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安さばかりを求めてはいけない

ライターの需要がありそうな会社をネットで探していると、よく出てくるのが記事作成代行サービスです。たくさんの会社があるのでビジネスとして成立していることは間違いなく、ライターとしては勇気づけられます。

ただし、ライターの募集をしているかどうかはサイトを細部まで見ないとわかりません。検索で出てくるのはクライアント向けの営業用ページであることがほとんどです。

そこで気になったのが、トップページの価格表示です。これが安かったら、具体的に言うと1記事2万〜3万円であれば、問い合わせてみようという気になりません。安さを求めているクライアントをターゲットにしてビジネスを展開しようとしているわけですから、17年のキャリアをもつ私が満足できる報酬を得られる可能性は低いでしょう。

業務委託登録しているライターの概数が出ているサイトもありますが、この人数が多いのも引っかかります。経験の浅いライターが多く登録しているということであり、案件の競争率は上がりますし価格勝負ではまず勝てません。

逆に、厳しい基準をクリアしたベテランライターが…というような記載があるほうが自分には向いている気がします。豊富な経験があるのですから、ライティングのテストくらいは通過できないと話になりません。こういう会社には価格よりも品質を重視するクライアントが集まるでしょうから、単価も高くなるはずです。

そして反省するところもありました。消費者の立場になると、何をするにしても価格に気を取られがちだからです。財政に余裕がないので仕方がない一面はありますが、商品やサービスを選ぶ際には価格以外の判断基準もしっかりと考慮することを心がけたいものです。

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