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才能へ一目惚れ


才能溢れる"凄い人"が多く存在する中で、その凄さに直面し圧倒され、時折息ができなくなる。
人の良い部分を見つけ感じる上で、自分とのギャップに悲観せずそれをむしろ力に変えていくために。


才能に直面


SNSで簡単に人の思考に触れることができる時代。憧れを抱くことも蹴落とすことも、プラスもマイナスも、そこには"人の気持ち"が渦巻いている。

わたしは人の気持ちに敏感で共鳴性が高いために負の感情に触れることがとても苦手だ。だからSNSには良い面があると分かってはいても上手に行き渡ることが難しく、これまでは一定の距離を保ってきた。

けれど思い切って踏み込んでみたこのnoteの世界には、他とは違った印象を抱く。まず、負の感情がとても少ないと感じる。穏やかな空気が漂い、お互いが個性を尊重し合い、人が生き生きとしている。優しい空間。だからわたしも無理せず楽しくこの世界に浸ることができている。

そして、そんなプラス面が飛躍しているからなのか「書くことが好き」という同じ思いから集まっているからなのか理由は分からないけれど、
"とんでもない才能"を持っている人が大勢、至る所にごろごろと溢れかえっていることに驚く。


自分とのギャップ


noteで出会ったわたしの好きな人たちには全員に、素敵な個性や才能を感じている。
モノを見る視点が違う、表現力が違う、心の内の繊細さが違う…言い出したらキリがないし、それもまた人それぞれの個性だから何が良くて何が悪いなんてない。全部の個性が素敵だ。まだ出会っていない才能の持ち主もたくさんいるだろう。

noteを始めなければ知り得なかった人の思考に簡単に触れることができ、簡単にメッセージのやりとりができる。好きな言葉や考えに心を揺さぶられたとき、相手に直接「スキ」を伝えられる。

自分とは全く違う考えに触れると、まるで一目惚れした感覚に陥る。
誰かに合わせたような似通った思考より、個々それぞれの特性が好きなのだ。

わたしは人の良いところを見つけるのが得意だ。
他の人がなかなか気が付かない誰かの優しさや、その人にしか持ち得ない個性、とびきり輝く部分を瞬時に感じ取れることはわたしの長所とさえ思っている。


けれど同時に、人の良いところがはっきりと目に見えすぎて、それがダイレクトに心に響き過ぎて、自分とのギャップに"やられる"ことがある。

眩しい才能が圧倒的過ぎて、息ができなくなる。自分がとてもちっぽけな人間に思えて「自分とは?」と自問自答する。目の当たりにする才能に、努力だけでは到底たどり着けないことを察知してしまうのだ。

自分の長所が、自分への武器となる瞬間である。


神様からの愛


日頃ネガティブな思考を1ミリも持ち合わせていないわたしは根っからの前向き人間である。だからマイナスな気持ちに侵されることはない。すぐに前向き思考に塗り替えられ、わたしにしかないわたしの個性を見つめ、自分を励ます。そしてまた前へ進む。

ただ、ふとしたときに本来の自分とは真逆であるマイナス方向へ、"ぐわんっ"と心を持っていかれそうになってしまうのだ。

多くの溢れる才能に直面し圧倒されたとき、「自分には無理だ」と後ろを向くことは容易にできる。けれどそれでは悲しいではないか。わたしもそこに近づきたいと力を振り絞り、成長を加速させ、自分なりに突き進むしか前向きな道はない。そうでなければ絶望の果てにひとり、ただ素晴らしい才能を傍観するしかなくなってしまう。


そんな葛藤を抱える中、先日初めて「note編集部お気に入りマガジン」に記事を取り上げていただいた。

興奮冷めやらぬまま立て続けに翌日、「note編集部おすすめ」に掲載していただき、泣くかと思った。

この大きな世界から見れば些細なことなのかもしれない。なんと大袈裟なと思うかもしれない。
けれどわたしの胸には神様からの愛が突き刺さる。

才能が溢れ返る中、それらに圧倒されながらもただがむしゃらに書いていた。それを、このまま思うように突き進んでいいのだと認めてもらえた気がした。続けることを応援してもらえた気がしたのだ。


伝えたいこと


わたしには伝えたいことがある。

ファッションで女性を幸せにしたい。ライフスタイルも含め、もっと幸せになるべき人が多く存在することを知っている。コンプレックスや悩みを抱えながら生きる中で、過去のわたしがファッションに救われたように、輝く女性を一人でも多く増やしたい。

だから例え、圧倒的な才能に触れ自分の力が到底及ばないと感じたのだとしても、マイナスな気持ちに持っていかれそうになろうとも、必ず立ち上がり伝えていきたい。

わたしにはわたしの良さがあるのだと、自分で自分を好きでいることもやめたくない。それは自身の個性を大切にすることにもつながるのだ。


多くの溢れる才能に触れたとき。
自分を悲観せず、自分の頭にはない新鮮な考えをたくさん吸収すればいい。どんなものも自分を高める糧にしていきたい。

一目惚れの先には、前向きな気持ちが待っている。






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https://twitter.com/senhare_artlife


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