京都府内の石造物⑬:文殊三角五輪塔

名称:文殊三角五輪塔

伝承など:なし

所在地:京都府宮津市文殊


天橋立近くの桜山前の踏切の北側に、珍しい形の五輪塔が建っている。

火輪の平面が三角形になっている五輪塔で、この形式は東大寺復興に尽力した俊乗房重源が好んで作製したものとされているが(代表例として、重源の墓とされる奈良市三笠霊園内にある東大寺伴墓の五輪塔など)、この五輪塔と重源の関係は不明である。

五輪塔の造立年代は鎌倉時代後期と考えられる。


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