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近頃「風呂なし物件」が若者に”じわり”人気だそうで!

コロナ禍に突入するまでは、毎年春に必ず夫婦で1泊温泉旅行に出かけていました。広い湯舟に身をゆだねるのは至福の喜びであり、まさに心のデトックス!リフレッシュできて、また明日から仕事頑張ろう!という前向きな気持ちにもなれていました。

コロナのせいでその温泉旅行にも行けなくなり、昨年春はもう我慢の限界で「部屋付き露天風呂のある部屋食の宿」というのに限定して探し、久しぶりに温泉に浸かることができました。部屋付き露天が多少狭くても家のお風呂よりは広いし、自然の景色と共に温泉を堪能したものでした。

今朝の「グッド!モーニング」で取り上げられていましたが、近頃若者たちの間で「風呂なし物件」が人気があるそうで、なるほど納得しました。当然近場の銭湯に入りに行く生活を送っているわけですが、なぜ「風呂なし物件」に住んでいるのか?それぞれに様々な理由があると思いますが、

●風呂無し物件で浮いた家賃を貯蓄や投資に回せる
●風呂無し物件で浮いた家賃を自分磨きの勉強のために回せる
●銭湯で色んな人と話をする機会を得られる
●広い湯舟でじっくり考え事ができる
●単純に銭湯の湯舟が広くて気持ちがいい

などなど。

もちろん物件にもよると思いますが、「風呂付き物件」と「風呂なし物件」とでは家賃が倍くらい違うそうです。

ちなみに、独立洗面台の有無でも2~3万は家賃変わってきてしまうし、自分にとって何が必要なのかを今時の若者たちはしっかり見極めて物件を決めているのだなーと感じました。

「風呂なし物件」専門のサイトを運営している方がおっしゃっていましたが、経済的に苦しいからそういう物件を選んでいるわけではなくて、好奇心からあえて選択している若者が多いそうです。

確かに、新宿・渋谷と言った超都会でも「風呂なし物件」ならば結構安く借りられたりする掘り出し物件があったりしますからねー。

昭和感満載の築50年ほどの古い物件のガラス窓の模様をある若者は楽しんでいたり、実家から送ってもらった”どてら”を着て、毛布にくるまりながらこたつに入って真冬の寒さをやり過ごすこと自体を楽しんでいる若者もいたり・・・。みんな「風呂なし物件ライフ」を満喫している様子でした。

昨今電気・ガスの高騰や設備の老朽化を受けて残念ながら維持できなくなって潰れてしまう銭湯も増えているけれど、それでも複数の銭湯が近場にある区も東京にはあったりするようですし、冬場の寒さ、夏場の暑さを我慢できれば日々の「銭湯ライフ」もそれなりに楽しめるものなのかもしれません。

こんなことを書いていたら、また温泉に行きたくなってきました(笑)!

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