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自己紹介episode.2

皆さん、おはこんばんちは!
昨日はお客様に誘われて
パーソナルジムの体験に行き、
無事全身筋肉痛のあべゆです。

もう車のハンドルすら重くて回せない。
それはさておき、自己紹介続けますね。
今回のエピソード2は大学時代について。
9割方は部活についてです。

キャリアに関係ないかな?と思いきや、

・チームワークとは?
・組織の改善とは?

こんなところに繋がる経験を
させていただきました。
ゆるりとお楽しみください😊

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episode2.仲間っていいな

サークルどうする問題

無事地元の国立大学に入学し、
夢の?キャンパスライフがスタートしました。
まぁ一人暮らしもできないので
夢も何もないのですが。

そもそもあまり大学で
勉強する気もなかったので、
ぼんやりのんびりと過ごそうと思ったのですが
サークルどうするか問題に直面します。

チャラいテニスサークルとかにしてみる?
何か新しいスポーツやってみる?
もしくは無所属でバイトしまくる?

しばらく悩んだ末、
大学でも弓道部に入ります。

episode1.でご紹介した通り、
高校弓道では無駄にブラックな環境で
大会での入賞歴もなかったので、
やっぱり一度始めたからには
ちゃんと結果を残したいなぁと思って。

入部先はゆるゆるの部でした。

という訳で弓道部に入部。
高校の厳しい上下関係に慣れている上に、
高校の指導者はOBの大学生だったので、
大学の部活は更に厳しいんだろうなと
ビビりながら初日を迎えたのですが。

ゆるい!ゆるすぎる!

逆にビビった。
練習中に先輩方は春のセンバツ見てるし。
そもそも練習に全然来ないし。

大学弓道は高校よりは学校数が少ないので
(それでも全国に500部くらいはあると思うけど)
1番小さい大会が四国大会でした。
たしか参加校数は15部前後。

それを普通に予選落ちするレベルでした

何がヤバいって、
予選落ちしてヘラヘラ笑ってるんですよね。
遠征=観光みたいな。

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↑もうね、これもんですよ。

奇跡的に、私の代で入部した連中に数人、
私同様に
「高校で悔しい想いをして、
 もう一度頑張りたい勢」がいたので、
1年生のときから
水面下で部の立て直しを画策します。

不思議なことに、数人ガチ勢が出てくると
浮動票というか、
そこまでガチじゃなかったけど仲良い奴らも
一緒に頑張ってくれるんですね。

最終的に残った7人の同期たちは、
今でも交流の深い、戦友となっています。

レジスタンスとしての活動

同級生たちと、まずはゴールを設定します。
全国大会というと一般的に「インカレ」という
やつなのですが、学生弓道にはもう一つ、
全日本学生弓道王座決定戦という、
あからさまに凄そうな大会があります。

北海道
東北
北陸
関東
首都圏から2校
東海
近畿
中四国
九州

全国の各エリア大会優勝校、
全10校しか出れない文字通りの全国大会です。

自分たちが実権を握る2年後には
これに出れる部になろうじゃないかと。

そして、そのために以下の土台を整えました。

・練習量を絶対的な評価基準にする
・不要なルールはすべてピックアップしておき
 削除or緩和策を立てる
・徹底的に全国の強豪校(上手い人)の分析を
 する

練習量を絶対的な評価基準にする

「練習しないなら○んだ方がいい」が
私たちの代のスローガンとなりました。

授業のスキマなど、
空いた時間はほぼすべて道場で
過ごした気がします。

どれくらいの量感かというと、
高校時代:1日約3時間で最大30射ほど
大学時代:1日約8時間で最大200射ほど
こんな具合です。

これをほぼ毎日続けます。
元々練習量はグラフで見える化されていたので
同期たちで
「あれ?お前今月少ないんじゃね?」とか
お尻を叩き合いながら競い合いました。

上手い、下手ももちろん重要なのですが、

練習しない奴には発言権はない
逆に、下手でも練習してる奴はリスペクト

こういう価値基準を根付かせていきました。

不要なルールはすべてピックアップしておく

ゆるいとはいえ、そこはやはり弓道部。
どう考えても要らないルールもありました。
特に、上下関係系。

1年生のときから
「自分たちが3年になって幹部を引き継いだら
 どうするか?」を真剣に話し合い、
不要なもの、変えるべきものを
話し合っていました。

後にして思えば、
「やることを決める」のも
「やらないことを決める」のも
両方とも立派な戦略構築なんですよね。

やはりここでも、
練習量を基準とします。
たとえ後輩でも、
練習量の多い奴はリスペクト。

上下関係はあるにはあるものの、
ちゃんと後輩をかわいがることは不文律と
しました。
御恩があるから奉公がある。
先輩だから尊敬しろ!ではなく、
尊敬される先輩であれ!
が基本です。

徹底的に上手い人の分析をする

元々、大会ごとに記録用にビデオを撮る
ルールがありました。
ただ、撮るのは自分たちの試合のみ。

他校に上手い人はゴロゴロいるのに?

