見出し画像

君たちはどんな世界を生きるのか?【第9回】『人』がいる仕事は海外へ、『人が不要』な仕事は普及!日本の未来(子ども)の仕事は何が残るのだろうか?|「勉強」が数十倍の価値を持ち始める未来がくる

第1回は ↓ から

前回(第8回)は、「未来(子どもたち)の仕事」が「技術=機械やAI」に奪われるということをお話して行きました。

①人口減少をさらに上回る勢いで「働く場所=企業が減っていく」
②技術を使い「仕事に『人』がいらない日本」をみんなで創り上げていっている最中

ここまででも十分に「脅威」なのですが…
まだ考える事はあります。

仕事には「資本集約型」と「労働集約型」の2つがある

産業はこの二つに分かれてると言われます。
小難しい言葉が出てきましたね。

ローランド風に言うと
「人」か?
「人以外か?」
の2択です。

「資本集約型」とは、「人以外のモノ」が行う仕事のことです。
前回のメインであった、「技術=機械、ロボット、AI」の仕事のことです。

これに対して「労働集約型」は、「人」が行う仕事のこと。
人でないと出来ないよというものです。


前回の話しは、日本国内は、「資本集約型」に流れるから人の仕事が無くなりるよと言う話でした。
でも、誤解はしないでください。

「労働集約型」の「人を使う仕事」というのはなくなりません。

これは間違いありません!
じゃあ大丈夫じゃないか!とはいかないのです…

「人」は全世界に「約82億人(2024年現在)」にいることを忘れてはいけません。

「作る時は安く!売る時は高く!」の原則を元に行きつく先は?

お仕事を考える時は、善悪を抜きにして「利益」を考えないといけません。
利益があるから、従業員に給料を出すことができるんです。
そして利益をだす原則はいつの時代も変わりません。

作る時は安く!売る時は高く!

その中には、「人件費」という「作る時の費用」を安くすることも入ります。
その結果起こったことは…

「人がいる=労働集約的」な仕事は、人件費が安い海外を使う!

授業で子ども達にも教えていること

この考え方の元、日本も含めた世界中の企業は、自国の人件費が高いという理由で、それに付随する技術も海外に送り「海外で物を作る」ということ進めてきました。

それが直近だと中国です。
中国は、海外から技術が勝手に入ってきて、それらを自分達でも使うようになり、産業は一気に発展しました。

最近ではその傾向が東南アジアにむかっています。
ベトナムとかミャンマーとかインドネシアの方が人件費がさらに安いということで、流れていっている状態です。

この流れは変わりません。

なんで流れが変わらない!と言えるのかを考えるには、この質問を自分で考えてみてください。

あなたは今の職場で同じ仕事で「自分の給料が20%」落ちてもいいですか?

私は嫌です。
きっとみんな嫌だと思います。

もしも日本全体で「YES」という日が来るなら、「日本」にも「労働集約的」な仕事も来ると思います。
まず来ないですが。

国内は「人以外」の仕事を増やし、「人」の仕事は海外へ…日本国内に残る仕事ってなんなのか?

日本国内は、「人が不要=人以外」の仕事を増やし、

人口減少による企業の減少と自動化の影響(前回)

「人が要る」仕事は海外へ、

そんな時代がさらに加速していき、

日本の未来(子ども)の仕事は何が残るのだろうか?

を一人ひとりが考える必要がある。
それが「人口減少」に歯止めが効かなくなった、日本の現状です。

「君たちはどんな時代を生きるのか?」の大きなテーマに戻ってきました。

今回はここまで。
企業を取り巻く、日本の厳しい環境の話は続きます。

ですがいう事は変わりません。

勉強は数十倍の価値を持ち始める

私はそう信じているし、予測しています。

読んだ方は、下の「♡」マーク、そして「フォロー」をどうぞ押してやってください!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?