見出し画像

モーニングノートを見返して驚いた

詳細は省くが、この2週間、いろんなことがあって気分が落ち込んでいた。

落ち込んでは浮上し、また落ち込んでの2週間。
しかし今日、不意にその間のアナログノートを見返してみたら、以前は想像もしなかったような自分がいたのだ。

―――単純に驚いたというのが率直な感想だった。

モーニングノートを書いたり、朝活をする数年前までの自分は、感情や気持ちをアナログに記録したことはない。
「嫌な経験や、嫌な事続きの現実を生きる」のに必死だったからだ。
「嫌なことの連続が未来」なら、「嫌な現実の今」を必死に記録しても”ネガティブ情報”の蓄積だけしか残らないと思っていた。

ところが、ここ数ヶ月の絶好調な気分からどん底に落とされたライフイベントの変遷をたどるノートを見てみると、ものすごく周囲の情報を吸い取って記録していたことに驚く。

例えば、上司がモラハラパワハラ発言で自分を貶めた日のノートには
・「Xで見た心を整理できる言葉たち
”他人を貶めようとする人は、他人を批判することで自己防衛を行っている。自己肯定感を高めようとしている承認欲求の塊だ。自分を高める努力で忙しい人なら批判する暇はないだろう”
・「劣等感が強い人は穴埋めをする。他者を貶め自我を保とうと必死な人だ。他人を攻撃して自分を守ることに必死で、劣等感を克服しようとする勇気のない卑劣な人」
・「人は、人間として生きていて魂と肉体、心、存在、誰にも脅かされない生まれながらにして尊い命のある存在。貶められていいだけの生まれながらの罪を背負うことなどない。自分のために幸福を追求するための努力をしよう」
「他人を下げるな、自分を上げよう」
など様々な、ニュースやエッセイで見聞きした事、自分なりに考えた内容や気持ちをありありと書いていた。

その日その時の、自分自身の感情、気持ちがあふれていたのだ。
不安や苦痛に対処しようと戦っている自分が、過去ノートの中にいた。

物事を記録し、後に振り返ると「そうか、あの時はこんな気持ちだったのか。こうやって考えて、前に進もうとしていたんだな」という発見があった。

忘れてはいけないもの、忘れても思い出すために書いたもの。
これらの言葉のたくさんが、私の宝になっていくのだと実感した。
嫌なこともある人生だけど、立ち直るために、前に進むためにこれからも続けていこうと思う。

#最近の学び


この記事が参加している募集

#最近の学び

181,718件

#今こんな気分

75,900件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?