まんねんぐんそう

はじめまして。まんねんぐんそうです。海とか山とか自然が好きだったのとナウシカの影響で環…

まんねんぐんそう

はじめまして。まんねんぐんそうです。海とか山とか自然が好きだったのとナウシカの影響で環境科学の研究をしていたことがあります。国が外国行けというのでアメリカへ4年行っていました。帰ってくれば余裕で就職できると思っていたら結局無職になって、いまの会社に拾ってもらい、ゆるく生きてます。

最近の記事

視野が狭くなる状況

考え方とか興味とかの視野が狭くなることさえ防げばたいていは楽しくなってくるんじゃないかと最近特に思う。そもそも人類は子孫が増えやすい種なので、ずっと同じ環境にいたら干上がってしまう。 したがって、変化や未知のものを恐れず興味としてとらえられる人間が生き残り、そうでないものは死んでいっただろうから、そうやって淘汰された子孫である我々には遺伝的に変化や未知を好む性質があるはずである。 ポリネシア諸島など太平洋のど真ん中になぜ人間がいるのか考えてみてもらいたい。そうした島々は大

    • 妙なこというやつは雲助と呼ぼう

      なんか雲助って言葉を無性に気に入ってしまって題名を先に書いてしまった。簡単に調べてみたら善良な雲助もいたってウィキベディアに書いてあるもんだから余計に気に入った。 とはいえ雲助ってのはほめ言葉じゃないから、ここではおれが出会ったダメな雲助について書いてみよう。本文と写真は関係ありません。 作法を知らない雲助 これは雲助だよね。けっこう刺激的な雲助がいた。なにしろ基本的な作法を知らないのに人さまにモノを教え賜るというのだからなかなか肝がすわっていた。お茶でいうなら下半身裸

      • やっぱバイク旅はいいねえ

        先日、たったの2泊3日、宿に泊まりではあるがバイク旅に行ってきた。睡眠時無呼吸の激しさが伝説の勇者レベルと判明して以来、CPAP(持続陽圧呼吸療法)の器械を使っているため電源がいるから宿に泊まることにした。 人工呼吸器を持ってバイク旅するようになるとは。。 結果として、お風呂入って美味しいもの食べて満足すぎてベロベロに酔っぱらってしまい、2晩ともCPAPつけずに寝てしまい、夜中にあわてて付けるという状態だったけど死ななかった。 今後の課題:荷物の積み方 今回はCPAP

        • 近年の国内英語教育について

          あんまりネガティブなことは書きたくない。だが近年の英語教育がらみの改悪には目に余るものがあるので私見を簡単に述べておきたい。要約すると私の意見は下記の通り。 1.歴史あるものを安直に変えるべきではない。 2.人間すべからく1日は24時間。 3.挑戦へのハードルを増やすべきではない。 歴史あるものを安直に変えるな「暗記重視、文法重視、使えない」というのがかつての英語教育に向けられ続けてきた批判だ。おれに言わせれば、「だからなんだ」だね。 理由は三つ。 ・物心ついてから新た

        視野が狭くなる状況

          酒と心:私の場合

          最近すんげえ悩んでるんですよ。アホになったんじゃないかって。 ただ、いまは改善傾向にあるものの周囲や過去の自分と比べると顕著にアホな状態である、楽観的に考えればいまのやり方を続けることで将来かつてのような能力を取り戻せるかもしれない、としておきます。 ほかの記事で何回か触れたように、ぼくは大学院の修士課程にいたころ、ものすんげえがんばりました。たぶん申請すれば修士課程を最初の1年で終わることもできたでしょう。 強いられてがんばっていたわけじゃなくて、生まれて初めて答えが

          酒と心:私の場合

          またナウシカの話

          以前の記事でも書いたとおり、ぼくは風の谷のナウシカの物語が大好きで、自分の設定もある困ったおっさんです。風の谷は限界集落とまではいかないけれど小規模の集落でありながら自治を認められた国家でもあります。 ナウシカの父ジルは物語の冒頭で亡くなるので、物語のほぼすべてにおいてナウシカは一国の王でもあるわけです。 宮崎駿氏が描いたのは彼が思う理想の政治なのでは 風の谷はいきなり侵略されます。しかも同盟関係にあるはずの大国トルメキアによってです。彼らは勝手に領空に入り、種まきした

          またナウシカの話

          再びバイク旅を始めるにあたって

          めでたくCBを手に入れることができたので(半年くらいかかると覚悟してた)、せっかくだから暑くなり過ぎないうちに長野あたりへ1~2泊出かけたいと思っている。 で、実際に考えてみると以前とはずいぶん勝手が変わったなあと実感するので書いてみました。 宿に泊まるという選択肢がある まえにたくさんバイク旅していたころは学生とかニートだったので宿に泊まるなんてもってのほか。カードで払って現実逃避の燃料代を除いた1日の出費を2000円に抑えるのが基本だった。 むかしはいまほどクレジ

