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ソーセージ”B-side Story"

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ロックバンド「ソーセージ」https://www.souseizi.com/ 2021年で活動9年目。2020年にN@音(20歳)を正式メンバーに迎えたものの世の中はコロナ禍で手…
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2021年6月の記事一覧

キセキのロックバンドのキセキ③ ソウ編

この連載コラムで紹介しているロックバンド「ソーセージ」は、年間250本ものライブをこなしながら全国を回り続け、魂の歌を届けてきた。 この本数のライブをこなしながら全国を回ることは、生半可な気持ちだけでできるものではない。 体力的なことはもちろん、見知らぬ各地のライブハウスでファンの心を掴まなければ、プロとしてバンド活動を継続することは難しいからだ。   彼らはそれを各地で実現しながら、東日本大震災の被災地の人を励ますために、儲けを度外視して音を届け続けてきた。 ロックバン

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑰サービス精神と反骨精神(5話) SEiZI/晴志

さて、前回の続き。 転校2日目の先生の仕打ちはトラウマにはなったものの、そんなもんでへこたれる俺ではなかった。 前回と同じ、また1から登ってゆくのさ。 親父は戦後満州から引き上げてきた家族の長男で、当時貧しくて、大学にも行くことができず、家族のために働くことを優先させ、電電公社に入社。 自分が働いて学費を稼ぎ、自分の弟を金沢大学に通わせた、そんな「根性」の人だ。 そんな親父だったので、とにかく勉強には厳しかったし、スポーツや勝負事も絶対に自分に負けるな!!と、わりと何事

ヒーローになりたかった少年の唄2021⑧

超簡単!!初心者の作詞、作曲法(ちょっとインチキ) このパンデミック騒ぎのステイホーム中に、みんなネットゲームをやったりネトフリの動画を見たり、色々やり尽くしてきたと思うけど、もう流石に期間が長すぎて飽きてきちゃったんじゃないかな?  そんな時、「フェンダー、新型コロナウイルスのパンデミックによって過去最高の売上の見込み!!」こんな記事がネットに踊っているのを見て、ある意味僕は嬉しかった。 https://nme-jp.com/news/93228/ そう、こういう時こそ

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑯サービス精神と反骨精神(4話) SEiZI/晴志

俗に言う世の中の「普通」そんなもんは「多数」って意味でしかない。 普通を語る普通の人たちには「マイノリティ」は「異常」にしか見えないだろうが、こちら側からすると「普通」=「異常」ではないが「小さな世界」にしか見えない。 「小さな世界で生きていくことがある意味幸せなのかもしれない」とさえ思う。 さて、前回の続きだ。 転校のプロとはいえ 怒涛の転校初日の次の日、俺は学校に行く。 なぜならあの当時「学校に行かない」という選択はなかったからだ。 正直、誰の顔もわからない。 方

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑮サービス精神と反骨精神(3話) SEiZI/晴志

前回までは東北での活動をメインに 「誰かのために一生懸命、何かをすることが、いい結果を出す」 ってことに特化して書いてきた。 でも今回はある意味、真逆の話。 わかってもらえないことを恨み、うまく行ってるやつを妬み 「今に見てろよ!!絶対に見返してやるからなぁ!!」 と、完全に自分中心の考え方が出させるパワーについて。 これが、「人のために何かやること」と同じくらい人のパワーを引き出すと思うのだ。 簡単に言えば「負けてたまるか!」の境地だよね。 転校を繰り返し、 初日に

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑭サービス精神と反骨精神(2話) SEiZI/晴志

前回は被災地だった東北への最初の演奏活動の日のことを書いた。 「サービス精神」=「人のために頑張ること」 それが「応援されること」につながるのではないのかな?と。 それが結果、俺たちを奮い立たせた。 俺たちは「北上音楽祭」として、時には「ソーセージ」として、3カ月に1度 最低でも年に4回は、必ず東北に通った。 福島県、宮城県、岩手県。 一カ所にボランティアに通う団体は多かったが 俺たちはミュージシャン団体なのでまさに「ツアー」的に各所を回った。 クリスマスには毎年「赤と

ヒーローになりたかった少年の唄2021⑦

猿人バーゴンと心霊写真とスプーン曲げの夜 小学生の頃テレビで大人気だった「水曜スペシャル」 川口浩探検隊が未開のジャングルに猿人バーゴンを探しにいったり、人喰いピラニアに指を噛まれたりする、実に子供にとって冒険心を掻き立てる番組で、僕はそういう系の番組が大好きだった。 その他にも、宜保愛子さんが心霊写真の写された現場に行くやつとか、ユリゲラーがスプーン曲げをするやつとか、UFOに攫われた人の告白だとか、そういうやつはほぼ欠かさず見てたんじゃないかな? この頃のそういう

