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吉祥寺 レトロ喫茶店巡りと丸メンチ 武蔵野珈琲店 茶房 武蔵野文庫 さとう 小ざさ 春木屋

吉祥寺といえば住みたい街ランキングで常に上位に位置するエリア。
人気のアパレル、サンロードなど商店街や飲食店が充実しており井の頭公園をはじめ緑豊かな自然環境も人気。

昭和の面影を残す愛されて90余年のいせや、ハーモニカ横丁など飲み屋街も充実しています。

私の世代にとって吉祥寺のイメージは中村雅俊主演の「俺たちの旅」
カースケ、オメダ、グズ六の3人の人間模様に大きく影響を受けました。
井の頭公園駅とガード下が懐かしい。

学生に人気のこの街には古くからのレトロな喫茶店も点在しておりオシャレなお店がたくさんあります。
今回は井の頭公園側と東急百貨店側でそれぞれ1件づつ巡りましょう。

また、吉祥寺と言えば小ざさの羊羹と、さとうの丸メンチは外せないので併せてご紹介。個人的趣味で春木屋のラーメンも。

吉祥寺 武蔵野珈琲店

40年の歴史を誇る「武蔵野珈琲店」はマルイ横の通りを井の頭公園に向かって徒歩3分。いつも通行人でにぎわっている通り沿いの2Fにあります。
おすすめは素敵な上質のカップで味わうウインナコーヒー。

そして、ここ武蔵野珈琲店は芥川賞を受賞された又吉さんの「火花」にも登場しています。

「武蔵野珈琲店」という看板が眼に入った時には、雨粒は激しく路面に弾かれていたので、僕達は迷わず階段を昇り店の扉をひいた。
薄暗い店内にいくつか置かれた照明が、温もりのある灯りで白い壁を照らしていた。
静かにクラシックが流れていて、先程までの馬鹿騒ぎが夢のように感じられた。
窓際の席に着くと、小走りで駅の方角へ走っていく人達が見えた。
~中略~
喫茶店を出る時に、マスターが、「これしかないのですが、返さなくていいので」と言って、一本のビニール傘をくれた。

神谷さんは一本しかない傘をくれたマスターの優しさに感動していた。

火花 p29より

主人公の徳永は先輩芸人神谷さんと井の頭公園から雨に降られて流れてきます。ここ武蔵野珈琲店での二人の会話は純真な神谷さんの人柄や価値観が分かる後半に通じる大切なシーン。
共感至上主義の奴達って気持ち悪いやん?などと二人の会話が続きます。

窓側の席で、神谷と同じように一番高価なブルーマウンテンとチーズケーキを注文して「火花」を読む、聖地巡礼の方には最高の楽しみ方かも。

手作りプリン 500円 ウインナコーヒー 700円

吉祥寺 茶房 武蔵野文庫

東急百貨店の近く、趣のある木の看板が目印の「茶房武蔵野文庫」。
この地で30年以上地元に愛されている憩いのスポットで店内もウッディーな作りが落ち着きます。
かって早稲田大学近くにあった茶房早稲田文庫が閉店となり、メンバーだった日下さんが引き継いだお店。

吉祥寺グルメ 小ざさ さとう 春木屋

小ざさ

吉祥寺と言えば「小ざさ」、「小ざさ」といえば羊羹。
マスコミで取り上げられることも多く誰もが知っているお店で、早朝から並んで引換券をもらう行列ができるお店としても有名。職人さんの手練りで作られる羊羹ですから朝から並んで手に入れたい気持ちもわかります。
1日150本、50名限定の貴重品。

最中 バラ袋入り 5個 390円 小豆3 白あん2

さとう

元祖丸メンチカツで有名な「さとう」、2階はステーキハウス「さとう」、国産牛が自慢のお肉屋さんです。
ディナーは諭吉が軽く飛んでしまいますが、ランチは私でも手が届くおまかせステーキ御膳があります。

丸メンチ 250円 コロッケ 160円 牛カツ 240円

春木屋 吉祥寺店

東京ラーメンといえば醤油味が代表。その一翼を担う荻窪ラーメンの雄「春木屋」。「丸福」「丸信」と並び荻窪ラーメン御三家。
私の10年先輩、創業73年の春木屋さんは荻窪中華そば、ラーメンとは呼びません。

ワンタン麺 1,250円

☆☆☆ 詳しくはブログ⇩をご覧いただければ幸いです。


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