メイクの魔法

マンネリ化しやすい"自分メイクの概念"を一旦ぶっ壊してみる。

マスクの刺激による肌荒れに、季節の変わり目の影響で肌の状態は揺らぐ。
さらにマスクが必須な生活で、どうしたってアイメイクが主役な今。リップメイク好きなわたしにとって唇が目立たないメイクに物足りなさを感じる。

気になることはいろいろあるけれど、この状況は仕方のないことだからと視点を切り替えてみよう。

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決まり切った方法なんてつまらない。わたしはやっぱり刺激を求める。

アイメイクが主役なのだったら、アイメイクのバリエーションを増やしてしまえばいい！顔の半分のメイクアップを存分に楽しんでしまえばいい！

そんなわけで最近はこれまでしたことのない色合わせ、アイシャドウののせ方、アイライナーの引き方などいろいろ試すことにはまっている。

マスクをするから…と目力を求めがちだったけれど、いっそのことアイライナーをやめてアイシャドウの締め色も使わずに抜け感を楽しんでみるとか。マスカラの主張を和らげて、色遊びを楽しむとか。

新しい自分に出逢う。これが本当に楽しくて、まるで毎日が冒険のよう。
朝から新鮮な気分になれると一日の機嫌まで変わるから面白い。
「今日はすっごく良い感じのメイクに仕上げられた！」なんて思うと幸せな気持ちが湧いてくる。単純なんだけど、自分の機嫌を自分で取るのには最高の手段だと思うの。

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この間、ちょっとハードに活動しすぎて珍しくぐったり疲れ気味だった日。
帰宅して鏡を見ると、そこにはまつ毛のカールがキレイにキープされた自分がいて。

マスクもしていて湿度もすごい気候の中で「まつ毛のカールが下がってない！！！」って妙にテンション上がってしまった。そうそう。この日はまつげメイクがすごく上手くいって、きれいな扇状まつ毛に朝からご機嫌だったんだ。忙しくてそんなことも忘れてしまっていた。疲れが吹き飛んだなんて言ったら大袈裟だけれど、疲れたけど頑張った〜！くらいには回復して。気が付けば疲労感は意識の問題でガラッと変わり、充実感で満たされていた。

メイクの魔法、すごい。

こういう気持ちが日常に欠かせないものなのかなぁなんて、そのときふと思った。
幸せな感情は自分で引っ張ってくる。自分の機嫌は自分で取る。
わたしはそのためにも、わたしのためのメイクを楽しむ。

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ビューティーエッセイ｜Chiharu｜note

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