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注意力を養う

 職場では必ず見ることになっているホワイトボードがある。そこにはその日にやる事が書かれてある。
 必ず見ることになっているのだから、忘れてはいけない物をそのボードに貼っておくこともある。
 人は様々で、そのボードは見るけれどそこに貼ってある物へ視線が行かない人もいる。「忘れずに提出すること」と大きな字でメモを入れてあっても視界に入らないのだ。いや、視界には入っているがその存在を完全スルーしてしまう。
 そうなるとこちらは何をやっても意味がなくなり、注意を向けるにはどうすればいいのかと再び考え込む。
 いつも貼ってない物が貼ってある、何だろう?とならず、貼ってあってもいつも貼っていないのだから貼ってないと脳が判断してしまうのかもしれない。視界に入っていても。
 光景の変化に気づかない人は多くいる。私は気づく方なので気づかない人の気づけない理由を考えるが、そういう思考癖だと思うしかない。
 光景の変化に気づける注意力の強弱は生来の質というのも有るだろうけどいくらでも養える。昨日との違いを気にする、これだけでいい。
 注意力を養うと助かった、得した、ということもたまにある。


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