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22. 人手のかかった発送準備

今日のテーマは、注文をいただいたあとの梱包・発送についてです。メンバーが事前に想像していた以上に大変だった作業の裏側について、お話します。

「せとかわデニムプロジェクト」とは、瀬戸内かわいい部EVERY DENIM(現ITONAMI)のコラボではじまった商品開発プロジェクト。2019年春〜2020年春、1年間の活動を通じて「瀬戸内デニムピクニックシート」という商品を作り上げました。
「“かわいい“という観点からデニムを見つめ直し、倉庫に眠るB反を活用して新しい商品を作る」という旗のもとメンバーを募集し、ゼロからはじまったこのプロジェクトがどのように歩みを進めてきたのか…?
このnoteではその1年間の軌跡を綴っています(目次はこちら)

22. 人手のかかった発送準備

個別の声掛けやSNSでの発信を続けながら、いつ注文が届いてもすぐ発送できるよう、並行して準備を進めました。

実は、せとかわデニムプロジェクトの全行程で唯一想像できていなかったのが、ピクニックシートのアイロンがけでした。

テフロン加工後のデニムは、しわしわになっていました。これをお届けするためにきれいにしわを伸ばしていくのは非常に困難な作業です。家庭用のアイロンでは、全体重をかけて何度も何度も繰り返してやっときれいになるレベルで、この工程を想定していなかったメンバーにとっては本当に苦労を伴う作業でした。(実は、第一弾のサンプルが出来上がった後は、メンバーに届ける前にDENIM HOSTEL floatの松田さんがアイロンがけをしてくれていたため、気付いていなかったのです。)

また、テフロン加工もすべて終わってアイロンをかける段階になって、色移りや加工によって生地が約10cmも縮むことなど、デニムの特性を目の当たりにしました。想像できない工程は、ちゃんとプロに聞いておくべきだと痛感しました。

その他、発送業者の料金比較や選定、梱包用のプチプチや段ボールの購入、パッケージの印刷や裁断、タグにハトメ付けや紐通し、そしてピクニックシートのアイロンがけや色移りの確認など、地道な作業が続きます。

ゆゆさん
“タグの作成作業を担当しました。タグを丸く切り抜いて、紐を通すために穴を空け、ハトメを付けてパンチで止め、紐を通す。普段からお仕事でワークショップをすることがあるのですが、丸く切り抜くのが想像以上に手こずりました。でも、まみこさんがかわいくデザインしてくれたものなので、お客さんにきれいな状態で届いてほしくて、1つ1つ丁寧に作りました。”

ゆゆさんが東京で作成したタグをやすかさんのいる岡山に送り、仕上げはやすかさんとご両親が担当。予約販売前の段階で梱包までセッティングしておき、いつでもお届けできる準備を整えていました。 

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注)アイロンがけの様子
今日のまとめ
・商品完成後の作業工程も、細かくプロに確認しておくことの大切さを痛感した
・東京・岡山の遠隔チームで役割分担をし、協力して準備を進めた
・いつでもお届けできるように、販売開始前に準備を整えておいた

次のnoteでは、発送準備同様に大変だった、在庫管理について、お話します。

こうしたプロセスを経て進んできた、わたしたちの1年間の歩み。2021年には、せとかわデニムプロジェクトSeason2がスタートします!
これまでに築いた繋がりや可能性を手に新たな一歩を踏み出した先で、今度はどんな景色と出会えるのか。期待に胸が高鳴ります!

プロジェクトの過程や最新情報はHPやSNSでおしらせしてまいります。新たなラインナップや、これを読んでくださっているあなたにも加わってほしい新企画を準備していますので、よければぜひチェックしてみてくださいね。
◆せとかわデニムプロジェクト公式サイト
◆せとかわデニムプロジェクト活動日誌(note)
◆瀬戸内かわいい部 SNS
 LINE@(毎月25日夜9時ごろ配信)
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