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コンプレックス

放送作家の高須さんのTED。

○笑いには大きく2通り

共感と意外性

確かにモノマネ芸人って似すぎてても、全然似てなくても笑えないけど、雰囲気似てるだけでゲラゲラ笑えたりする。根本的には違うって認識しながらも共通部分を発見することで笑いが生まれるのかもしれない。
後、一生懸命さが笑えたりするような気がします。何かモノマネ芸人って変に大御所になってしまうと面白さが半減しちゃうって思います。余裕でやられるとなんか凄いってほうにいってしまいます。松村邦洋さんはその点ずっとおもしろいんですけど、それって一生懸命似せようとしているっていう熱意が関係しているような気がします。誰かに憧れてて、その人に近づけるように、一生懸命真似してみるって言う経験って誰でもあって、でも結局その人にはなれないっていう共感?があるのかな。モノマネって不思議。

意外性ではほっしゃん。の話。
ほっしゃん。の視点の意外性が面白い。意外性の笑いは「後々考えると面白い」ってことが多い気がします。それは客観的に見ることができるから。ホラー映画ってあり得ない状況を写し出しているから、撮っているときは現場で笑いが起こるって話を聞いたことがあります。でもシーンとシーンをつなぎ合わせて映画にするとめちゃめちゃ怖くてシリアスな仕上がりになるんですよね。怖いシーンの撮影の時に間抜けな携帯の着信音がなっちゃってふと我に返ってしまった出演者の笑いが止まらなくて撮影中止になったってエピソードを聞いたことがあるような…。

○コンプレックスを武器に。

私は高須さんの『全てはオチにむかうためのフリ』という言葉が大好きです。なんか嫌なことがあってもこの言葉でがんばれたり、先に進みたいって言う気持ちになれます。できが悪いことも武器にできる人は最高です。変化の時代に一歩踏み出す勇気をくれる言葉かもしれません。失敗は成功の『フリ』。また、失敗したことを『フリ』にできればその失敗は逆に成功ということになりますよね。思想として好きです。強い言葉です。

○人間は笑いを欲しているのか?

これは誰にもわからないことだと思いますが、少なくとも私は笑って過ごしたいという気持ちがあるので欲しているんだと思います。笑いと同じくらい理性も大切にしたいんですが、この二つはほぼ対局にあると私は考えています。笑いを欲する気持ちは自分だけの幸せ、理性は自分を律し人生全体を考えるためのもの、それぞれのバランスを大切にしなければならないのだと思います。

過ぎたるはおよばざるが如し。
人生は面白すぎても、面白くなさすぎてもよくない。そんなことを考える秋の夜長。


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