【ITパス本を写真6枚でレビュー】インプレス社のITパスポート過去問題集
インプレス問題集では、ITパスのシラバスに満遍なく触れた演習ができます。
過去問では繰り返した出る問題に正解できるので、点数が高めになり勝ち。本試験で、見たことない問題に遭遇して戸惑って失点が痛いです。
過去問だけでは偏ってしまいます。
インプレス問題集では、304問の特集問題で満遍なく触れるのが最大の特徴です。
とはいえ、講座本がないので初学者は別本が必要ですし、1度不合格になっちゃった方に向いている本です。
このNoteでは、インプレス問題集の特徴を写真6枚で紹介し、合格へ向けた勉強法も提案してますので、ぜひ参考にしてくださいね。
腰を据えて問題演習を紙でがっちりやりたい方には、間違いなくお薦めできる本です。
左が問題・右が解説の一望構造
インプレス問題集は、見開き2ページで完結するシンプルなデザインです。
ここでは、どんな問題が掲載されているかと、ページの活用法を解説しますね。
紙面で504問・アプリで+300問の問題集
ジャンルごとの特集問題、過去問2回の2段構成です。
特集問題は、過去問の改変やオリジナル問題。
ストラテジー:99問
マネジメント:67問
テクノロジー:138問
各用語・計算のテーマがまんべんなく網羅されていました。
過去問の解説は、最新過去問が2回分。Webでさらに3回分がダウンロードできるので、合計5回分500問と充分。
過去問の出題偏りは、5回もすればならされます。また、特集問題で隙なく埋めるコンセプトだと分かりました。
Webまで合わせて804問の充実の問題集です。ただし、有効期限1年間なので欲しい方は、最新版を購入してくださいね。
シンプルなページ構成
ページ構成は、見開き2ページに左に問題、右に解説。
右の解説や答えが目に入ることはないので、安心してください。
解説の右端のプラスα知識。地味に良いです。
問題のポイントを押さえつつ、類似問題を解くポイントにもなっています。1周目からだとお腹いっぱいなので、2周目以降で良いですよ。
左端のチェックマークも二周目以降に、「~はこんな感じだったな」「ああ、あの問題か」と頭に思い浮かべられるかで、定着度合を確認できます。
インプレス問題集の特徴
インプレス問題集を使う理由をまとめました。
問題集なので知識体系はできませんが、過去問や無料サイトよりも偏りなく問題演習できる点が大きな特徴です。
「過去問道場(ドットコム)」さんとの違いも解説しますね。
400ページに1,200円はコスパ良し
インプレス問題集は、コスパが良いですね。
過去問道場(ドットコム)さんとの違い
問題集と聞いて「ドットコム(過去問道場)さんなら無料じゃん」と思っちゃいますね。
解説の品質は正直変わらないです。無料で過去問演習したい方は、過去問道場さんで問題ありません。
一方で、「紙面で解きたい」「解説に線を引いて復習したい」「プリントアウトがメンドイ!」方にはインプレス問題集はお薦めできます。
また、過去問道場にはない「3段階評価」があるのは小さいながらも違いです。
超でる:出題頻度が高い
よくでる:基本的問題
初モノ:初めて出た問題
「重要問題を確実に解きたい」方は、「超でる」「よくでる」を中心に、「新用語などで足元すくわれたくない」方は「初モノ」を中心に学習すると良いです。
別に全部解くだけが、試験勉強ではないですからね。自分の意向にあった勉強法で使ってください。
少ない過去問公開の網羅性問題への解決策
インプレス問題集の網羅性は問題ありません。
過去問が紙面で2回+Web3回で合計5回。さらに特集問題304問で満遍なく問題に触れられます。
公式サイトでの過去問公開が、年2回から年1回だけになってしまいました。
100問程度では偏りが出てしまい、本試験で「見たことない!」問題に遭遇してしまい失点してしまいます。問題演習は最新シラバスと数が重要です。
また、前半の特集問題。類似問題・同じ問題はありません。
