仕事に「飽きた」「慣れた」はキケン?コンフォートゾーンから抜け出す方法は?
仕事は、1回目よりは2回目、2回目よりは3回目がうまくいきますよね。
そして、4回、10回、100回……と同じことを続けていくと、習慣化されます。
習慣化されると、特に何も考えなくても仕事ができるようになり、仕事に対する精神的負荷も下がっていきます。
これはよいことのように思えますが、違う切り口からみると、刺激がなくなり、刺激によってもたらされる高揚感や成長実感も少なくなっていく、という側面もあります。
社会人になって数年から10年前後となると、この習慣化部分の割合がかなりのレベルまで上がるタイミングだと思っています。
同時に、上司や部下、同僚からの評価も上がり、頼りにされ、自分が中心になって仕事を回している自負も加わり、充実感を感じる瞬間も増えます。
これをコンフォートゾーンにいる状態といいます。
コンフォートゾーンにいる状態は、その時点を捉えると大変よいことですが、中長期的な視点で捉えると、成長しなくなり、実は危険極まりない状態ともいえます。
コンフォートゾーンが訪れるタイミングというのは、個人差がありますが、目安としては3年ごろかと思います。
同じ仕事を3年すると、仕事の全体像がつかめてきます。
「守・破・離」という言葉があります。
最初は迷いつつも習いながら実行し、次に改良しながらやってみる。
そして完全に自分独自のやり方でやってみる。
という成長の3段階を表現しています。
自分独自のものを見つけてもそれを何度も繰り返していると、学びや工夫、成長の幅が狭まり、そのままでは退化してしまいます。
そうなったら、一歩踏み出してみることが必要な時期となります。
具体的にどんな「一歩を踏み出す」のかというと、たくさんの選択肢があります。
新しいプロジェクトに立候補する
苦手な仕事に挑戦する
自分の意見を積極的に発信する
同僚や上司に相談する
スキルアップのための勉強をする
さまざまなことに、興味がある人も多いと思います。
自らコンフォートゾーンから抜け出し、未来を作っていくことが必要ですね。
私も頑張ります。
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