Neon/新社会人ライター@いいね返し

怪獣ノたそがれ。Neon #22歳#24卒 #新社会人ライター 今しか書けない自分だけ…

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怪獣ノたそがれ。Neon #22歳#24卒 #新社会人ライター 今しか書けない自分だけの記事を書いています。 ※考えは少しずつ変わるかもしれません。

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最近の記事

【作例あり】FUJIFILM X-T5で撮った写真

【Photography First】このカメラのコンセプトだ。 まさに写真ファースト。 そんなカメラで撮った写真を紹介。 (撮って出しの無加工) 使ってみて1ヶ月。率直な感想としては、 高画素機最高!手ぶれ補正◎ フィルムシュミレーション楽しい!!! というところだろうか。そもそも僕がX-T5を購入した決め手は、見た目。とにかくかっこいいのだ。それに、シャッタースピードやISO感度をアナログ的に変えられるのが、何よりも楽しい。(慣れるまでには時間がかかる)慣れるまでは、

    • 【短編小説】君が残した愛の形

      「またいつかねー!」 そういえば、そう言って手を振り合った日から6年が経っていた。 【松野明美 告別式】と書かれた看板の前から足が進まない。ビニールに包まれた彼女の名前に、雨が滴る。まるで明美も泣いているかのようだ。明美は、大学の帰り道にトラックに轢かれて死んだらしい。詳しいことは何も知らない。 実家が近く、小中学校は毎日一緒に通っていた明美とは、高校入学時に離れた。明美は、いつもテストで100点を取って学級委員長を務めるような優等生。対して僕は、0点ばかり取る帰宅部の劣

      • 社会人4ヶ月目で、人生初の救急車に乗った話

        「見えなかったですか?」 全身の痛みに気づく前に、僕の口からそう溢れた。自転車に乗っていた僕に車で体当たりしてきた運転手は、慌ててドアを開けるなり「全く見えなかった」と魂の抜けた声で呟いた。その顔が余りにも情けなくて、無情にも口角が上がった。 まっすぐ自転車を漕いでいた。そこへ僕から見て左手のコンビニへ入ろうとした車が、僕に気づかずに、正面から自転車の右側へ突っ込んだ。深夜22時の出来事だ。 大きく息を吸って、吐き捨てるかのようにため息を吐いた。辺りを見渡せば、跨っていた

        • 社会人1ヶ月目で、鬱病の薬を飲むことになった話

          社会人になって1ヶ月が経った5月、人生で初めて精神科に行った。病院嫌いな自分が、1人で病院に行くということに対して「大人になったなぁ」なんて思いながら、重たい足を進めた。病院の先生は優しかった。でも診察代は高かった。話は聞いてくれたけど、なぜだか大嫌いな注射もされたし、話しただけで根本的には何も変わってはいない。 別に薬が欲しかった訳ではないが、薬を飲むように勧められた。優柔不断な僕は、半ば流されるままに、薬を飲んでみることにした。まあ、(病んで)死ぬくらいなら薬でも飲んで

        【作例あり】FUJIFILM X-T5で撮った写真

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        • 子供から大人になるということ
          7本
        • MV作品
          4本
        • 出会いと別れ
          4本
        • キュンキュンしよ。
          4本
        • 人気の記事をまとめました。
          5本
        • ボク物語
          0本

        記事

          死ぬまでに言い続けたい3つの言葉

          僕の人生において、言葉は重要な役割を果たしてきた。振り返れば、感謝や謝罪、愛の表現などの言葉が、他者とどのように関わるかを決定づけてきたのだと思う。僕の人生では、死ぬまでに言い続けたい言葉として、「ありがとう」「ごめんね」「好き」の3つの言葉を掲げている。この3つの言葉は、それぞれが持つ深い意味と力によって、僕の人間関係や自己成長に大きな影響を与えてきたと思う。それに、これからも必ず影響を与えてくる言葉であることに間違いない。そんな、僕の死ぬまで言い続けたい大好きな言葉を、3

          死ぬまでに言い続けたい3つの言葉

          コロナ直撃大学生が、社会人になって1ヶ月。率直な感想

          「1番かわいそうな世代」 と、 言われ続けた大学生活もいつの間にか終わっていた。高校の卒業式が無く、大学スタート時に緊急事態宣言を受けた24卒の僕は、4月から社会人になった。 「社会人になったら時間が無い」と多くの大人は口を揃えて言うし、「またコロナが流行ったらどこへも行けない」と思い、大学生時代は、沢山旅行に行った。後で後悔しないようにと、大学生のうちに、やりたいことは一通りやった。それから、社会人になってちょうど1ヶ月が経過したが、率直な感想としては、 「確かに時間

          コロナ直撃大学生が、社会人になって1ヶ月。率直な感想

          あの頃の自分に言いたい一言

          毎週土曜日の朝、大好きな長靴を履いて、お気に入りの三輪車で遠出するのが楽しみだった。まだ幼稚園児だった僕、父と兄貴の3人。自転車で30分、電車で2駅行ったところで、貨物列車の入れ替え作業が行われていた。それを見るためだけに、毎週土曜日は早起きしてペダルを漕いだ。 家中にプラレールを敷いたり、幼稚園児ながらNゲージにまで手を出すくらい、小さい頃から電車が好きだった。そういえば切符も毎回持ち帰っていたし、電車に乗る時はいつも1番前で、運転席を眺めていた。やっぱり、大きな電気機関

