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両親の個性を生かして

今日はほぼ1日休養できました。妻が子どもたちをプールに連れて行ってくれたからです。

もっとも、妻がプールに入って子どもたちの相手をしたわけではありません。長女の親友も一緒だったらしいので、子どもたちを遊ばせておいて母親同士で雑談を楽しんでいたのでしょう。

昨日は私が子どもたちと日本科学未来館に行って、多彩な展示を朝から夕方まで堪能しました。すなわち夫婦が1日ずつ子どもたちを預かり、1日ずつ休んだわけです。

このような分担は、私と妻だけでなく子どもたちにとっても有意義なことだと思っています。父親のやり方と母親のやり方の双方を体感できるからです。

35年ほど前、当時小学生だった私の家には自家用車もファミコンもクーラーもありませんでした。両親がそういう方針だったからです。それによってマジョリティに合わせなくてもいいということを幼いうちから学んだわけですが、デメリットもあったように思います。細かいことは気にせずマジョリティに合わせる方が楽なことも、人生には多くあるからです。

両親の方針が一致していると、子どもは1つの考え方しか知ることができません。しかし、方針にずれがあれば、両方の考え方だけでなく「考え方の違いが存在すること」を知ることができます。両親の考え方が相容れないものだとさすがに困りますが、少々のずれはある方がベターなのかもしれません。

私と妻を比較すると、しっかりしているのは妻の方です。例えば、子どもを歯医者に連れていく時私はしばしば遅刻しますが、妻は必ず間に合わせます。

しかし、昨日のように子どもの好奇心と探究心に何時間も付き合うのは、常識人とはとても言えない私のほうが適任でしょう。私と妻がそれぞれの個性を発揮して、子どもたちの健全な成長に結びつければ良いのです。

ゆえに私は、今後も一緒に楽しみながら子どもたちの個性を伸ばしていきたいと思っています。




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