インプレス本では、ITパスポートのシラバスに掲載されているテーマ・用語は、特集問題でしっかり網羅するよう工夫されていました。
似た問題で数稼ぐ水増し感もなく好感が持てますね。
一方で、「良く出る問題・似た問題で強化したい」方の要望には応えられません。過去問道場も同じですが。
拙作で恐縮ですが、>>私のNote<< を参考にしてください。出題の多いテーマについて、似た過去問を組み合わせ段階的に理解を広げていくように構成しました。
変わらない基本問題と、どんどん増える新用語問題に同時対応
過去問は3~5回分はしたいですが、Iパスはバージョンアップが頻繁。新用語が、どんどん導入されています。
Iパス合格には、「長年変わらない基本」と「新用語」の学習が必要不可欠。
インプレス問題集なら、
変わらない基本は、特集問題で。
新用語問題は、「初モノ」で扱えます。
また、細かいながら、新用語集・アプリ用語集も追い打ち完備されているので、慎重な方へのフォローも万全です。
インプレス問題集の注意点
デメリットというほどではないですが、問題集ゆえの注意点があります。
問題集なので講座本のような知識体系はできませんし、サイズも大きいので移動中や外出先での学習には向いてません。
ここでは、「インプレス問題集を使った学習パターン」も踏み込んで解説しますね。
問題集なので、知識体系は別テキストが必要
問題集なので、講座はありません。
ごくごく簡単な用語集・計算公式集が20ページ程度です。
すでにテキストを持で学習された方用。問題演習を腰を据えてやりたい方用ですね。
初学者がインプレス問題集一冊で合格は無理です。問題から知識を持つにしても、出題がバラバラなので知識体系ができません。
バラバラの知識をごちゃまぜにインプットしても、脳容量の無駄。物を引き出しにぶち込むのと一緒です。整理した方がたくさん入りますよね。
問題演習をしながら進めたい方は、「キタミ本」や「栢木本」による講座本を買って、インプレス問題集を買うか、過去問道場さんで無料演習。
または講座と問題が一緒になった「いちやさ本」「FOM本」も良いですね。
Twitter(現X)を見ると、テキストと問題集を買うって勉強パターンの方もいらっしゃいました。
インプレス問題集は、一冊だけ買う本ではありません。講座本と併用するか、一度不合格になってから買う本です。
サイズが大きく重い
インプレス問題集は、持ち出し向けの本ではありません。
バスや電車で取り出せるものではないです。アプリやPDFがあるので、外出中はスマホが良いですね。
または、問題集は、自宅と決めましょう。
外出中・移動中は、講座テキストや暗記カード。インプレス問題集は、自宅で夜に10~20問ぐらい。休日にガッツリなどメリハリをリズムを付けるのも良いですね。
まとめ | 満遍なくしっかり問題演習したい人にお薦め
インプレス問題集は、偏り勝ちな過去問演習を正し、シラバスを満遍なく触れられる本です。
また、問題演習を紙でできる点も地味に良く。自宅で腰を据えて勉強する方にお勧め。問題を解いてチェックマークやアンダーラインを書いて、本を征服していく感じが心地よいです。
とはいえ、知識体系は構築できませんので、
一度不合格になって、講座本を持っている方
講座本と同時に問題演習したい方
紙での問題演習をしたい方
にお薦めできる本です。
「講座本の座学だけでは退屈だ」という方は、まとまった問題演習ができるので向いている本です。
講座本は、キタミ本か柏木本がお薦めです。
\イラスト最多の講座本!/
IT初学者・学生さんにお薦めです
\キタミ式より100頁少ないのに網羅してる!/
私が970点合格した本です
講座本と問題集が一緒になった本もあります。
\アマゾンレビューが一番多い本!/
読んですぐに問題演習ができます
\本試験と同じCBT形式で解ける!/
MOS資格で有名なFOM出版です
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