海外不動産投資におすすめの国-4選-
投資家たちの間で注目され続けている海外不動産投資。
近年では、海外不動産投資を扱う不動産会社も増え、日本にいながらも様々な国の不動産投資ができるようになってきています。
選択肢は多く、どの国の不動産へ投資をしよう迷ってしまう人もいるかもしれません。
今回は「海外不動産投資初心者」でも、わかりやすくいくつかのポイントに着目し、海外不動産投資がしやすいおすすめの国を、4つご紹介していきます
海外不動産投資する際にチェックしたいポイント
まずは、海外不動産投資をする際にチェックしておきたいポイントをいくつかご紹介しておきます。
日本国内の投資物件選びとは、若干異なるポイントもございますので、しっかりと押さえておきましょう。
エリア選び
海外不動産投資では、「投資エリア選び」はとても重要です。
投資を行う国や地域によっては、人気のエリアでも数年後には価値が下がってしまうことも、海外不動産投資にはよくあることです。
投資先を選択する際には、その国の情勢などを把握し、国成長度もある程度予測していかなければなりません。
当然経済成長が見込めるエリアや、国の経済や情勢が安定しているエリアは人気となるため、不動産価値も下がりにくいです。
また、エリアによって物件の価格帯や需要、リスク要因、利益の出し方などの諸条件が違います。
国によっては、外国人の不動産所持に制限をかけている国もあるので、その点も含めて投資エリアについて把握し、選定する必要があります。
デベロッパーや不動産会社は信用できるものか
海外不動産投資の中でも、東南アジアのコンドミニアムはとても人気で、初心者にもおすすめの投資物件は沢山あります。
これらの物件は、デベロッパーと呼ばれる開発会社が、完成後の建物の値段を値引きして販売する、プリセール販売で購入することもできます。
建設前に購入した金額より、建設途中の段階から値上がりする建物も多く、より利益を見込みたい投資家たちは、プリセール販売を利用する人も多いでしょう。
日本の場合、建物が完成した後に支払いをしますが、プリセール販売の場合は、建物が完成する前に支払いを済ませなければなりません。
東南アジアの建物は、建設が遅れることや建物が完成しないうちに計画が中止になってしまうという物件も少なくありません。
その場合、支払い金額が全額戻ってこないという場合もございます。
しかし、有名なデベロッパーであれば、そのようなリスクも最小限に抑えることができます。
少し金額が高くても、有名デベロッパーの建物を選ぶようにしましょう。
賃貸管理の条件
海外で不動産を運用する際に、注意したいことの一つとして「賃貸管理」の条件です。
海外不動産投資の運用していくうちに、不動産の売買や、不動産を賃貸物件として貸し出すこともあります。
海外の不動産の契約や習慣は、日本と違うことも多いため、注意が必要です。
特に賃貸として貸し出す際は、海外の賃貸管理会社に対して日本国内の不動産業者と同じような対応を期待していると、上手くコミュニケーションがとれず、思わぬトラブルが発生してしまうこともあります。
また、賃貸管理会社の対応力が低いと投資不動産の入居率に大きく影響します。
海外不動産投資では賃貸管理会社を慎重に選ぶことも重要です。
海外不動産投資におすすめの国:フィリピン
フィリピンは、海外不動産投資初心者にもおすすめの国の一つです。
その理由として、下記のメリットがあります。
ポイント①人口増加の傾向にある
人口増加率の高いエリアに建設されている不動産は、人口の増加によって住宅需要も増すため、物件価格が値上がりする可能性が非常に高いと言われています。
フィリピンのように、若年人口が多いエリアは生産年齢人口も多いため、住宅の賃貸需要が拡大していきます。賃貸投資を期待できるのも、フィリピン不動産投資のメリットです。
また、人口密度が高いエリアも多く存在し、そのようなエリアで不動産物件は、入居の確率が上がります。
人口密度が高いエリアは賃貸需要が高く、継続的に利益を得ることが可能です。
一方で、コンドミニアムが大量に建設されているので、飽和状態のエリアも多数存在するので注意が必要です。
情報をしっかりと掴みながら、エリアを剪定してきましょう。
ポイント②外国税控除制度がある
海外の金融口座では、自動的情報交換制度(CRS)という制度が設けられており、日本の税務署では加盟国内にある日本人の口座情報を把握することができます。
しかし、フィリピンはCRSに加盟していません。
つまり、日本人の口座情報開示することは基本的にはありません。
