概要 股関節の遠隔整体を受けられたクライアントO様の右足首の滑液包炎の痛みが、脚長差の改善に伴い、少しずつ減少してきているという嬉しいご報告を頂きました。 自己矯正を始めてひと月あまりの変化 Oさんは右足が長く、鼠径ヘルニア、過去には膝の損傷、そしてこの足首の滑液包炎と、すべての主訴が長い脚側である右半身に出ています。 自己矯正を続けられてひと月あまりで、写真のように脚長差がかなり揃ってきています。 矯正動作主体の無理のない自己矯正を行われているだけですが、このように
概要 二年近く前に股関節の遠隔整体を受けられたM様は、その時の主訴は全て消失された後も、身体を酷使した時に出る肩関節の不具合に不安感を抱えていましたが、自己矯正を続けられ矯正スクワットのやり方を見直す事で、この所、酷使しても痛みが出なくなりました。 又、それに関連する好転反応が起きてきています。 これまでに改善された症状 二年程前 遠隔矯正を受けられる前、Mさんはたくさんの主訴を抱えていました。 臼蓋形成不全で、股関節タイプは左足の長い両股関節内旋〔L2〕ですが、順調
概要 鼠径ヘルニアの方とあらゆる身体的トレーニング、その明暗を大きく分けるにも関わらず、完全に見落とされている根本的な事柄について、 後半で、具体的にマシンピラティスを続けられる中で鼠径ヘルニアを発症し、短期間で鶏卵大という大きさになったというクライアントO様の例をとり、鼠径ヘルニアと脚長差との関係についてご説明しています。 鼠径ヘルニアの方は、やはり腹圧のかかる運動は禁忌 鼠径ヘルニアになった方にとって、運動やスポーツで身体を鍛える事はどういった意味があるでしょう
概要 先天性股関節脱臼の方の歩行困難が、当方で独自にお教えしている腰枕を実践することで改善され、短期間で愛犬の散歩ができるまでに改善されました。 腰枕と言えば一般的には、お臍の下当たりを中心に腰に枕を入れるものですが、この腰枕は、両股関節内旋の方々に脚長差や外転度を鑑みた上でこちらでお教えしている自己矯正法のひとつで、磯谷式力学療法で行っている腰枕とは、方法と目的が異なるものとなります。 歩行困難、異様なまでの反り腰 先天性股関節脱臼のクライアントK様は、ひと月程
概要 鼠径ヘルニアを患ったクライアントO様の遠隔での股関節の矯正を行いました。 数日に分けて行った矯正スクワット(全40回前後)後、身体のゆがみがだいぶ改善されました。 長い脚側に出た鶏卵大の鼠径ヘルニア Oさんは去年の春位に、右側の鼠径部に膨らみがでるようになり、その後肥大し現在では鶏卵大という大きさになっています。 病院で、このまま経過を見るか手術、という選択肢を提示されているご状況という事で、ご本人としては手術は避けたいと言う事です。 送って頂いた写真からは、
『healing』という言葉は、全体という意味のギリシア語のホロス(λος, holos)に由来し、holosを語源とする言葉には、全体論と訳されるholistic、holismがあり、派生語として、holy(神聖な)、health(健康な)、hale(強壮な)などがあります。 『整体』という言葉も、中国語では全体、総体、全体観を意味しています。中医学での「整体」は、人間の身体を一つの統一的な有機体と捉えたもので、“整体観” などのような概念のようなものだということです。
磯谷公義氏について 賞どころか弾圧 『私はノーベル賞をいくつもらっても足りない。』磯谷式力学療法の創始者である磯谷公良氏は、生前、ご自身の著書でこのようなことを述べておられます。 『ノーベル賞はひとつの発見に対してひとつの賞をもらうのだが、私の股関節転位の原理の発見は、あらゆる症状の改善に繋がる』接骨院を継いで仕事をされていた氏は、昭和27年、京都医師会から「医業類似行為」と糾弾され2年の営業停止を余儀なくされたそうです。 その他様々な罵倒や弾圧があり、先祖伝来の土
概要 前回、両股関節が内旋している鼠径ヘルニアの方のひとつの典型的パターンについて書きました。 鼠径ヘルニアと股関節 今回は、この股関節タイプの矯正をする過程で、鼠径ヘルニアの方が陥りやすい状態を、実際の施術例でご説明したいと思います。 これを読むと、鼠径ヘルニアをご自身で治そうとする時、是が非でも押さえておくべき大切な要素について知る事ができますし、又、ご自身を悩ませている鼠径部の膨らみについて、これまでにない判断や幾ばくかの洞察が生まれる事と思います。 症例1 右
概要 両股関節内旋の鼠径ヘルニアの方のひとつの典型的パターンについて、書いています。 脚長差を縮める事で改善される鼠径ヘルニア 心身の土台である股関節から骨盤を整える事で、鼠径ヘルニアの症状は改善させることができます。 適応症(ある薬や療法によって、その治療の効果が期待できる病気や症状)という言葉がありますが、鼠径ヘルニアは正に股関節矯正の適応症と言えるでしょう。実は、股関節矯正は身体のゆがみの元から正す根本療法であるが故に、あらゆる疾患は股関節矯正の適応症と言えるの
概要 ペインクリニックや整体院に通われても、未だ改善されない首・肩・背中の根深い痛みに、長く患ってきた交感神経過剰との相関を感じ、焦燥感を覚えているクライアントの方の遠隔整体一回目の施術記録です。 たった数回の股関節を矯正するスクワットで、身体が解かれたように歩きやすくなり、首・肩・背中の常にビーンと張りつめていた痛みがようやく和らぎました。これまで何をしても改善されなかった部分ですが、股関節矯正で良くなる実感を、今確かに感じ取られたようです。 主訴とこれまでの経緯
心疾患を患った方から股関節を脱臼したという連絡が入る 数か月前、旧知のクライアントの女性から突然の連絡がありました。 『右の股関節を脱臼して歩くことができない』と言うのです。 ここ最近は私は、理由があり遠隔による矯正や自己整体の指導を軸にしていていて股関節の施術をお休みしているのですが、この時ばかりは、即座に施術の段取りに入りました。この人が過去に心疾患を患い大変な手術を受けていたからです。(うっ血性心不全、大動脈弁閉鎖不全症を患い、人工弁に置き換える手術) 私が現在