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”国際系” note まとめ

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This magazine curates notes relating to stuffs between globalness and localness.
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#旅行記

🇵🇱ポーランド・ワルシャワ🎹ショパン誕生の世界遺産旧市街🌍中世へタイムスリップ⏰

2020年にポーランドに行った。 日本・成田からポーランドまでは 直行便で15時間だ。 今はロシア上空を飛べないから アラスカ・アンカラ経由か イスタンブール経由などだろう! ポーランド面積は日本の5分の4 日本から九州・四国を引いた くらいの大きさだ。 国の人口3800万人 首都のワルシャワは180万人だ。 そして旧ソ連の面影が色濃く残る 建造物と近代的な建物が共存する。 びっくりしたのだが ワルシャワはとても綺麗だった。 ワルシャワ旧市街は中世の街並で 1

砂漠と死海の国ヨルダン、土地を奪い合う宿命の文明交錯地

聖書にも登場する古代人、アモン人が首都アンマンの語源となっている。 ここは、メソポタミアとエジプトという文明の発祥地にはさまれたド真ん中。 アッシリア、バビロニア、ペルシア、ギリシャ、ローマ、イスラム、と名だたる巨大国家によってめくるめく支配権が争われ、錯綜した歴史を歩んできた。 アモン人は、古代イスラエル王国を築いたヘブライ人と敵対していたが後に吸収された。今も昔も変わらぬ土地争いの宿命を感じさせる。 三宗教の聖地エルサレムはここから100kmほど西。 エルサレムまで

北欧の先住民「サーミ」の人々に会いに、最北端までサバイバルした話

私がサーミに興味を持ったのは、「朝鮮学校と何がちがうんだろう」というサーミの教育現場に対する興味からだった。 サーミの学校教育について詳しく記述されている分厚い本をメルカリで購入して読んでいたときに、サーミの教育においても、生徒数の減少が課題になっていたり、オンライン化や長期休みの間だけの教育もはじめているという取り組みを知ることになった。 朝鮮学校について知らない人のために書くと、朝鮮学校とは、日本の植民地支配によって日本に連れてこられた在日コリアン1世の人々の子孫たち

デザイン史マニアがヨーロッパ近代デザインの史跡を巡ってきた旅行記

先日、大学生の頃からずっと行きたかったヨーロッパに旅行してきました。ヨーロッパには、私の大好きなデザイン史において重要な史跡や、デザインミュージアムがあります。 最高の旅だったのでぜひご紹介したいのですが、私の1万字超えの興奮をよりお楽しみいただけるようデザイン史の語り、もとい布教から始めさせてください。 はじめに:デザイン史は人類の欲求の歴史デザインの歴史の起源とはなんでしょう?例えば縄文時代の衣服や石器はプロダクトデザインと言えるでしょうか。デザイン史の始まりは産業革

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世界のおみやげもの語り【🇩🇪ドイツ】

海外旅行のおみやげ海外旅行の旅先では、どんなものを買いますか? ・行く前から買おうと狙っていたもの ・職場の人へのおみやげ ・たまたま入ったお店で一目惚れしてしまったほにゃらら ・旅で出会った人にプレゼントされたもの など 今回は、これまで30ヶ国以上旅したわたしたちの思い出の品を紹介します。 ドイツのクリスマスマーケット巡り街に愛の歌 流れはじめたら〜♪ 人生で一度行ってみたかった、「クリスマスマーケット」。 2019年の12月、ドイツとザルツブルクのマーケットを巡り

花のモスクと、鏡のモスク【イラン旅行記2】

こんにちは!yukiです。 今日はイラン旅行記の2回目です。 とにかく沢山の“美”に出会ったイラン。 前回はケバブのお話だけでしたが、 今回から素敵な観光地も紹介していきますね。 楽しんでいただけますように! イランの春 イランに到着して、 ケバブで腹ごしらえしたところで、 シーラーズの中心部に向かいました。 バスに乗り、予約した宿に 近そうなところで下車します。 ・・・街が美しい! ゴミもない綺麗な歩道には、 新緑の街路樹が 木漏れ日を落としています。 街

世界一周をした祖父の話

僕の祖父はこつこつと貯めたお金で世界を飛び歩いていました。その記録がアルバムや旅行記として大量に残っています。出版した訳でもなく、特に知人に見せびらかす訳でもなく、単純に趣味として、言わば祖父の自己満足としてアルバムや旅行記を制作していました。 世界旅行記「私のヨーロッパとびある記」は文章、記録、写真、挿し絵、そして編集まで全て祖父の手作りの一冊です。この旅行記は僕にとって宝物であり、当時の祖父の生きた記録が鮮明に残されています。 祖父は世界旅行でオーストラリアやニュー

