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世界一周日記 #4|ウユニでフットサルしたら高山病になった話。

はじめに

前回の記事でも少し触れたけど、おそらく旅行中の一番大きなトラブルについて記載する。

トラベルのトラブル

異国の地を旅する海外旅行であれば、トラブルはつきもの。世界一周旅行をしたのであれば、尚更いろんなトラブルに遭遇するものである。

でも最初に言っておくと、

・命の危険を感じたり
・スリや盗難などの犯罪の被害にあったり
・事故に巻き込まれたり

ということはなかったので、安心してほしい。早速、おそらく最大のトラブルであったであろう出来事を(楽しく)紹介する。

ウユニで盛大に高山病になる。

ウユニの街中を歩いていると、現地の少年たちがフットサルをしていたものだから、そこに混ざって一緒にプレーすることにしたんですよ。

小中高の12年間をサッカー部で過ごした身からすると、ウユニの少年には負けてらんないなーと思って気合が入り(これが間違い)、突然彼らに声をかけて、入れてもらうことにしたんですよ。

いざ入ってみると、華麗なまた抜きを決めたりして、少年たちからも拍手を受けるほどの上々の滑り出しを見せたんですよ。

だけど、しばらくすると。。。
「あれ、体が重いぞ?というか、息が苦しい。。??」
と感じるようになったんで・す・よ~、、、

そしたら、、そう!
これが高山病というものでした。
(あーい、とぅいま(以下略))

それもそのはず。Googleで「ウユニ 標高」と検索すると、3,663mと表示される。

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日本最高峰のあの富士山だって、3,776mである。それとほぼ同じ標高である。9合目くらいの標高である。

にもかかわらず、そこで無邪気にサッカーを始める日本人。いくらウユニに着いて2日目だとしても、体がそんなにすぐに空気の薄さに慣れるわけはなく、泣く泣く選手交代。。実際、5分くらいしかプレーしなかった(できなかった)のではないかと思う。

そのあと、引き続き街中を歩いていた時は、なんとなく体が重いな・だるいなというのが続くくらいだったのだけど、翌日、ウユニを旅立つために空港に向かったあたりからどうも頭が痛いし気持ち悪い。

宿の人だかに空港まで車で送ってもらったものの、飛行機を待つまでの間に、気持ち悪くなってトイレに籠る。そしてどうも熱が出てくる。

まあ、ここの描写を細かく書いてもしょうがないと思うのだけれど、このまま飛行機に乗れなかったらどうしよう、と不安になりながらなんとか乗り込み、ボリビアの首都ラパスに無事到着したのでした。

トラブルを乗り越えた経験も旅の醍醐味

うーん、「一番のトラブル」って言ったわりには、インパクトが薄いだろうか??笑

この時は、この旅行の中では限られた、友人と一緒にいたタイミングで、だから空港でトイレに籠ってるときには本当に助かった。

ラパスに着いてからも、ユースホステルにてチェックインを済ませると、ちょうど部屋に日本人女性がいて、そんな話をしたらバファリンだっただろうか、頭痛に効く薬をくれたことで、症状が和らいだかもしれない。

そんなトラブルを乗り越えた経験というのも、旅の大きな醍醐味だと思う。
旅の恥はかき捨て、という言葉もよくあったもんで、いろいろと人を頼ることも大事である。

その他にも、

・フランスで、乗り過ごしそうになった列車が動き出してしまい、駆け寄りながら手すりを掴んで(ハリー・ポッターのようなイメージ)乗務員にI'm sorryと叫んで飛び乗ったり、

・カイロの空港で、搭乗受付の際のパスポートを提示したらビザに文句をつけられて、なぜか裏の部屋に回されて、出国できないんじゃね?という空気になったり、

あと、自分のものではないけれども、

・マドリードのマヨール広場でパエリアを食べていたら、近くの席に座っていた日本人男性が、文字通り泡を吹いて倒れて椅子から落ち、お店の人が救急車を呼ぶのを助けたり、

といったことが大きなトラブルだっただろうか。
それぞれ、また詳しく書ければと思う。

今日の一曲

ウユニではその友人に迷惑をかけたなーという自省を込めて。
ユニコーン - 大迷惑


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