へこたれないというのは簡単なことではない
ここ数ヶ月、新天地を求めて転職活動に注力していますが、なかなかうまくいきません。一筋の光が差し込んできたかなと思うことは時々あるのですが、数週間後にはまた闇に包まれてしまいます。
1ヶ月ほど前に「へこたれずにやろう」という趣旨のことを書きましたが、今はその難しさを実感しています。書類選考にしても面接にしても、通過できる可能性が低いのはわかっていますが、だからといって落とされた時のダメージがゼロというわけにはいきません。
ダメージが蓄積されてくると、今の日本社会では自分は必要とされていないのではないかという気がしてきます。ライターとしての実力には自信を持っていますし、面接の場でも十分にアピールできているように思いますが、実力があるからといって使い勝手が良いとは限りません。
そもそも、たいていの企業が40代後半の人材に求めるのは、プレイヤーとして活躍することではなく、ディレクターやマネージャーとしてチームを統率することなのです。そのため、プレイヤー志向が強い私は、先方が求める人材像となかなかマッチしないのでしょう。
プレイヤーにこだわるのであれば、会社に所属するよりフリーランスでやる方が活路を見いだしやすいのはわかっています。しかし、義務教育段階の子どもが2人いて妻が超のつく堅実派ということもあり、現時点での転身は難しいことから、もうしばらくは会社員を続けざるを得ません。
このように状況は思わしくないわけですが、私としては自己肯定感を失うことはなんとしても避ける必要があります。そのためには、まあへこたれてもいいかな、というくらいに考えるほうが良いのかもしれません。取材・執筆の案件が激減してジリ貧状態とはいえ、今の職場があって、生活ができなくなることはないのですから。
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