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[VeriSM入門①] VeriSMとは?

今回はVeriSMの名前の由来を見ていきたいと思います。

VeriSMとは

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VeriSM(べリズム)は「デジタル時代のサービス管理アプローチ」として整理された書籍で、その内容を象徴するキーワードの頭文字をとった言葉です。上記に記載されている通りなのですが、デジタル時代と書かれているので、DXと関連性が高そうです。・・・ということで、経済産業省のDX定義と比較してみてみましょう。

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これをVeriSMの定義に当てはまてみます。

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御覧の通り、VeriSMのキーワードはDXの定義とほぼ同じことを言っています。つまり、DXを実現するためにサービスをどう管理(企画から提供、改善まで)していけばよいかを整理したアプローチがVeriSMです。

アプローチとは

もう1つここでお伝えしたいのは、VeriSMはフレームワークではなくアプローチである点です。

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例えばフレームワークとして有名なのがITILですが、ITILは(人によりご意見があるものの)比較具体的に利用可能な方法論も含めて体系的に枠組みが提供されています。

一方、アプローチは考え方や概念といった非常にフワッとしたもので、理解したからといってそのまま適用できるものではなく、その概念を頭に置きながら具体的な要素については他(ITIL, DevOps, Agileなど)を参照しながら具現化していく必要があります。なので、VeriSMではアプローチを示したうえで、具体的な事例集として別途適用事例を整理しています。

VeriSMの基礎となるアプローチはこちら↓
VeriSM™ - A service management approach for the digital age

VeriSMを活用した事例集がこちら↓
VeriSM™: Unwrapped and Applied

なお、ITILとSIAM、VeriSMの違いについてはこちらを参照ください。

本日は以上です。ありがとうございました。

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