体の本来のリズムを邪魔しない生き方
黄体期(生理前の時期)に心身の不調が著しい場合、その原因は、
体のリズムに合っていないライフスタイルをとっている
というのが大きい。
まるで春夏秋冬のように1か月の中で体温もホルモンも膣内もこんなに変化する。
春夏秋冬、服も食べるものも暮らし方も違うように、
この自分の中の内なる季節のサイクルに合わせたライフスタイルをとるということを私はオススメしています。
こんな感じで↓
卵胞期=春
排卵期=夏
黄体期=秋
月経期=冬
では、内なる秋(黄体期)の暮らし方って?
◎黄体期は、エストロゲンレベルの急低下に伴い、セロトニンという精神を安定させたり満腹感を与える作用のある脳内分泌物が減少する。
◎膣の中がこんなに変わっているのだから、感じ方が変わるのも当然。
◎受精から着床までには1週間ほどかかり、体は大切な受精卵を守るため、外交的に外に出て行くより、内にこもっていたい気持ちが高まる。大切なものを守るためにストレスにも敏感になって気づきやすい。
など、
そういうことを知っていると、「生理前だから・・・」と諦めと我慢で過ごしたり、社会的に喜ばれるような排卵期や卵胞期の陽な雰囲気と違う内向きな自分を責めたりせず、体の変化に抵抗せず、流れにサレンダーするだけでいいってわかる。
必要なプロセスだから。
春夏のような外に向かっていくようなエネルギーの使い方をする暮らしは向いてはいない。
ついつい生産性を追い求めてしまう男性性強めの女性も、自分の女性のリズムを大切に、この時期は、ライフスタイルをスローダウンする許しを自分に与えてほしいです。
無理してがんばるって、絶対続かない。
サスティナブルじゃないですよね。
女性には男性にはない女性のリズムがある。男性性優位で作られた社会に合せて暮らすのは体に合っていない。
冬に向かってスローダウンし、生産性より今幸せに感じることを積極的にしていいんだと許してください。
わたしは自分の内なる季節を大切にする生き方に変えて、とっても自然体で生きれるようになりました。
とにかく自分への安心感と信頼感があります。
秋が来て、冬が来て、次は春が来るというのを、わかっているという安心感。
体のわたしにやっと理解してもらえたという安心感。
体をもってこのことを知っているという信頼感。
だから、今のこの状態を良し悪しで判断することがない。
ただただ体が見せてくれるものに出会って経験していくというだけ。
マインドで体をコントロールするのではなく、マインドが体に教えを乞う。
自分のリズム(サイクル・波)を大切にするだけ。
自分のリズムを大切にできるのは自分だけ。
いただいたサポート費はクリエイターの活動費として使わせて頂き、より良い作品を提供することで、循環させていきたいです。