海外で課税された税金に関しては、外国税額控除制度によって差し引かれることもないので、多くの資産を持つ投資家たちにとってはとても魅力的なポイントとなります。
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海外不動産投資におすすめの国:マレーシア
マレーシアは、海外不動産投資だけでなく、海外移住を志す人にも人気のエリアです。
首都のクアラルンプールをはじめ、高級コンドミニアムも多く建設されており、注目が集まっています。
ポイント①経済成長
海外不動産投資では人口増加率と経済成長率が高い国を選ぶことが重要です。マレーシアは、今後も若い人を中心に人口が増え、高い経済成長を期待出来る国ですので、投資先としても有望といえます。
ポイント②環境が整っている
マレーシアは非常に暮らしやすい国の一つです。
・1年中温暖な気候
・安価な物価
・安定した治安
・英語が通じる
世界各国の中でも、暮らしやすい国ランキング上位と言われるマレーシアでは、移住者も絶えないため、常に入居者に困らないというメリットもあります。
治安がいい国や地域は、価値が下がりにくいというところもポイントとしてあります。
海外不動産投資におすすめの国:タイ
タイでは、リゾート地などは特に、海外オーナーも多く、昔から不動産投資のエリアとしても人気です。
実際に、プーケットなどのエリアでは、10年前に比べると賃料も約2倍に跳ね上がりました。
コロナ禍では、避暑地として使用してた外国人オーナーたちは、格安で物件を手放す一方で、コロナ収束後の価格上昇を見込んで、投資目的の購入も増えています。
ポイント①税金コストが抑えられる
日本や他の国と比較すると、税金などにかかる下記コストが抑えられます。
・登記費用は物件評価額の2%
・印紙税は、物件評価額もしくは売買価格どちらかの高い方の0.5%
・家賃税は非課税
また、固定資産税や相続税もほとんどかからないので、実質無料といってもいいでしょう。
そして、タイの不動産は控除額も大きくなっており、これらの点から購入時の税金コストが安く抑えられます。
ポイント②最低価格基準が設けられていない
通常諸外国では、外国人が不動産購入する際に最低価格基準が設けられています。
しかし、タイではこの最低価格基準が、設けられていません。
不動産価格は物件によりますが、首都のバンコクにあるコンドミニアムでも、1000万円程度で購入可能なものも存在しており、初期費用を抑えたい人にとっては魅力的でしょう。
比較的少額での不動産投資が可能な一方で、外国人の土地の所有は認められていません。
物件を購入する際は、土地のオーナーについてもしっかりと把握しておく必要があります。
海外不動産投資におすすめの国:アメリカ
先進国であるアメリカは、海外不動産投資が盛んに行われている国の中でも、外国人に対する規制の変更が少ない点も人気のポイントです。
また、ハワイ島など日本から比較的に距離が近いエリアでも、不動産投資を行うことができます。
初めは投資目的で購入した物件も、後に自分で別荘として利用するというケースも少なくはありません。
ポイント①外国人投資家にとってリスクが低い
新興国の中には、外国人投資家に対する規制を設けている国も多いものです。
しかし、アメリカでは外国人投資家に対する規制が特にありません。外国人が土地を所有できない新興国も多い一方で、アメリカでは外国人も土地を所有可能です。
ポイント②先進国でありながら人口が増加している
先進国は、人口が減少が始まっている国も少なくはありません。
しかし、移民も多く受け入れているアメリカでは、現在も人口が増加中です。
世界に目を向けると、人口が減少している先進国は多いため、アメリカは人口増加を続ける希少な先進国と言えます。
人口が増加している国では、住宅需要が拡大するため、住宅価格の値上がりと賃貸需要の拡大を期待できます。
まとめ
いかがでしたか?
海外不動産投資は、国やエリアをしっかりと選定することができれば、思ったよりも簡単に始めることができます。
特に、東南アジア等の新興国の物件に投資する場合は、人口減少によって需要が低下する日本よりも安定した収入の確保が期待できます。
しかしデメリットも伴うため、リスク管理を徹底して臨むことが重要です。
今は投資型クラウドファンディングなども流行っており、海外不動産の物件やプロジェクトに、クラウドファンディングを通して投資することも可能です。
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