100人いたら100通りの健康がある
こんにちは!
シニアのための身体作り実践講座の英知です。
本日は「100人いたら100通りの健康がある」です。
誰もが健康でいたいと思い、自身の健康に気をつけている方も多いと思います。
皆さんにとっての健康とはどのようなものでしょうか?
WHOでは、健康を以下のように定義しています。
「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。(日本WHO協会訳)」
この定義を見てどのように感じましたか?
この定義において、私は二つの重要なポイントがあると考えます。
ひとつ目は、「病気でない」ということだけが健康であることの条件ではないということ。
風邪を引いていないとか、内科的疾患や外科的疾患がないとか、健康診断の数値で異常値がないとか
このようなことだけでは『健康』とは言えないということです。
これに加えて、「肉体的・精神的・社会的に満たされた状態」ということが『健康』であるとことです。
ちなみに、「病気でない」ということが健康であることの基本(必要条件)になるわけではないとも私は考えています。
何事もそうですが、完璧である必要はありません。
どんなに気をつけていても体調を崩す時はあります。
もちろん、疾患が特にないということは望ましいことではありますが、まったく疾患がないということが最も重要なわけではないと考えます。
そして、ふたつ目は、「満たされた状態」ということ。
これは個人の感覚になります。
例えば、同じような肉体的な状態だったとしても、Aさんは満たされていると思い、Bさんは満たされていないと思うかもしれません。
同じ状態でありながら、一人は健康でもう一人は健康でないということになります。
精神的な状態、社会的な状態においても同様です。
つまり、100人いたら100通りの健康があるということです。
大切なことは「自分がどうありたいか?」「どのような心身の状態でいることを望むのか?」ということであり、まずはそのことをできるだけ具体的にすることだと考えます。
「健康とは〇〇である」という決まった状態はないということです。
実際に私は多くの方に健康に関するアドバイスをしていますが、お一人お一人の望む状態を常に意識するように気をつけています。
その人にとっての望む状態を無視したアドバイスは場合によっては押しつけになってしまうと思うからです。
まずは、自分が望む健康をイメージしつつ、できるだけその状態あるいは近い状態を維持できる、またはその状態を目指していけたらよいのではないでしょうか?
あくまでも「自分がどうありたいか?」「その心身の状態が本当に自分を満たしてくれるか?」ということ大切にして考えてみてください。
体力の低下や体の不調、健康に関わることで気になることがあれば、気軽にご相談ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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