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コロナで価値観が見える化

こんにちは。Chieです。

コロナにより人の価値観がすごく見えるなぁとつくづく思っております。

あなたはどう思いますか?

自分を守るために主張する時、自分の考えを述べる時に価値観って見えてきます。それって、相手に一歩踏み込んだ時だと思います。

■価値観と言えば…

価値観と言えば、昔、生命保険会社で営業をしていた時に他人の持つ価値観に衝撃でした。

生命保険は人生で2番目に高いお買い物と言われています。
お金、健康、家族に対する思い、生涯設計の立て方など人の様々な価値観がそこには存在します。

営業は、お客様にヒアリングをして必要な商品を提案や情報提供をします。この時のヒアリングでお客様の価値観があらわになります。

・自分が万が一の時は、残された家族が困らないように保険をかける方
・病気になった時に家族に迷惑をかけたくないとお考えの方
・生涯設計を元に貯金を保険でされる方
・子どもには不自由なく勉強や習い事をしてほしいと学資保険をかける方

家族のため、自分のため、将来のため、目的は様々です。

私が一番印象に残っているのは、「自分が万が一の時は残った家族には申し訳ないけど自分たちで何とかしてほしい」とごめんなさいのポーズで言われていた男性。

正直な意見で清々しかったです。
お子さんは大学生になられていたので義務教育は卒業、なんとかできるだろうという思いなのでしょうね。

生命保険営業という職業柄、踏み込んだ話しばかりだったのでその人の価値観がよく見えました。でも日常会話でお金の話しはしませんよね。特にお金に対しては話題しにくいものだと思います。

■「職場より外出自粛を言われているので…」

今はコロナを通してその人の価値観がとても見える。

先日、お見合いのセッティングで、京都府に在中同士のお見合いで「職場より外出自粛を言われているのでオンラインお見合い」を希望された。
家族に病気の方がいるからと、他にも理由はあるのかもしれません。

お正月、帰省しない人もいる。お年玉はキャッシュレスとニュースになっていた。こちらも、理由は様々あると思う。遠方であったり、高齢者がいるから会うのは避けるなど。

人がどう生活しようと自由です。
会社も規制ではなく個人の判断に委ねています。だから、個人の価値観がとても反映する。何か他人と関わることをすると、”コロナ”を通してその人の価値観が伝わってくる。見えてしまう。

今までは水面下にあった人の考え方・捉え方が浮上してきて、目に見えるようになったと私は感じる。

■コロナに対する価値観から感じる2つの大切なコト

私はコロナに対する価値観を考えていて感じた大切なことが2つある。

■大切なコト1つ目は、
「家族や他人に自分の自粛ルールが及ぶ時、相手がどう思うかも考えてみてほしい」ということ

例えば、先ほどのオンラインお見合いに関して。自分の会社が出来るだけ外出を控えるようにと言われたので、オンラインお見合いを提案されました。

とても便利で私もオンラインお見合いは2020年コロナ禍では助かったツールです。

しかし、現在、店側はソーシャルディスタンスを守り、飛散防止のアクリル板の衝立などコロナ対策をされているところが多いです。お見合い場所はホテルのラウンジが多いのでコロナ対策を徹底しているところばかりです。

以前に比べると、オンラインお見合いより、対面お見合いのほうが上回っています。

先方の仲人さんは、「職場より外出自粛をできるだけするようにと言われているようで2/7(日)までは、お見合いをオンラインでお願いしたいとのことですが○○様いかがでしょうか?」とありました。

外出自粛をできるだけするように、ってあり、”できるだけするように”だったら同じ京都府なので対面でお見合いだったらダメなのかなと私は思ってしまいました。

以下のような伝え方はいかがでしょうか。

「職場より外出自粛をできるだけするようにと言われて、オンラインお見合いを希望しますが、○○様は対面をご希望でしたら遠慮なくお申し付けください。」と相手にも選択肢を残す、配慮している姿勢が大切なのではないかと思います。

上記の仲人さんの書き方(引用部分)では、オンラインお見合いしか道はないように印象を受けます。何か、一方的な感じ。私の主観なんでしょうが。

自粛ルール適応で、お正月に帰省しない方針をとられた方、自分たちはそれでいいかもしれませんが、親というのは子どもと会える、孫と会えることをとても楽しみにしていることと思います。

オンラインで会って対応しているのかもしれませんが、家族とは会える時に会うことがとても大切だと私は思います。リアルで会うことの意義は、五感で感じる人間の本能の部分もあると思います。身体の調子もよく伺えます。
親は子どもの様子をいつも気にかけています。

自分の親に会えるのってあと何回ですか?数えてみたことありますか?
家族と過ごす時間は貴重です。

例えば、ご主人さんのお仕事の都合で奥さんにも自粛ルールを同じように守るようにしていたら、奥さんと家族が会える機会を奪うことになります。奥さんや奥さんの家族を我慢させている。

自粛することも自由だけど、家族や他人に自分の自粛ルールが及ぶ時、相手がどう思うかも考えてみてほしいと思いました。

■大切なコト2つ目は、
「家族は近くにいることが良い」ということ

家族は近くにいることが良いということ改めて、感じています。
先ほどの、お正月のことで思いました。

私は両親が他界しているので家族は主人、主人の家族、兄の家族になります。

幸いにも皆、同じ京都府です。兄ファミリーは、私たちの家から車で5分くらいのところに住んでいるのでとっても近いです。以前、兄のお嫁さんは姪や甥が生まれたらしょっちゅう私の母に見せに家に来てくれていました。
お誕生日やクリスマス、お正月とイベント事に家で集まって一緒に食事やゲームをします。とても楽しい時間を過ごします。

主人の実家は車で30~40分くらい。お米やお野菜をたくさんいただきありがたいです。お正月も料亭のようなお料理をお義母さんはふるまってくださり、お義父さんと神社や野球の話しで楽しい時間を過ごします。

家族が普段から交流することはとても良いコトと私は思っています。
コミュニケーションを図ることで、少しずつ信頼関係が生まれてきます。そして困った時も協力し合えるのです。14年前に父が他界した時、母と兄や兄嫁と力を合わせて、そして3年前に母が他界した時は、主人と兄、兄嫁、子どもたちと皆で協力して乗り越えました。

余談かもしれませんが、財産分与の時に「こんなに揉めないでスムーズにいく事はなかなかないです」と担当の方に言われました。

生前、母は「兄弟は仲良く」といつも私たちに言っていました。
その心得をみんなが心の中に持っているからだと思います。

家族は、近くにいるとすぐに会えるしお互いの近況も分かります。

コロナに対する価値観から他者への配慮・家族とのあり方について改めて気づかされました。

最後までお読みいただきありがとうございます。



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