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上向く気持ちを、「衣」で服用する

おうち時間が長くなり、最近、食と住についての話題がオンライン上でも増えています。
しかし、生活の基盤といわれる「衣食住」のうち、衣についての話題はあまり見かけません……。でも「衣食住」の先頭にくる言葉として、生活に欠かせないものなのだと気を取り直して、「衣は薬」と思う私なりの考えと楽しみ方を紹介したいと思います。

「衣」は、薬。

外食が減り、健康的な食事をするようになった。
リモートワークも相まって居心地のいい部屋環境を整えた。
なのに、なんだか気持ちが上向かない。

この原因は、人と会えないからでしょうか。
それが大きなストレスとなっていることは明らです。ただ「衣食住」の「衣」が上記の話に欠けていることも原因のひとつだと思います。

私たちは衣服で、気持ちの切り替えスイッチのオンオフを行うことが多くあります。
例えば、パジャマのまま着替えない休日はどうしてもだらだらとしてしまったり、お気に入りの一張羅を着るとなんでもうまくいく気がしたり。
つまり衣を整えることは、オンラインで人に会う行動を起こしたり、気持ちを前に向かせる力があって、精神面への影響が心配されるこの状況において、「衣」は気持ちを支える薬なのではないかと思うのです。

薬は、「服用する」といいます。
その昔、衣をまとうことは病を治療することにつながっていたと言う話があります。
そんな力が、現代においてもきっとある、と思っています。

自分の目で、服用する。

おしゃれには人目に触れてこその高揚感があり、「家でおしゃれしよう」と言われても、化粧をしたくないし、そんな自分を鏡で見て気分があがるかは疑問です。

そんなときどうするか。
私は、自分の目に見える範囲で、衣のパワーを服用することをオススメします。
部屋で過ごす中、自然と視界に入るところでお気に入りをまとってみる。

例えば、ブレスレット。

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例えば、指輪。
マニキュアも気分があがります。でも上手に塗れないので割愛(笑)。

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衣のいいところは、まとっている間はずっと気持ちをキープしてくれるところです。
料理には邪魔になってしまいますが、掃除中やパソコンをいじるときなどもオススメです。

「衣食住」で「やりたい」根っこに立ち返る。

実際、家にいると上記のようにファッションを楽しむ時間は一日のうちほんのひとときかもしれません。でも今こうしてアクションを起こして気づくことを、今後も忘れたくはないなぁと思うのです。

人の目がなくても、自分の目で衣服を服用すると気持ちがあがること。
あがった気持ちをまとって、人に会いたいこと。
家でご飯を食べれば、野菜がたくさん食べられること。
部屋が片付けば、誰かを家に呼びたくなること。

どれも本当はわかっていて、できていなかったこと。そして、これからしていきたいことです。
そう思うと、今は自分の心地よさを再確認、実行する予行演習期間なのかもしれません。
だから今、気になったことはとりあえずやってみる。(こんなことがなければ、こんなに手元アイテムばかりつくらなかったという意識あります(笑))

衣に限らず、自分を元気にする薬を身近なところで、ぜひ探してみてください。

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