【人生の岐路】23歳大学生、アイデンティティの不確立により路頭に迷う

はじめまして。今年24歳になる大学生の千切り大根と申します。3年遅れで21歳になる年に大学に入学し、現在大学3年生です。
大学に入るまでの3年の間は浪人生（半年）→フリーター（半年）→語学学校（1年）→フリーター（半年）→コロナのため留学をやめ浪人生part2（半年）と過ごしてきました。

大学2年生だった去年の秋に大学に行けなくなり、母に連れられ初めて受診した精神科で慢性的な適応障害という診断を受けました。
適応障害の原因は頑固なプライドによって生じた劣等感、その劣等感によって生じた偏屈な自尊心にあると感じています。
思い返せば高校受験、大学受験、編入試験の全てで理想を追い求めて失敗を重ね、頑固な性分により生じた3年のブランクによって自尊心がへし折れ、さらに自尊心が傷つけられるのを恐れて周囲との交流を避け孤立した状態でした。まるで山月記の李朝のように破滅の道へと進んでいました。

そんな悲しきモンスターと化した私も通院とカウンセリングを続け、不安定になりながらもなんとか3年生から挽回して後2年頑張ろうと奮起していました。
そして4月になり、新学期が始まり先週から授業が始まったのですが、大学に行けなかったのです。意気込んでいた自分は何処へ行ったのでしょう。
今年度は取り損ねた単位を取得して就活も始めようと考えていたのも一変、最初から躓いた自分に失望し絶望に打ちひしがれ酷い抑うつ状態になってしまいました。
そしてもう今の大学に通うことはできないと思い、退学することを決めました。しかし退学の申請期限が過ぎていたため前期では退学することができず、履修登録した授業をすべて取りやめるというお金を無駄にする行為を行いました。mental disorder心は荒れ模様です。

「私は何をしたいのか」「どのような生き方をしたいのか」改めて自分に問いかけますが明確な答えは未だに出てきません。
他人と比較するのもよくないことは分かりますが、同級生は社会に出て自立している人が多いのに対して自分は未だに大人になり得ておらず、数年前から何も成長していないように感じます。然るべき時期にアイデンティティの確立ができなかったように感じます。
私はどのように生きていけばいいでしょう。これから自我を目覚めさせることはできるのでしょうか。