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千住のしずかな店紹介 その1

くらし、はたらくこの千住のまちで、好きな場所、好きなお店がいくつかあるが、
今日はそのうちの、しずけさをまとう3店舗を紹介。

まずはdecoraさん。
センジュ出版のアトリエと化し、さまざまな来客を迎えている自宅は今、
こちらのお店で購入したスワッグや観葉植物がそこかしこに置かれ、吊るされしている。
店頭に並ぶ花の色彩の落ち着き、そして長持ちするその鮮度、しずけさをまとった数々の花器、
そのいずれものこだわりを、心から尊敬しているお店。
今のセンジュ出版に、なくてはならない場所。


次に萬器さん。
事務所に併設するブックカフェ「SENJU PLACE」の食器、そして我が家でも日用で使う器は、
ほとんどこちらで購入。
店長の岩城順子さんはじめスタッフの方々が、器を一つひとつ「どんな料理を盛るのに適しているか」説明してくれるので、購入前に器を手で触れながら、同時に料理のことも考えることができる嬉しいお店。
時々お目にかかるオーナー久保田真弓さんの凛とした清々しさは、いつもこちらの背筋が伸びる思い。
かっこいい女性が手がける、ひたすらかっこいいお店。

上記2店舗は、センジュ出版をつくる前からこのまちにいてくれた先輩方。
こうしたお店が続いていること、追いかける背中があること、
本当にありがたかった。

そして板垣さん。
築80年以上の日本家屋を改築し、2020年11月にオープン。
一度伺ってからどハマりした、
内装、器、料理、サービス、調度品のどれもがセンス良く、
訪れる人の五感をフルに楽しませてくれる、ゆたかな和食店。
オーナーの近藤温思(あつし)さんは、板垣の真向かいで創業300年を超える葬儀会社を営む溜屋近藤商店の、10代目社長。
一度千住の飲食店で偶然隣り合わせになりご挨拶した後、今年になって思いがけず父の葬儀で大変お世話になった方。
このお店が千住にできたこと、失われそうになっていたまちの景観を守る決断をしてくださったこと、頭が下がる思い。


このまちにはまだまだご紹介したい場所があるので、
シリーズは続きます。


なお、センジュ出版がお世話になった方々のこと含め丁寧に触れてくださった、ソトコトさんの取材。ご一読いただけたら。


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#265 /365

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