来年の予算額は増加してゆく気配。

そのつけは、いずれわたしたち国民の

負担となって来よう。

そんな中で昨日、我が書籍の出版を

してくれた元編集長から

ついに、自己破産するよ、との電話が入った。

彼は出版社が倒産して、血反吐を

噛むようにタクシードライバーとして

頑張っていたが、どうやら限界に

来たようである。

出版でお世話になったから、

何とか救いの手を差し伸べたかったが

わたし自身が自分を守るのに精一杯である。

いま、完全失業者が350万人もいるという。

果たして、鳩山政権はこの非常事態を

何と考えているのであろうか。

昨年のように、年越し派遣村が

できなければいいのであるが・・・・。

せめて、クリスマス・イブには

教会でイエス・キリストの降誕を

祝し賛美することで

背中の荷物を降ろしたいものである。

皆さまもクリスマス・イブは

教会で過ごしてみませんか。

神は貧しい人、特に心の貧しい人ほど

愛を注いでくれます。

せき せつお

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