見出し画像

未来館で過ごした1日

子どもたちを連れて日本科学未来館へ行ってきました。普段お世話になっている方のご厚意で、9月3日まで開催中の「月でくらす展」の無料招待券を2枚いただいていたためです。

土曜なので朝は少しのんびりしたいところですが、10時の開館に合わせて行くのが得策と判断し、8時半くらいに出発。我が家はさいたま市にあるので、お台場まで1時間半ほどかかるのです。

3人で行ったので、着くとまず1人分の当日券を購入。混雑のため「月でくらす展」は入場時刻が定められていて、我々は11時からになりました。40分ほど時間があったので、先に常設展を少し見学しました。

ロケットについて熱心に学ぶ次女

そしていよいよ「月でくらす展」へ。この展示は人類が月で暮らすようになった2040年の月面基地を訪れるという設定で、月や宇宙開発について幅広く学ぶことができます。

体験もいろいろと用意されているのですが、目玉の「月面重力体験ミッション」は残念ながら受付終了でした。せっかく来たのだから1つは体験をやりたいと次女が言うので、待ち時間が最も短かった「水資源探査ミッション」を体験してもらうことに。まだ2年生なので私が付き添う必要があり、並んでまでやらなくてもいいと言う長女(6年生)は外で待っていました。

水を含んだレゴリスの塊を探索

「月でくらす展」の見学を終えたのは12時30分頃のこと。あとは常設展の残りをさっと見て昼食…というつもりでしたが、事は思うように運びませんでした。人間の脳のはたらきや生物としての性質をゲーム感覚で学べる「ぼくとみんなとそしてきみ」というコーナーに次女がはまり、1時間以上滞在することになったのです。

長女は退屈そうにしていましたが、彼女には他のコーナーで時間をつぶしてもらい、私はとことん次女を見守ることにしました。たまにはそんな機会があってもいいと思ったからです。

小学生とはいえ、日常生活では時間に縛られています。彼女の場合、そのせいで好奇心や探究心を生かしきれていない一面もあるように思います。実際、保育園時代から集団行動は苦手で、いつも急かされているような印象があり、私自身も彼女を急かすことはしょっちゅうあります。

だからこそ、時間に余裕があるこういう時くらいは、心ゆくまで好きなことを楽しんでもらってもいいのではないかと私は思いました。それが彼女の未来のためにもなるでしょう。

その後はさすがに昼食を挟んだものの、常設展は再入場できるのでまた未来館に戻り、結局17時の閉館まで見学を続けました。しかし、それでもすべてのコーナーを網羅することはできませんでした。11月には常設展の新コーナーが公開されるようなので、その後に再訪することになりそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?