          あの頃の自分に言いたい一言

          生きていて疑問に思うこと

           ずっと、違う世界への旅をしているようだ。地球という住む場所はみんな一緒だが、住んでいる世界観は人それぞれ違う。真面目に勉強をして、真っ当に生きている人もいれば、誰かに金をたかり誰かの労力の結果、今を生きている人もいる。それを悪いことと言っているのではなくて、全員が違う世界観で生きているということを伝えたい。「みんな違ってみんないい」なんて言葉があるように、全ての人は何かが違う。似ている人は居ても、同じ人なんてどこにも居ない。  ふと、死ぬまでに地球で生きる全ての人に会うこ

          生きていて疑問に思うこと

          親友へ向けて作った曲

          制作秘話今回は、親友が「俺は今から死ぬ」と電話で伝えてきた日に書いた詩を曲にした。恐らくこの一本の動画を創るのに半年ほどかかった。勿論、作曲が一番時間がかかる。その次に動画だ。動画は、北海道、神奈川、東京、山梨、千葉、熱海、沖縄と様々な場所で撮影した。この為に撮った風景はなくて、今まで撮った動画を選別し、止まらずに流れ続ける人生を表現した。 「今から死ぬ」と言われた時に、実際に感じたことは、止める手立てが少なすぎること。住んでいる場所が離れていればどうしようもない。「死なな

          「一番かわいそうな世代」と言われた大学生活を振り返る。

          「一番可哀想な世代」  コロナ禍でそう言われ続けた僕は、現在21歳の大学4年生。昨日、学生時代最後の学園祭が終わってしまった。 振り返れば  大学生になってからしっかりと学園祭を味わったのは去年と合わせて2回目だ。確かに、ドキドキワクワクしながらドン底に落とされたスタートだったから、可哀想な世代なのは間違いないとは思う。  学園祭といえば、みんなで屋台をしたりステージでパフォーマンスをしてその場の主人公になれるイメージだが、僕は妄想で終わってしまった。 そもそも

          「一番かわいそうな世代」と言われた大学生活を振り返る。

          内定式に参加して感じた「生きる為の大きな壁」

          大人になりたくない。  そんなことを僕はいつも吐き捨てるようにnoteに書き残してきた。20歳になると大人になる気がしたから20歳になるその瞬間までお酒を飲まなかった。アルバイトも免許もなるべくその瞬間が遅くなるようにしていた。そんな日も、もう懐かしい。  振り返れば20歳になることが、僕の中での大人になる瞬間で間違いなかったと思う。お酒を飲むようになってから人付き合いも大きく変わった。アルバイトもバーテンダーが出来るようになった。そのお陰で出会えた人も沢山いる。ただ、そ

          内定式に参加して感じた「生きる為の大きな壁」

          親友が死んだ日

          結論を言えば、物理的には死んでいない。ただ、将来を諦め、才能を諦め、明日を生きることを諦めたことがある僕には分かった。 親友の彼が「俺は今から死ぬ」と言ったその日、彼の心は死んだ。体は生きていても、心は死んだ。それだけのことであり、それだけのことでもある。本気で死のうと思った時点で、人の心は一度死ぬ。その後、体を破壊するのかしないのかは別として。 もう数ヶ月も前の話だ。21歳の大学4年生である僕の、1番関わり深い親友から電話がかかってきた。まだ日付も跨いでいない頃。 「

          誰の為に生きてんだ?

          これは、僕がとある親友によく言うセリフだ。 親の敷いたレールの上を走り続け、誰かの言うことを聞き続けているその人を僕が見て、自然に出て来た言葉。 僕は、申し訳無さもあるが、生きたいように生きてきた。親にも沢山、反抗した。 人に都合の良いようには使われない。 そして基本、人の言うことは聞かない。何事もメリットでありデメリットであるから人の言うことを聞かないことで問題になることも、過去を振り返れば山ほどある。でも、21年間生きて来た中での後悔は、他の人に比べたら圧倒的に少な

          大人になったと思う

          ああ、ついにこんな題名をつけてしまった。最近、こう思うことが増えたから、そろそろ書こうと思っていた。今、2泊3日の北海道旅行の帰り、船の甲板でこれを書いている。 9月2日の入道雲は、まだ夏だと言うことをニコニコしながら教えてくれているようにも見える。昔から入道雲の形は殆ど変わらなくて羨ましい。 さて、今回の北海道旅行は、僕が幼い頃に家族で行ったホテルに行くのが目標だった。 もう、何歳の頃かは覚えていない。ただ、あの頃の記憶が少しばかり、映像ではなく写真として記憶に残って

          後悔しない人生を歩むという考え方について

          「死にたい」と本気で願った日から、今日までずっと、"いつ死んでも後悔しないように生きる"という考えの元に過ごしてきた。 やりたい やめたい 行きたい 帰りたい 撮りたい 創りたい 逃げたい という自分の欲求を第一に優先して生きてきた。その人生の道中、「こいつは自己中だ」と僕から離れて行った人もいるし、そう直接言ってきた人もいた。それでも、すぐに死にたくなってしまう性格の僕は、どうせ死ぬなら生きたいように生きて、それが原因で人に嫌われても関係ないと思っている。寧ろそーゆー人

          後悔しない人生を歩むという考え方について

          【小説】死神の名付け親MV

           #オリジナル曲 #自作曲 #物語   「死ねばいい。死ねばいい。死ねばいい。」  いつからだろう。こんな憎悪に満ち溢れた言葉が、私の部活帰りに唱える恒例呪文になってしまったのは。高校生活は、私が想像していたものではなかった。なんて言ったって、キラキラしていない。 「田舎の女子校なんてそんなものよ」と母は言うが、それだけ。私のことなんて何も考えていない。だから、みんなが持ってる携帯電話も、私だけ持っていない。そのせいで私はいつも一人。学校の行き帰りはもちろん、5つ隣の駅前

          【小説】死神の名付け親MV