【コンセプトメイキング】いるのいらないの編
こんにちは、今日は進化し続けている私の活動コンセプト開発について書こうと思います。
進化の最中なので(またの名を迷走)、最終決着がつくまで時間がかかってしまうかもしれません。今回は「そもそもコンセプトっているの?」というお話です。
コンセプトとは?
「コンセプト」よく耳にする言葉です。企業やブランド活動には欠かせないと言われています。
コンセプト [ consept ]
1.概念。
2.企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。
参照元:google
ふむ。「全体を貫く考え方=行動指針」と私は捉えました。
コンセプトって…いる?
どのようなコンセプトで活動していこう?と真剣に考える時間が多くなりました。というのも数年前から染織によるアクセサリーのブランド活動はしていたものの、ただ「好き」で始めて続けていたことだったのです。
「つくることが好き、思いを込めてつくっている」
ものづくりをする人には当たり前のことだと思います。作品数が増えてきて全体を見渡してみると、一貫性はあるみたい(テイストとか?)。だけど一貫性って何と言われると?思いをこめている?そんなの当たり前よねぇ?よくわからない、保留!
といった具合でここまで来てしまったのです。細々でも続けてこれたこともあって「コンセプトって本当にいる?」と思うこともしばしばでした。
これがコンセプト…!
様々なWEB記事や本を読んでみても、コンセプトこそブランドの要、的なことが書いてあるので、とりあえず既存ブランドについて調べてみることにしました。そこで出会ったのが、この言葉。
【フェリシモが目指しているビジョン】
フェリシモは、志を共有する世界中の人々とともに、「ともにしあわせになるしあわせ」の共創を通じて、しあわせ社会の実現を目指します。
事業活動を通じてしあわせな社会を創造する。それは、単に良い商品を案内することや、より高次のサービスを提供することだけでは充分ではありません。お客さまおひとりおひとりがしあわせ共創の担い手となること。人をしあわせにする、人としあわせになる。自然と、社会とともにしあわせになる。その経験価値こそがしあわせの本質であると考えています。
参照元:FELISSIMO 経営理念 WEBページ
株式会社フェリシモが掲げる「ともにしあわせになるしあわせ」という言葉は、公式には「事業の中核価値」というような記載でコンセプトとは明記されていません。でも、コンセプト=全体を貫く基本的な考え方、ならばこれこそコンセプト!と感じました。
何を隠そう私は新卒でフェリシモに入社し、7年間在籍していました。
雑貨や洋服、社会貢献活動など様々な事業を展開するフェリシモですが、行動の根っこにはいつもこの「ともにしあわせになるしあわせ」がありました。例えば洗濯洗剤を企画するのにも、誰と誰がしあわせになるのか考えないと販売できない、といった具合です。異常に思えることもあるのですが、私は気づきました。
「この考えに共感して、入社したんだった…」
私は「コンセプト」が大好きな人間でした。
フェリシモでは事業のすべてに「ともにしあわせになるしあわせ」の軸が通っていて、さらにその考えに共感した人たちが集まって働いている。どうりで気の合う人ばかりなわけです。つまり、
コンセプト=自分の活動指針+人と人を結ぶ共感価値
コンセプトでつながれたら強いぞ!ということですね。
知らなかったらおそらく私は入社しておらず…。どうやら私はもともと「コンセプト」という考え方が大好きだったようです。
コンセプトは透けて見えるもののようで、フェリシモでいうとひとりのお客様が、洗濯洗剤や洋服の購入、難民支援基金参加など幅広く接点を持ってくださっています。コンセプトがなかったら、洗濯洗剤は消耗品でしかなく1回買ってさようなら、というよりフェリシモで買う理由なんてなくなってしまうのです。
ヒト消費の時代だからこそ
モノ消費の時代が終わりコト消費へ、さらにヒト消費の時代なんて言われています。コトやヒトに共感してもらうには、やっぱりコンセプトは必要なもののようです。今更感がすごいですが、改めて…。
次回は、【コンセプトメイキング】言うは易しやるは難し編です。
私の活動コンセプト「思いを伝える言語を増やそう」(2020年2月21日現在)に辿り着くまでの手順(紆余曲折)について書きたいと思います。
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自己紹介
身に纏う喜びだけでなく、心の装いとしての装心具ブランド「ソワ」を営んでいます。 https://www.instagram.com/sower_setonozomi/ いただいたサポートはnote内で循環し、心豊かなnote循環を生めたらいいなと。よろしくお願いします!