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活動記録3日目「ブラジルでVCをされている方から情報収集」

朝8時半に起床。高崎駅から新前橋駅に向かう。

群馬県鑑識科学センターに伺い、ワーキングホリデービザ申請時に必要な「無犯罪証明書」を受け取らなくてはいけない。

ここで、ワーキングホリデービザ申請時に必要な書類を紹介する。


1,有効な旅券。
2,必要事項がすべてスペイン語または英語で正しく記入された査証申請書
証明写真2枚。
3,警察による無犯罪証明書
4,アルゼンチンへ行くフライトの予約確認票
5,英語表記の預金残高証明書(最低残高は2,500米ドル相当)と(所持していれば)クレジットカードおもて面のコピー。
6,アルゼンチンへの入国日から12ヶ月以上を契約期間とする海外旅行保険証書または契約内容を確認できる書類(最低補償額3万米ドル相当、入院費用及び死亡時の遺体搬送費用の補償が明記されていること、)。
7,ワーキングホリデー制度を利用する動機を記載する当館あてのレター

https://ejapo.cancilleria.gob.ar/ja/node/1498
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これらを揃えたうえでアルゼンチン大使館に提出する必要がある。

そして今回、(3)の無犯罪証明書を獲得。

一番の課題となっているのが(5)の預金残高証明書。2.500$なので、日本円にして35~40万程の預金が必要となる。

しかし現在10万円ほどしか口座に入っていない。出国の1ヵ月半前には申請を出したい為、12/15までに40万貯めたいと考えている。

間に合わなかったら、最悪頭下げて借りるしかない。情けないが。


群馬県鑑識科学センター。


今回、事前にビラを5枚ほど印刷。というのも、鑑識科学センターの職員さんに配ろうと考えていた為だ。


1ヵ月前、事前に申請書を提出しに来た際対応してくれた職員さんが、自分の活動に大分興味を持ってくれていた。

毎年200人くらいの方が書類発行の為に訪れるらしいのだが、アルゼンチンに行く人(且つサッカーで)は非常に珍しいとの事。
また、サッカー観戦が好きらしく指紋を取られながら大分盛り上がっていた。

今日その方を通して職員さん方に知ってもらおうと考えた。しかし、残念ながら対応してくれたのは違う方だった。

渡そうとも思ったのだが、中々掴み所が無く、サッカー絶対に興味なさそうな方だったので渡さずに書類だけ受け取って帰ってきた。


無犯罪証明書獲得。開封厳禁。


帰りの電車、渡さなかった事を少々後悔。

仕事中の方に渡すのって失礼だよな、けどそんなこと言ってたら集まらないよな、このさじ加減非常に難しいな。



そんなことを考えているうち、新宿に到着。


実は13時から、「Incubate Fund(VC) Brazil」を設立された大村マウリシオさんとお会いする事になっていた。

【VC】:未上場の新興企業(ベンチャー企業)に出資して株式を取得し、将来的にその企業が株式を公開(上場)した際に株式を売却し、大きな値上がり益の獲得を目指す投資会社や投資ファンドのことを指す。

きっかけは1か月ほど前。大学の授業で出会ったIncubate Fundの清水さんに「来年アルゼンチンにサッカーをしに行く。副目的として、アルゼンチン含む南米経済の実態やスタートアップ界隈の現状も知りたい」とお伝えしたところ、大村さんを紹介していただいた。アルゼンチンではないが、同じ南米という事で貴重な情報を得られると思い、お会いした。


現在ブラジルでは起業する人も増えており、フィンテックなどの分野でスタートアップ業界は盛り上がっているとの事。

国でおそらく一番利益を出している企業(日本で言うトヨタ)はペトロブラスという天然ガス、石油製品を扱う会社らしい(半官半民)。また、国の3割くらいが農業関連の企業らしく、日本とは全く違う。

ブラジルのGDPランキングは11位/成長率は104位。
日本のGDPランキングは3位/成長率は169位。
アルゼンチンのGDPランキングは23位/成長率は27位。
(2021年ver.)

https://www.globalnote.jp/post-1409.html

一方で国内貧富の差(相対的貧困率)は日本より大きい。
歴史上、中南米は西洋資本主義社会の影響を大きく受けており、国内貧富の差は依然大きな社会課題として残り続けている。

アルゼンチンの実態は実際に行ってみないと解らないが、少なからず共通点はあるだろう。

特に歴史的背景と貧困、そして幸福度の関係性に関しては、現場のリアルを伝えていきたいと強く思った。

他にも多く貴重な情報をいただくことができた。是非一度ブラジルにも行ってみたところである。

別れ際、大村さんにもビラを一枚渡させていただいた。

繋いでくれた清水さん、お話してくれた大村さん、誠にありがとうございます。




18時からは大学近くのイタリアンにて、片山さんから招待していただいたオフィス開設パーティーに参加。

片山さんは、起業家養成講座で出会った。自分が起業家の方に質問をした際、「来年アルゼンチンにサッカーしに行く」というフレーズを入れた所、授業後に声をかけてくれた。

ビジネス界隈で「アルゼンチンにサッカー」というフレーズは異質で結構受けが良い。


しかし、今日参加されていた方は理工学部、修士・博士の方が多く、半導体や脳科学、遺伝学を研究されている方々。アルゼンチン担当の生方は流石に度を越えた場違いかと思われた。

ただしかし、これがまた面白い。

私は高1から「後天的な努力で人間の才能に抗う」を主題としてサッカーに取り組んできたため、「遺伝」というジャンルには死ぬ程思考を巡らせてきた(経験ベースだが)。なので、遺伝に関するかなり深い科学的知見を有していた方の話は非常に興味深かった。


また、サッカー好きな方はどの業界にも意外と存在し、興味を持ってくださる。

中には、去年早稲田ア式がICCと行った「サッカー交流」の活動に参加していた方もいて、偶然の再開に話は盛り上がる。彼も来年から場所を決めずに海外に行くそう。

参加していた10人程にビラを配り。宇宙工学を専門にされている方から個人的に出資していただいた。本当にありがとうございます。写真の彼は、半導体の研究にアスリート並のパワーで取り組んでおり、話に共感する点が多々あった。




世界は広い。人間は興味深い。多くを学べた一日だった。



片山さん、本当にありがとうございました。






ここまで読んでいただき誠にありがとうございました。

今回リリースしてから、「アルゼンチンに知り合いがいるから聞いてみようか?」や、「こういう手段もあるかも!」など、多くの方から協力のメッセージをいただいております。本当に嬉しいです。

改めまして、もし個人協賛していただける方がいらっしゃいましたら以下のフォームから、何卒宜しくお願い致します。

備考欄の所には、最近悩んでいる事を書いていただいても良いです。自分なりの視点からご回答させていただく事も出来ます(毎年この時期になると、数件程インスタやTwitterを通して受験生からの相談が来たりします。)

また、南米に事業拡大を考えていて、現地の生きた情報を求めている企業様などがいらっしゃいましたらご連絡お待ちしております。学生起業家の方も是非。
SNSアカウントorメール(seinacasillas0817@icloud.com)

インスタやTwitterでの拡散も是非宜しくお願い致します。


本当にありがとうございました。

明日からの発信も、見て頂けたら幸いです。

昨日から3人新たに支援してくれ、計23人の方に支援していただいております。昨年インターンでお世話になった方、小学校のチームメイト、今日初めて会った方。こんな生方に、本当にありがとうございます。

目標金額まで後82万6千円



登場された方々には許可を取っております。ご助力いただき誠にありがとうございます。

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