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自己犠牲からではなく自己愛から平和な世界を創る


前回の黄体期の話『女性性特有の強さは、変質、変容させる力。我慢することではない。』の続き。

↓先にこの記事を読んでからの方がわかりやすいです。(他の記事も全部読んでくれたら繋がってて更にわかりやすいのですが。)


◎我慢するとは?

・感じていても手放さないこと。

・感じないようにする(感じていないフリをする)こと。

・同じことが繰り返されるのをわかってる状況に留まらさせること。

月経が始まると目に見えて経血が出てるので、「今日は生理なので・・・」と、まだ我慢せずに自分の辛さを表現しやすい。

一方、月経前の不調は目に見えないことから、つい我慢しがち。目にみえないことを伝えて理解してもらうには、コミュ力、伝える技術がいりますもんね。自分さえ我慢したらいいとか、遠慮とか、事なかれ主義とかもある。

でもこの時期は、自分自身が意識的に我慢していることはもちろんのこと、無意識に受け容れてしまっていることを意識上にあげてみるのもいい機会なのです。

◎そもそも「なぜ我慢するのか?」:

・それは社会が求めていることと真逆だから?

・社会の目線から見てみっともないから?

・我慢すると周りが平穏にいくから?

・その社会って男性性優位の社会じゃない?

・都合のいい女になってない?

・社会が求めるものに自分をフィットさせようとしてない?

・恐れ?

・自己卑下じゃない?

その理由と我慢することに自己一致感があるか、そして心底自分が納得しているかどうかが大事。

◎我慢を解放できなかったらどうなるか?

外に向かって出ようとするNOと言いたいエネルギーに蓋をすると、その出れなかったエネルギーが逆流し矛先が自分に向かう。行き場をなくし、慢性的に溜め込んだ状態は、やっぱりPMSやストレス性の心身の不調を起こす。

理性は権力や損得になびきやすく、思考によって体に我慢させることが多いと思います。でも我慢の癖がつくと感覚が麻痺してくる。そして変わらない体調不良、ずっと我慢しないといけない理由、NOと言えない状況が続く。。。

自分で選択できるのに、今後の人生もずっとそれでいいの?ってことですよね。

『当たり前に捉えていた状況に疑問をもつ  → 変えれないと思っていた状況を変えれる力があることを思い出す → その力を行動のために使う』

私は結構、世間体を気にしたり、自分を殺してでも場の平和を守るところがあるので、毅然とNOを言えない時があります。でも女性の体の仕組みを勉強したことによって、『自分の中に存在している力強いパワー』や、『私たちの体の機能は社会に左右されるものではない』ことを思い出すことができました。

NOなことやキャパオーバーなことを受け容れることを意図的に止めることができれば、そこには自己愛が注がれる。自己犠牲からではなく自己愛から始まる平和な世界を創っていきたい。

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