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世界一周日記 #22|音楽の都・ウィーンを旅した記録

音楽の都・ウィーンを旅した記録。

街中を歩く

チェコ・プラハを出て4時間ほどの旅路を経て、ウィーン中央駅に到着したのは午後15:00くらい。綺麗な駅舎であったのが印象的で、駅構内ではモールが展開されていたりもした。

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街に繰り出して、ウィーン工科大学の売店を経由し、ホーフブルク王宮に向かう。そのままぶらぶらと街中を練り歩く。買い物客で賑わう様子は、なんだが銀座のようだと感じた記憶がある。

プラハと同様、街中の光景はどこを切り取っても絵になる。

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嘘みたいなウィーン名物

夕飯を食べたい場所はあらかじめ決めていて、『フィグルミュラー』というウィーンの老舗レストランにて、ウィーンの名物とされているヴィーナー・シュニッツェル、切り株大の大きさにスライスした豚肉の両面にパン粉を塗して焼いたものを注文する。

これが本当に、嘘みたいなサイズ。笑

お供に頼んだビールも改めて写真で見ると大きいサイズで、とはいえしばらくヨーロッパに滞在したうちに慣れてきてしまっていたのだけど、メインが出てきたときにその存在感(と栄養バランスの偏り)に驚いて、追加で野菜のミックスサラダも注文する、という流れだった。

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音楽の都・ウィーンでのコンサート

よく噛んで完食した後、満腹の満足感を抱えながら、ウィーン観光の目玉であるコンサートへと向かう。多少時間があったので、川沿いを少し遠回りして歩きながら、モーツァルト記念像の近くの公園内の会場に到着したのは、開演30分前の19:45ごろ。

クロークに荷物を預けていざ入場すると、想像していたホールとは違って、ワンフロアの前方にピアノと10席ほどの各演奏者の椅子が置いてある。それに対峙して、観客用の椅子はずらりと全150席くらい並んでいた。

案内に誘導されてランクC(43ユーロ)の後方の席につき、開始を待ちわびる。というか、スマホ持ち込みダメ、みたいな感じの掲示があったからクロークで一緒に預けてしまったのだけど、周りの人は全然気にせずに持ち込んでいる。

いざ演者が楽器を持って入場すると、バイオリンが二人、チェロとコントラバス、フルートとクラリネット、そして打楽器隊とピアノという構成で、ときおり曲の説明を挟みつつ、男女のオペラ歌手や男女のバレエダンサーとともコラボしての演目を行う。有名どこだと、アイネクライネ・ナハトムジークとか、ラデツキー行進曲とか、あと昔ピアノで弾いたことある曲もあったと思った。

2時間ほどの公演の途中で10分ほどの休憩を挟み、全10曲ほどを演奏したと思うけど、後半眠気に襲われながらも(ビールのせい)最後は3曲くらい連続でスタンディングオベーションを繰返し(なかなか最後の一曲にならなかった笑)、満足に包まれて終えたかと思いきや、いや、観客のマナーのひどいこと。

シャッター音丸出しでカメラを構えるし、それに対して注意をしない運営側の姿勢にも驚いてしまい、ちょっと残念な感想を抱いてしまった。まあ、そこまで格式ばったステージではなかったし、そういうもんなのかな。

公演終了後は駅に向かい、空いていたカフェで明日の朝食を購入し、23:25発の電車に乗り込む。そして、この旅で初となる夜行列車の行程にて、チューリッヒへと出発したのだった。

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今日の一曲

先行シングルのこの曲も収録されているアルバム『ワルツを踊れ Tanz Walzer』は、ウィーンで収録されたんだっけ。

くるり - ジュビリー

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