子供のころ憧れた自分になる二十歳 自分史二話

だいぶご無沙汰しております直人ですm(_ _)m 前回の続き 前回の自分史でステージデビューを果たして そこから更に音楽に没頭する毎日だった ソーセージはツアーミュージシャンツアーで金沢に来ないと会えない でももっと見たい 親にねだって全国のいろんな会場に連れて行ってもらったりした 今でもめちゃめちゃ感謝している 小6初めてのソーセージライブ遠征 『ソーセージ結成1周年ライブ』が静岡の浜松で行われた。親に車で連れて行ってもらって、ライブハウスへは一人で参加、その間家族は車

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑬サービス精神と反骨精神(1話) SEiZI/晴志

自分史を書き始めて13話目。 まだ小学生から進んでいない(笑) 「自分史」 これは奥が深い。 掘り下げようと思えばどこまでも行けるし 面白おかしい部分だけピックアップするのも全然アリだと思う。 小学校で転校を何度も繰り返した挙句、また中学生「受験の時」に 俺はまた転校を余儀なくされるんだが、その話はまた後に取っておこう。 さて、今回書くのは 「サービス精神と反骨精神」について。 トップページの写真にあるように 「応援される方がいいか?応援されないほうがいいか?」 これ

ヒーローになりたかった少年の唄2021⑥

4ちゃんねるの夢「DTM」とか「DAW」とか今では言うけど、僕の子供時代には「MTR」だった。 これは、音楽の録音システムの話である。 今でも『〇〇歌ってみた』などの動画が人気だが、「DTMer」という言葉ができるずっと前は、「宅録」(自宅録音)と言われていた。 宅録の歴史は古く、パソコンが普及するはるか以前からアマチュアでもコツコツと自宅で録音をする音楽マニアたちがたくさんいた。 僕は「多重録音」ていうものがあることを中学生になってはじめて知った。 それまではバンド

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑫はじめてのLIVE鑑賞 SEiZI/晴志

今までも書いたが、音楽を聴いたり録音したりの経験は割と早熟だったが 生のプロのLIVEを見たのは俺はずいぶん遅い。 ましてや、生のバンドなんて、この世の一般人に存在するとは思ってもいなかった。 前にも書いたように、子供の頃過ごしたのは、 富山県小杉市、石川県金沢市、福井県敦賀市、福井県福井市 今でこそは、有名ミュージシャンもたまには?来てくれるようにはなった?のかな? 今から40年前なんて誰も来ないよね(笑) ましてや、TVだって、東京から2.3年は遅れるのは当然!!

ヒーローになりたかった少年の唄2021⑤

音楽、基礎の基礎 ウチはかなり貧乏ではあったけど、なぜか幼稚園の頃にカワイのエレクトーン教室に通っていたのを憶えている。 僕はその頃住んでいた家から結構離れた「安東幼稚園」という幼稚園にバスで通っていたが、家の近くにある「いけがや保育園」という、二つ下の弟が通っていた保育園にエレクトーンの先生がきて教えてもらっていたんだと思う。 記憶に間違いがなければ…。 小さな小川にかかった橋を渡って、保育園の入口に入っていくのが楽しみだった。 カワイの教室をなぜ保育園の中でやってい

子供の頃憧れた大人になる二十歳 ゲーム編

今回はゲームについて 小さい頃から今も変わらず とりあえずめちゃめちゃ大好き 実はゲーマーだ 表には一切出てないけど まずゲーム経歴から語ると 一番最初に買ってもらったのは、 Nintendo DSiからだった。みんな持ってたね アルプラザ平和堂って田舎のデパートでねだりまくって 買ってもらった記憶がある これが画期的なハードでDSでカメラが初めて標準搭載されたポータブルゲーム機だった ソフトは New SUPER MARIOBROTHERS と リズム天国ゴールド

風穴をあけろ!50歳まだヒットを狙うミュージシャンの軌跡⑪復活ライブ SEiZI/晴志

復活ライブツアーみんなありがとうございました!! ♪横浜Abeem 「ソーセージ」2デイズワンマンライブ 復活するならAbeemだと決めていた。 時短で7時半閉店でお酒もNGなライブ。 それでもみんなマナーを守って楽しんでくれた。 Bassの井戸ちゃん、ソーセージのメンバー二人に 演奏はすごく助けられた。 茜ちゃんが物販の用意してくれるだけでも、 すごく助かったし、直人もずっと運転ご苦労さまでした。 大木さん、またレイニーブルーやりましょうね! カズさん、スタッフのみ