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21歳になって変わること

あと1時間で21歳になる。
僕は、20歳になるまでお酒は飲まないと決めて、実際に1年前の20歳になった瞬間に人生で初めてお酒を飲んだ。お酒を飲んだら大人になってしまう気がするという理由でそう決めていた。20歳になってお酒を飲むようになってからは、大人になったという自覚のもと生活してきた。

※20歳になるまでお酒を飲まなかった理由については、↓このノートで描いてます。

正直なところ、20歳から21歳になると言われても、19歳から20歳になる時ほど大きな気持ちの変化は無い。でも、自分の置かれた状況を考えると歳を取っていくことの悲しさというか虚しさというのを早くも感じている。1年前の僕は、大学2年生。今僕は大学3年生で、誕生日の明日は2月15日。3月から始まろうとしているのは、就活の本選考である。これが、大きく変わることの1つで、19歳から20歳になる時と異なることである。

※19歳から20歳になる時に描いたnote↓は以下

大学4年生になる21歳は、学生で居られる最後の年になる。就活も、学生生活も絶対に後悔しないようにしなければいけない。この後悔しないように生きるという点については、中学生の頃から変わらない。

※後悔しないように生きることについては↓このnoteで描いています。

制服が着れなくなってしまうこと、免許をとって車を運転すること、アルバイトをして働くこと、お酒を飲むこと。僕は今まで、こーいったことから大人になってしまうと考えていた。でも、21歳になって振り返れば、もっと大人に近づいてしまうことがあった。就職したら自由が減ってしまうだろう。あと一年で大学生生活が終わる。大学4年生は、自由でいられる最後の歳になる可能性が高い。というか、就職したら間違いなくそうなる。大学4年生は就活、卒論と大変なことが沢山ある。それでも、就職して働くこととは、何かが大きく違う気がする。大人になるという本当の意味がきっと僕の中で見えてはいるけど、まだ見えないふりをしている。

人生の見えないプレッシャーに追われている状況は、19歳から20歳になる時もあった。でも恐ろしさがあの時とは違う。21歳になった僕は、心の底から「どうしよう」と悩んでいて、いまだに答えが見つけられていない。きっと、21歳になって就活というこのイベントに参加することは、これから先の人生を大きく変えてしまうことだから。より一層、現実味を増してしまった大人になるという事実。まだ子供という仮面をつけていられるけど、その仮面が付けられなくなる日がもうそこまで来ている。

終)

写真提供→Zero Kanzaki

よみうりらんど

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