会社員であるからこそ副業などに挑戦すべき時代がやってきている！

この先、おそらく起業家や会社員といった境目が曖昧になってくるだろうと想像されます。

会社員であっても会社を経営している人、もしくは起業家といっても雇われの身に近い働き方をしている人といった具合に、単純に起業家・会社員という一言で表せない働き方が増えていくと思われます。

いずれにしてもこれからの会社員は、つぎの理由から、会社員で「副業・複業をできない」という選択肢はほぼないと個人的には考えています。

・副業解禁の加速の流れ
・低リスクで挑戦できる環境
・コロナ禍のテレワーク普及の恩恵

では、くわしくみていきましょう。

副業解禁の加速の流れ

近年、社員の副業を認める会社が増えています。その背景の1つには、終身雇用制の限界があると考えます。

終身雇用制とは、会社が定年まで社員の面倒をみる制度です。そして、それとセットになっているが、年功序列型の給与制度です。

この給与制度は、年齢や勤続年数で給与が上がっていく仕組みです。社員側は年齢で給与が上がっていくので人生設計もしやすく安定した生活ができるわけです。

でもこれは会社側にとっては、人件費の調整ができないというデメリットとなります。終身雇用という安心感の中では、努力を怠り、パフォーマンスが低下する社員が往々にしてでてきます。もちろん優秀な社員であれば問題ないのですが、そういった社員は少数でしょう。人件費の高止まりが生じるわけです。

会社に体力があるうちは素晴らしい制度でしたが、今はその余力がない会社が増えています。副業が解禁されたということは、そういった一面があるといえます。

そして最近はコロナの影響も相まって、経営の先行きが見えない会社が増えています。そういった状況下において、副業を解禁する会社は今後さらに増加すると予測されます。

低リスクで挑戦できる環境

会社員の副業・複業は、給料という安定収入がある中で挑戦することができます。

起業であれば「収入がなくなる」というリスクを抱えることになりますが、副業・複業は別です。家族やお子さんを路頭に迷わす可能性は低いといえます。

そして最近は、SNSなどを始め、リーズナブルかつ簡易に使えるツールがか多く出ています。それら使えば、ホームページ作成、メルマガ発行、オンライン決済、マーケティングなど、自分でやることができてしまいます。

ですので、仮に失敗したとしても大きな痛手にはなりません。もちろん大きな借金をしたら話は別ですが、そういったリスクを負うことなくはじめられる環境が整っているのです。

安定収入がある中で、最小限のリスクで挑戦できる。ある意味、会社員でいることの最大のメリットといえます。

コロナ禍のテレワーク普及の恩恵

コロナにより、日本の会社の働き方改革が一気に進みました。その1つがテレワークです。緊急事態宣言が解除後も、継続してテレワークを推進している会社がほとんどではないかと思います。

テレワーク普及による恩恵としていくつかありますが、1番は「時間の使い方」ではないでしょうか。

僕の場合、具体的には

・通勤時間がなくなった
・出張の移動時間がなくなった
・クライアントとの打合せ時間が短くなった
・会議時間が短くなった
・そもそも余計な会議がなくなった
・接待や会食の時間がなくなった

その結果、自分でコントロールできる時間がかなり増えました。

僕はコロナ前は、月10回ぐらい全国に出張にいってました。1回の移動時間が往復4時間とした場合は、月40時間ほど浮くわけです。月の日数が約2日増えたと同じになります。

また自宅で仕事している時間は会社に見られていませんから、自分のパフォーマンスをあげれば、さらに時間はつくれます。

この恩恵は想像以上に大きいと考えます。おそらく、同じような恩恵を受けた方も多いのではないでしょうか。

このように会社員が副業・複業に挑戦できる環境は、今回のコロナの影響もあいまって、加速度的に整ってきているといえます。

まとめ

会社員で副業・複業をやらないという選択肢がなくなってきている理由
■副業解禁の加速の流れ
　→コロナの影響で、副業・複業OKの流れが加速すると予測
■低リスクで挑戦できる環境
　→安定収入がある中で、最小限のリスクで挑戦できる強み
■コロナ禍のテレワーク普及の恩恵
　→自分でコントロールできる時間の増加

仕事は生活の一部でしかありません。でも実際は、1日24時間のうち大部分を占めるのが仕事です。

であれば、自分らしい豊かな働き方をしたい！これが僕がずっと思ってきたことです。僕はまだ道半ばで挑戦中の身ですが、共感してもらえる方がいたらうれしいです。

またこのnoteが、これから副業・複業をはじめるかどうか悩まれている方の背中を少しでも押せたら幸いです。

いつも最後まで読んでいただきありがとうございます。

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