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【3分で読める世界史】エリザベス1世の対スペイン戦略
前回は、イギリスの名君エリザベス1世の誕生と、その治世を見ていきました。
今回はエリザベス1世の対スペイン戦略のお話になります。
この記事を読めば、当時の強国スペインとの戦いの様子が分かります。
①イギリスとスペインの対立
スペイン王のフェリペ2世は、妻メアリ1世の死後、イギリスで次に即位したエリザベス1世に早速求婚します。
利用されることを嫌ったエリザベス1世は、これを拒否。
するとフェリペ2世はエリザベス1世の暗殺を計画。別の女王擁立を画策します。
それを知ったエリザベス1世は激怒。両者は対立するようになりました。
②公認の海賊
エリザベス1世はホーキンズやドレークに私掠特許状を与え、イギリス政府公認の海賊として、スペイン商戦を襲わせ、銀などを略奪させます。
さらにオランダのスペインからの独立を金銭面、兵力面から支援し、今度はフェリペ2世が激怒しました。
③アルマダの海戦
怒れるスペインは、ついに無敵艦隊をイギリスに送り込み、イギリスvsスペインの直接対決に(アルマダの海戦)。
下馬評ではスペイン有利と言われていましたが、ドレークの私拿捕船の活躍もあり、イギリスが勝利。
スペインはこの敗戦を機に、衰退の道を歩むことになりました。
終わりに
今回はイギリスの対スペイン戦略をお話させていただきました。
エリザベス1世、強いですね。
この後、スペインと対照的にイギリスは発展を続けます。
では、また次回!
参考文献
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