という訳で、こっそりと毎回
強豪校のビデオを撮り、
同期たちと研究を続けました。

なんでこれで中る(あたる)のか?
自分たちと何が違うのか?
取り入れられる部分はないか?

結果的に、
審美眼が鍛えられていきました。
これは得意不得意が出てくるので、
分析の上手い奴に「見取り方」を教えて
もらったり、
自分たちで指導し合うことができていきます。

結果的に、
自主練で指導し合う際のクオリティが
格段に上がりました。

そんな日々が2年続き、
メキメキと頭角を表していきます。

大学3年時の成績

入部当初は
・練習しない
・顧問いない
・もちろんスポーツ推薦者とかいない

こんな環境で
四国大会すら予選落ちするレベルでしたが

3年になり、幹部就任すると

四国大会優勝
西日本大会(中四国+九州)優勝

そして王座に繋がる本命
中四国大会優勝。

実に18年ぶりに王座決定戦出場を果たします。

実績的には西日本大会優勝の方が
凄いのですが、西日本大会はそこで完結する
大会だったので、負ければ引退、
勝てば王座進出という点で中四国大会優勝は
ちょっとしたニュースとなります。

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↑今回ブログを書くにあたり調べたら、
大学の公式サイトにログが残ってました。
ちなみに写真左から2番目があべゆです。

王座決定戦

聖地ともいえる伊勢神宮にて。
残念ながら初戦敗退ですが、
的中数的にベスト8という実績で
幕を引きます。

すべてが終わったあと、
同期と流した涙は何にも変えがたい、
この大学時代を
すべて詰め込んだものになりました。

その他の大学生活は?

弓道部の話ばかりしてしまいました。
まぁそれくらい部活がすべてだったので
ほぼこれで全てなのですが、
その他の大学生活はダイジェストで。

Q.ゼミは?
A.社会学で食育関係のゼミに入りました。
 卒論は「格差社会と子どもの学力について」
 たぶん、人生で1番文字を打ち込んだ作業
 だと思います。笑
 たしか5万文字くらい。
 あまり内容はないけどね!

Q.バイトは?
A.ミスドの店員さんと、
 episode1.で出てきた、
 中高生のときにお世話になっていた塾で
 バイトをしてました。
 ミスドは深夜業務もあったので
 部が本格化するタイミングで辞めましたが、
 塾講師は4年間やりきりました。
 ちなみに小学3年生〜高校3年生までの
 全教科の個別指導担当
です。
 分数の足し算を教えた1秒後に
 高3の英語を教える
という、
 振れ幅の超広いマルチタスクと
 人に何かを教えるという経験は
 その後仕事にも活きている気がします。笑

Q.彼女は?
A.大学3年のときに、初めての彼女ができます。
 お相手は近くの女子短大弓道部の
 1つ下の子。
 ちなみにその後、妻となります。

そして就職活動へ。

部活を引退し、さぁ就職活動です。
何を生業にしようかと、
ぼーっと考えた結果、
美容師さんって凄いな、という結論に。

大学弓道は、髪型などの規定も緩いので
試合の直前は毎回髪を切ったり、
ヘアカラーをして気合を入れていました。

これを読んで下さっている方も
何か流れを変えたい、とか、失恋した!とか
色んな節目で髪を切って
気分を整えていらっしゃると思います。

でも、毎月美容室に行く人でも、
年間だとたった12回なんですよね。

そんな短い接点の割に、
美容師さんの存在は特別な気がして、
人のメンタルをも整えている、
素晴らしい職業だと思っています。

髪が整うと、ココロも整う。

人が前向きに生きていくスイッチの一つを
担っている仕事だと思います。

そんな美容師さんの仕事を、
少しでもお手伝いできればと思い、
美容メーカー、ディーラーに絞り込んで
就職活動を進めました。

当時はギリギリ売り手市場。
あと1年遅かったら確かリーマンショックで
かなり苦戦していたと思います。

とはいえ、絞り込んだといえ、
落ちるところは落ちて、
これはもしや就職浪人か!?
諦めかけていたとき、
ようやく内定を頂きました。

日本人なら、誰もが知っている
大手美容企業の
美容室向け商品部門会社

断る理由もなく、就職先が決定しました。

episode2.まとめ

エピソード2は、チームワークや
組織づくりを部活で擬似体験できたお話。

・努力する人を称賛する文化づくり
・実績がなくても、スポーツ推薦者が
 いなくても、強い組織は作れる
・皆がおかしいと思うルールは改変してよい
・数人本気でやり続ければ、影響を受ける層が
 出てくる
・皆で本気でやれば、夢は叶う
・美容師さんへのリスペクトから美容業界へ

なんだかキラキラしてますね。
実際は飲めや歌えやもやってるので、
イメージは麦わら海賊団なのですが。

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次回予告episode3.

無事美容メーカーに就職したあべゆ。
初めての配属先は、
腐り切った「日陰部署」でした。

次回episode3.「大人なんて大嫌いだ」

ここまで読んで下さりありがとうございます😊
次回もお楽しみに!

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