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やっぱバイク旅はいいねえ

先日、たったの2泊3日、宿に泊まりではあるがバイク旅に行ってきた。睡眠時無呼吸の激しさが伝説の勇者レベルと判明して以来、CPAP(持続陽圧呼吸療法)の器械を使っているため電源がいるから宿に泊まることにした。

人工呼吸器を持ってバイク旅するようになるとは。。

結果として、お風呂入って美味しいもの食べて満足すぎてベロベロに酔っぱらってしまい、2晩ともCPAPつけずに寝てしまい、夜中にあわてて付けるという状態だったけど死ななかった。

今後の課題:荷物の積み方

今回はCPAPが割合大きいこと(無呼吸の検査結果を見て驚愕した担当医が半導体不足のさなか驚速で手配してくれた)から野宿旅用の道具を使ってみた。

CPAPのためだけでなく、今後の野宿旅を想定して過去の荷物積み方でコンパクトなCBに収まるか、走行に支障がないか試したかったのもある。やっぱ全泊宿に泊まるなんて、おれには分不相応なのである。

おれの荷物積み方は古風なリアシート左右振り分けバッグ、その上にザック、ザックの上にツーリングネット、道すがらで得たもの(酒や食料)はツーリングネットで固定するという方式。

VFRのころはこんな感じでよくまとまっていた

しかししかし、CBはなにしろコンパクト。このようにうまいことはいかなくって…。

シートバッグがリアタイヤに当たりそうだなあ…と思ってはいた

コンパクトなCBの運動性能は素晴らしく、51のおっさんでもついつい「おれ、運転うまくなったんじゃね?」なんて思ってしまう(なるわけないのにね)。好天の信州を欲望のままに走っていたら、やっぱやらかした。

左右どちらもリアタイヤにこすってしまった…ビリビリ

右側に積載していたCPAPのケース角が破損(中身が無事でよかった~)、左側も同じようなところをざっくりこすって中に入れていたAC/DCの白Tシャツが一部タイヤ色になった。どうせならモトリークルーとかの方がタイヤ痕がついてビンテージだったかもしれない。

しかしね、このまま無対策で走っていたら担当医の情熱で優先貸与してもらっているCPAP(技師には「壊したら次はありませんよ」といわれてる。)がヤバいし、AC/DCもタイヤ痕ではすまされず焦げ穴が開いてしまう。

かといって好天の甲州・信州にくわえて元気なCB。楽しく走りたい。なんとかしないと。で、考えたのがこれ。

とりあえず水を2本飲んでガムテで固定

フタをした空のペットボトルをエアクッション代わりにして、シートバッグの高さ+タイヤからの距離を稼げばいいんじゃないかと思った。ぱっと見、完璧処置かと思ったんだけど。

結局ダメだった。もしかするとフタを締めたとこの標高が高くて(白馬村)、標高が下がるとともにペットボトルがしぼんだためダメだったのか、CPAPケースのダメージが若干広がり、AC/DCも前日より黒くなった。

なんか考えないとダメだね

今回、CPAP持って行ったけど酔っぱらってつけずに寝ちゃったりした結果、「まあ、数日ならCPAP持って行かなくてもいいか」とはなったものの、持って行かないということは野宿ということになるので荷物は増える。

退職後、長旅をすることになればやはりCPAPと電源を持って行きたいのでかなりの大荷物だ。VFRなら気合で積めたかもしれないがCBではそうはいかない。

やっぱいまどきの金具でしっかり固定する荷物入れを作るなりしないとダメなのかな。荷物の心配しながら走るんじゃあ楽しみ半減だからね。危ないし。

「荷物の心配がなくなって雨も大丈夫なクルマでも…」って思ったこともあるけど、今回のバイク旅でそれは完全になくなった。たのしかった。なにか方法を考えよう。21世紀なんだからなんかあるだろう。

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