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世界一周日記 #27|駆け抜けてベルリン

はじめに

前回の記事の続き。ベルリンでの行程を記載する。

世界の車窓から ~ドイツ編~

アムステルダムでは朝食を食べ損ね、11時過ぎにベルリンに到着するまで空腹に耐えなければいけないので、適度に睡眠をはさみつつ、車窓からの景色を楽しむ。

途中から、この旅始まって以降で一番の青空が広がる晴天になり、ハノーファーとかヴォルフスブルグといった、ブンデスリーガの日本人選手に馴染みのある都市を通過する。意外とどこも田舎っぽいんだなと思いつつ、時間を過ごす。工業地帯といった印象。

ベルリン中央駅に到着

なんだかんだあって、11時30分くらいにベルリン中央駅に到着。現代的な駅舎で、構内にはいくつもの売店・飲食店が入っている。まずは情報収集のためにインフォメーションセンターに向かって地図を手に入れ、構内のカフェでブランチのパンをいただき、ロッカーに荷物を預けて、駅の南側へと歩き出す。

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駅舎は外装もガラス張りを施した現代的なデザインで、それ以上に、駅の周辺が開けていて、環境都市とでもいえるような広い道路と緑地が広がる光景が印象的だった。

ベルリンのシンボルへ

まず向かう先はブランデンブルク門。といってもベルリンと言えば、という場所、しいてはドイツと言えば、いう場所が実はここくらいしか思い浮かばなかったため、もったいないかもしれないが、ベルリンがドイツ国内唯一の行き先となったのだ。

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広大な公園を通過し、交差点の先に見えてきた門を正面から写真に収める。そして、門をくぐった先は、というか内部から振り返った面が正面のようだったのだけれど、目抜き通りとも言える感じに道路の両脇に多くの店舗や出店が並んでいる。音楽を奏でる人、スマホのセルカ棒を売る人、4人で輪になってペダルを漕ぐ自転車を走らせる人など、観光客向けのサービスも様々。

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通りをそのまま進み、脇のベルリン聖堂やら美術館やら大学やらに目をやる。やがてシュプレー川に差し掛かる橋を渡ると、ベルリンテレビ塔のタワーの麓に到着。

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引き続き、『地球の歩き方』掲載の地図を参照に、かつてベルリンの壁があった場所、と記されている箇所まで向かうこととする。今でも何かしらの跡が残っているのかどうかを気にしながら、ちょっと道に迷いつつようやく到着し、地面上のレンガの線を確認する。

ぼちぼち、地下鉄でベルリン中央駅まで戻ることにし、地図にて一度乗り換えがあることを把握して地下鉄に乗り込んだのだが、乗り換えする駅までは到着したものの、そこから乗り換える先の路線のホームがどうにも見つからない。探した挙句に勘で乗り込むことにした電車は(なぜ勘で乗り込もうと思ったのか)、次の駅に止まった際にその駅名を確認すると、別の路線に乗ってしまったようである。

しぶしぶと、乗り換えを行った駅まで戻り、電車を待つ地元の人に場所を聞いてみたのだけれど、この人は英語が話せないようだったものの懸命に教えようとしてくれて「階段を上がったところにある」という返答してもらい、ドイツの人の温かさを感じた瞬間ではあった。でもやっぱり目的の路線は見つからず、しょうがないから自分の足で駅まで向かうことにする。

再度、ブランデンブルグ門の姿を拝んだ後、例のだだっ広い駅前の公園をダッシュで突っ切ってなんとか到着。荷物をロッカーから取り出し、電車に乗り込む。

わずか3~4時間の滞在となってしまったのだけど、引き続き、チェコの首都・プラハへと向かう。

今日の一曲

ほぼほぼ目抜き通りしか通らなかったということから。

椎名林檎とトータス松本 - 目抜き通り


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