話が面白い人は話さない?
こんにちは。
この2日ぐらい自分語りみたいなことをしてしまったので、今日は他の人にとって有益な情報を書こうと思います。
話が面白い人とは
話が面白い人と聞いて、皆さんはどんな人を思い浮かべますか?
場を盛り上げてくれる芸人さんでしょうか?
知的好奇心を書き立ててくれるような博識な人でしょうか?
確かにこういう人たちの話はめちゃくちゃ面白いし一緒にいて楽しいです。
しかし、このどちらでもないけど、
「あの人と一緒にいると本当に話が面白い」や、
「あの人とまた一緒に話したいなー」
と思われるような人がいるんですよ!
どんな人かというと、
聞くのが圧倒的に上手い人です
矛盾してると思いませんか?
「話がうまいって、明らかに喋る側のことだろ!!」
みたいな。僕も最初聞いたときこうなりました。
マシンガントークで場を制する…みたいなものを想像してました。
けど、この本に出会ってから聞き手もアリだな、てなりました。
『心の対話者』
この本では、人に寄り添って話を聞く、傾聴の大切さとその実践方法について書かれています。
内容の要約については端折りますが、ここでではこの本に書いてあった
人の話を聞いているときに意識するべきこと
について、僕の実践していることを中心に話していきたいと思います。
①相槌
話を聞いているときに相槌を打つことはとても重要です。
相槌をしっかりと打つことで、話し手は
「この人はしっかり話を聞いてくれるから話しやすいな」と感じます。
特に日本人は欧米人と比べて、相手の反応を伺う傾向が強いので、相槌がもたらす効果はかなり大きいと言って良いでしょう。
しかし、同じ相槌を繰り返していると、逆に相手から
「この人真面目に私の話聞いていないな…」
と思われてしまい、相槌を打つことが逆効果になってしまいます。
そのため、ここで重要になってくるのが、相槌のバリエーションです。
僕はよくこいつらを使います。
「そうなんだ」「なるほど」「はいはい」「それで」…… などなど
もちろん相槌の語彙を増やしていくことも大切ですが、それ以上に僕が意識しているのは
相槌を打つときの強さや雰囲気です。
例えば、相手が不安そうに話しているときは
「なるほどね…」「そうなんだ…」「それで…?」
こんな感じです。文字なので伝わりづらいですが、
要するに相手のテンションとかに合わせて相槌を打っています。
こうすれば相手にも話を聞いてることが伝わると思います。
②リピート
次はリピート(反復)です。
例えば。
A「この前数学のテストがあってさー」 B「数学のテストか」 A「そう、でも全然勉強してなかったから前日に徹夜で勉強してー」
B「徹夜で勉強したの!?」 A「そうなのーでもそしたら逆にテスト中集中できなくてー」 B「集中できなかったのかーそれで?」……
というような感じです。
相手の言ったことをおうむ返ししながら話を聞いています。
これも目的としては、相手に話を聞いていることを伝えることにあります。
単純ですが、人は相手が自分と同じことをしていると、親近感が湧く傾向があります。
おうむ返しはこの性質を狙ったものになります。
ただこちらも、ずっと繰り返していると、相手のことを馬鹿にしているような感じになってしまうので、注意が必要です。
③同調
最後に同調です。
これは②のおうむ返しの応用になります。
おうむ返しでは、言葉を相手に合わせましたが、同調は言葉以外の行動も相手に合わせることを意味します。
相手の声の大きさや、仕草、あとは最終的には呼吸のリズムなんかも最終的にも合わせられると良いらしいです
相手に合わせることで、話し手が親近感を感じよりいろんなことを話しやすくなります。
今後の課題
以上が僕が人と話す時に意識していることです。
今後はこれに加えて、
①話し手のノンバーバルから感情を読み取れるようにする。
②話し手へ的確なフィードバックを行う。
①について。
相手の発する言語情報(バーバル)以外の、仕草や目線、声のトーンなどの非言語情報からより多くのことを読み取りたい、ということです。
②について。
話し手は必ずしも整理されたわかりやすいことを話すとは限りません。
恋人と別れた直後であれば感情的になって、いろんな情報を断片的に話すかもしれませんし、そうでなくても会話はとびとびなものです。
聞き手は相手についての理解を深めるために、そのような断片的な情報を注意深く集め、整理しなければなりません。
今後はこれらのことを意識して人との会話をしていこうと思います。
今日はこんな感じで。ばあい。
昨日の記事はこちら!
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