          再びバイク旅を始めるにあたって

          おっさんたちへ:まだあきらめるな

          おれはおっさんだ。今年51になる。おっさんになるといろんなことをあきらめねばならないとあきらめていたが、あきらめるのはまだ早いと実感した。今回はそんな話! 筋肉以外にも裏切らないものがある 「筋肉は裏切らない」ってよく言うよね。まあ、おれはそれを実感してますってほどハードな筋トレしてるわけじゃないけど、やっぱそうだなと思う。ベンプレは体重くらい上がるけど、これは人生最大パワーだと思う。 おっさんだからトレーナーに習ったりプロテインを買ったりできるのも大きいかもしれない。

          おっさんたちへ:まだあきらめるな

          もういい加減直そう。頼む。若者たち

          まえの記事、これ↓の続きです。この国はダメになります。そしてそれは寂しいことであるだけでなく、たくさんの悲劇と苦痛を長く残すことになると書きました。ですから防ぎましょう。特に若い方に読んでいただきたい。 ネット上、メディア上には現在やここ半世紀で作られた、あるいは実施された日本の仕組みに対する不満であふれています。その多くは的を得ていると思います。けどね、文句をいうのも結構だけど、もう次のステップへ進みませんか。 この国を直しましょうよ。 いま最もしいたげられている若い

          もういい加減直そう。頼む。若者たち

          もういい加減直しませんか?

          ぼくが子供のころ、いい学校へ行っていい会社に入ったらいい生活ができるのはあたりまえだった。いってみれば会社員(当然正社員)というのはセーフティーネットで、それがあったうえで各自夢を追う、はずだった。 ところがまず年金が怪しいものになった。そもそもの制度がおかしいのである。人口が減少すれば破綻する仕組みなのに人口減が始まっても変更しようとしない。もう半世紀も放置している。 就職についても、セーフティーネットであったはずの会社員はいつのまにか難関資格になってしまった。この国の

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          なんか残念だなあと思うこと

          プロフィールにある通り、ぼくは研究者でした。現在は民間の会社で技術開発職をさせてもらっています。 自分でいうのもなんですが、ぼくは研究者としてそこそこ才能があったと思います。論文もそれなりに出せたし国内外小さな賞をいくつかもらえたし。 研究者として一本立ちできるよう後押ししてくれる方もいらっしゃいました。期待には応えられませんでしたけどね。 そもそも研究が好きです。いまでもそうです。研究が好きであることが一番の才能だというのは、よく言われることですが実感しました。 自

          なんか残念だなあと思うこと

          家族旅行4

          はじめての家族海外旅行(アメリカは住んでたので旅行ではないとして)へ行きました。タイのプーケット。なにが驚いたっていろいろあるけれど外国ってアメリカしか知らなかったからごはんがおいしいことに驚いた。 ごはんがおいしい外国もある。それだけでなく初めての熱帯で天候にもびっくり。12月末に出発したので日本は真冬。着いたらTシャツでも暑いという。アメリカにいたときは日本が冬なら向こうも冬でしたからね。 こんどはバンコクもちゃんと行きたいなバンコクは乗り継ぎだけだったので空港しか知

          家族旅行3

          アメリカにいた4年の間も「VHSテープ」に録画したいくつかのテレビ番組を船便で送ってもらいながら観ていました。その中でも特に重要だったのがテレビ東京の「いい旅夢気分」。大好きで。現地の日本人コミュニティでもひそかな人気を博していました。 なにしろサブスクなんてなかったので。 日本へ帰ったら食べよう:あんこう鍋いい旅夢気分でやってたんですよね。あんこう鍋。ちゃんとしたの食べたことがなかったので嫁さん、長男、娘となぜか高校同期の5人で行きました。本場の港町へ。 見た目はきれ

          化学の知ってる話を描いてみた

          みんな大事なオゾンの話。漫画家の人ってホントすごいんだな。。これだけで汗だくになっちゃったよ。 これまで研究のことでだらだらと書いていたけど、環境科学とかってマジで面白いんで、絵のヘタさ加減は辛抱していただくとして楽しく楽しさを広げられたらなあとか思ってみました。 いつまで続くかわかんないけど、続いて絵がうまくなったらいいなあ。 せめてこのお話の完結まではがんばります。

          化学の知ってる話を描いてみた

          家族旅行2

          向かって右から2番目の人、誰だか知らないんだけどオーストリア人が「スターリンじゃね?」って言ったらアメリカ人がマジで怒ってた。まあ、日本人にしてみれば徳川家康とキム同志を間違えられるような感じなのかな。 アメリカ最後の西部旅行:すんげえ地味だったまあなんか割合急に帰国が決まり、カネもなかったのでスピルバーグ監督の「未知との遭遇」に出てくる山でも見に行くか、そんなら近くにあるって話の大統領のあれを見に行くかってことでサウスダコタへ向かいました。 コロラド→サウスダコタって、

          家族旅行いろいろ1

          ぼくは旅行が好きです。アル中無職だった親父のことはろくな記憶がありませんが、両親と3人で行った伊豆の旅行はだけはすごく楽しい思い出として残っています。あんな親父だったけど。 海がきれいで、船を借りて沖へ出て素潜りするとテレビの自然番組とかで観るような(きっとそんなにすごくはなかったのかもしれないけど)いろんな魚や水面からの日差しがとてもきれいでした。感激した。 帰りたくなかったあまりに伊豆の空気をビニール袋に入れて持ち帰ろうとしたのですが、帰りのバスで興奮して袋が窓から飛

          家族旅行いろいろ1