THAILAND : Phuket (JAN2023)

2023年はタイ南部プーケット島でゆったりとした年始を過ごした話と、 フィルムカメラでの記録です。 THAILAND : Phuket (JAN2023)昨年の春、世界的に新型コロナウィルスに対する様々な措置が緩和され始め、春過ぎ頃にはワクチン接収を念頭とした観光ビザでの渡航・滞在が解禁された国が多くありました。 昨年はシンガポールとマレーシアへ様子を見に行ってみたのですが、もう殆どコロナ蔓延前と変わらない印象があり、折角なので年始の休みを使ってプーケット旅行に友人と行っ

カザフのステップからビシュケクの道端へ/後編

 4時間ほど走り、キルギスとの国境付近のコルダイという小さな町まできた。ここで一度バスを降りて手荷物検査とパスポートコントロールを通過し、歩いてキルギスに入る。大きなゲートがあり、軍服を着た男たちが立っている横をアーチ型に囲われた通路を通る。建物の中に入り雑な手荷物検査を通過すると、その先の狭い部屋には行列ができていて、すし詰め状態だった。なかなか順番は回ってこないが、そこにいるいろんな顔の人間の中の一人として、ただ何者でもない、強いて言えば日本から来た日本人、としてそこにい

日本から出国できなかった話

みなさんは、海外旅行はお好きですか? コロナ禍になる前、私は海外旅行が好きで40ヶ国近い場所を訪れていました。社会人になっても、休暇を見つけては韓国やキューバに行っていた程でした。それだけに、もうそろそろ海外が恋しくなってきました。 さて、海外旅行にまつわる小話をひとつしようと思う。 海外旅行の醍醐味に「スタンプ」があります。パスポートに乱雑に押される、個性的なスタンプ。旅をした記憶が刻まれる瞬間には誰しも胸が踊らされることでしょう。しかし、そんな「スタンプ」の中にも哀

はじめての北海道最終日〜釧路散策とロシア語探しと釧路空港と全体のまとめ

1.朝食で鹿を食べる 2.和菓子屋さん 3.釧路駅前のロシア語探しとか 4.久しぶりの太平洋 5.タンチョウ飼育施設 6.釧路空港 7.全体のまとめ 7-1. 白樺のある風景と早い日没 7-2. 食べ物 7-3. 闇と町と静けさ 7-4. お土産選びに悩む幸せ 8.お礼 9.次のnoteのこと 1.朝食で鹿を食べる  初日の夜に鹿のスープカレーを目指して行って取り扱いが終わっていて残念に思っていました。今日の朝食に鹿肉のしぐれ煮がありました!  食感も味も牛肉に似ていて

山岳地帯でテント暮らしする流浪の民カシミールと一緒にテントを張らせてもらった

再びイスラム圏。 標高1700m、シュリナガル。 シュリナガルにあるダル湖の湖上には、ハウスボートと呼ばれる1200もの家屋が浮いている。 住居だけでなく、売店やレストランまである。 湖上に街が成立しているのだ。 旅行者用の宿も数多くあり、湖の上に泊まれる観光地としてにぎわっている。 商魂たくましすぎる客引きが次々に群がってきて、僕が泊まった宿の主もツアーに連れて行こうとしたり高額な土産物を買わせようとしたりで、気が休まらない。 カシミールは、パキスタンとの国境紛争

海外旅行記・中欧① ~チェコ1日目~

2019年3月24日から3月31日まで中欧に旅行へ行きました。大学時代の友人と2人で行きました。 チェコ ⇒ オーストリア ⇒ ハンガリー の3か国周遊ツアーを旅行会社で予約。ツアーには、ホテル、各国の移動きっぷ、往復の飛行機が付いてきました。 その3か国に行こうと思った理由は ・旅行会社の中欧3か国周遊ツアーが割安だったこと。 ・チェコの古い建物が見たい。 ・ハンガリーの刺繍などの布小物が見たい。 ・海外で「周遊」をしてみたい(具体的には電車に乗って国境を越えたりしたい)

【海外旅行記】早朝のテヘランで絶望したけどなんとかなった話

テヘランへ向かう深夜のバスの中で絶望していた。 財布とパスポートともに旅行中の三種の神器と呼ばれるケータイが、私の手の中で凍り付いたように動かなくなったのである。 その真っ暗な画面は、すっぴんで眼鏡の私の顔を映したまま何も言わない。光らない。鳴らない。 充電はされていたはず。全ての宿の予約はオンライン上で行ったし、航空券のチケットはEメールに添付されていたし、翻訳アプリも入れていたし、地図もダウンロードしてあったし、現地の友達や日本の家族とのやりとりにもケータイが必要な