【Iパス本を写真8枚でレビュー】徹底攻略!ITパスポート教科書+模擬問題
インプレス本の魅力は、短い節の後にすぐ練習問題があるので、一読してすぐ実践できる点。「さっき読んだところが、こんな風に出るんだな」と正解力に繋がります。
また、本誌の全てに巻末問題や模擬試験もぜんぶ、電子書籍(pdfファイル)としてダウンロードできる大盤振る舞い。
用語説明は6行以内で小刻みで、ゴテゴテして装飾もなくシンプル。また左や下に余白があって詰まった印象を受けないなど、細やかな工夫がされています。
学んだ効果を問題ですぐに実感したい方、小刻みに学習を進めたい方にお勧めの本です。写真8枚でレビューしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
他の本にない特徴2点
インプレス本の他本にない特徴は2点。
練習問題を節単位にできる
「全て」が電子版で入手できる
各節ごとに問題がついている
章末ではなく、節末に練習問題があります。
一読した内容を、すぐに問題演習で実践できるんです。
他本だと章末問題。学習範囲が広すぎて「一回読んで解けりゃ苦労しねーよ!」と思ったことないですか?
結局正解できるわけがない
復習しようにも探すのが大変
と感じたこともありませんか?
人間はプログラムじゃないので、一度にドバーと読み込んで、すぐにできるわけありません。範囲を小さく絞ったり、練習をしたりして、初めてて定着しますよね。
インプレス本は、節末問題なので、学習範囲が狭く絞れています。「ついさっき読んだ内容で正解できる成功体験」ができますし、復習でも載っている場所を探すのも簡単です。
しかも問題はたっぷり。2~3ページ、5~10問も。
節のページ25~60%は問題って場合もあり、正味の学習ページ数はさらにコンパクトです。例えば6章1節は10ページ。問題3・解説3の6ページで、講座はたった4ページ。
「さっき読んだトコでた」「あぁ、そういう風に出るのね」と理解がトントン拍子に進みます。
1点アドバイス。復習する時に、練習問題の脇にページ番号を書いておくと良いですよ。または、講座ページが少ない節から学習するのもOK。
Webコンテンツが充実してる本
インプレス本は、紙本を購入すれば電子書籍も入手できる珍しい本。
紙本の「全て」を、電子書籍(pdfファイル)としてダウンロードできます。
紙本で線を引きながら学んでも良いですし、電子書籍に慣れている方はスマホでいつでもどこでも学習を進められますね。
さらにWebコンテンツも充実。
模擬試験200問は全てWebでダウンロードできます(うち100問は紙本にも掲載)。さらに200用語集アプリも完備。
ただし1年間有効なので、中古購入は薦めません。
淡々として見やすい読みやすい
インプレ本の第一印象は「シンプルなんだけど、見やすく作られているなぁ」と不思議な感覚でした。
分析すると「余白」に秘密がありました。
少し細かいのですが、写真をみて共感された方は読んでください。「特に差が分からない」って方はスキップして大丈夫です。
白が上手く、すっきりした見た目
資格本で1ページを左右に分けて、本文と補足を詰め込むのはよくあるパターン。しかしインプレス本は詰まっている感がありません。
理由は余白です。
1点目は補足をページ外側にしている点。
他本ではページ右側に補足を詰めます。しかしインプレス本では、右ページは右側に補足があるのは同じですが、左ページの補足は左にあります。
左ページの補足が左側なので、補足がない時に左側に余白が生まれ、圧迫感がないのです。細かいですが、印象がまったく違います。
2点目は、区切りよく下余白を設けている点。
ページの下まで記述を詰め込むのが資格本の通例。
しかしインプレス本では、区切りが良ければ、惜しげもなく次のページまで飛ばします。
よって、ページ下に余白が生まれ、詰まっている感もなくなるんです。余白があると「今回は短いなラッキー」ぐらいに思って、モチベが下がりにくい心理効果もありますね。
装飾が少なくゴチャついていない
インプレス本にシンプルな印象を受けたのは、「装飾」の少なさ。
他本では、箇条書きや図表だけでなくて、囲みやイラストなど、手を変え品を変え「装飾」します。読者を飽きさせない工夫でもありますが、かえってゴチャゴチャしていると感じることもありました。
しかし、インプレス本は「装飾」はシンプルです。
他本が囲みで「ポイント」や「まとめ」をする個所は、ページ脇の補足でしています。「ワンポイント用語」「参考」で置いています。
装飾のなさを淡々・味気ないと感じる方は、>>イラスト多い「キタミ本」Note<< や >>色んな読み方ができる「いちやさ本」Note<< の方がお薦めです。
3~5行でポイントが学べる
インプレス本は淡々と読みやすいです。
理由は2つ。
1用語を3~6行で簡潔
赤文字を最初に配置
早々に赤文字・太文字が出てくるので、勿体ぶった文章ではありません。何を覚えるべきか、何が重要なのかを考える必要がありません。
他本だと「~長い前置き~が~赤文字用語~です」のような勿体ぶった書き方をしている場合があり、いつまでも頭に残した状態で読み進めるときもあります。
インプレス本は、覚えるべき用語が最初にあり、しかも解説文が少ない行数に情報圧縮されています。ただ順番に読んでいるだけでスッとインプットできます。
図解は小さめなのは注意点
大きなデメリットではないですが、1つ注意点。
図解もシンプルで一切遊びなく、イラストやキャラクターもありません。それはともかく、気になったのは「図解の文字が本文よりも小さい」こと。
私には見にくいわけでもなく、コンパクトな印象ですが、視力が悪いと苦労するかもしれませんね。
書籍の手触り
「巻末の模擬試験」を除くと430ページでコンパクトな部類です。
全10章構成は多すぎず少なすぎず適切。インデックスも使いやすいですね。
特徴的なのは、検索1550語。他本が800前後なので2倍近くです。とはいえ、用語数は素晴らしいですが、1列86用語で詰まっているのがちょっと注意。
索引は使いやすい大きさ。全10章なので数も多すぎず少なすぎず適切です。
最後に欲を言えば、「巻末の模擬試験」は切り離せると良かったですね。私はカッターナイフで各章を切り離すので問題ありませんが。
まとめ | 読んですぐ問題ができる本
インプレス本のお薦め特徴は4点。
全て電子書籍でもDL:いつでもどこでも読める
節単位の問題演習:すぐに定着・復習ができる
すっきりした構成:ページ構成・余白・装飾
模擬試験200問:節末問題に加えて総合力も試せる
1日に30分以内で1節だけ勉強ができる本です。
パパっと読んで
節末問題に取り組んで
分からなくても載っている部分を探して読み直す
30分も一括ではなくて、すき間時間で分割しても良いですよ。1日合計30分でOK。
「練習問題が無駄になっちゃう」と思う必要もありません。なぜなら、巻末に模擬試験100問、Webにさらに100問、公式に過去問もありますからね。
\節末問題だから読んですぐ演習!/
小まめに問題演習したい方にお薦めです
インプレス本は講座本+節末問題+模擬試験でした。実はインプレス問題集もでています。
もし「問題全部解いて、まだ合格するか不安…」「答え覚えちゃって本当に理解してるのか疑問」になってたら、>>インプレス問題集のNote<< を見て追加購入するか考えてください。
同じ出版社から問題集も
紙の本で解き進めたい方にお薦めです
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