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答えのない問いに挑む

日本の
GDPは世界3位
健康寿命は世界2位
学習到達度(学ぶべき教科を学んでいる)ランキングは世界1位
教育総合ランキング世界6位


その一方で、、、、

日本の
幸福度は世界62位
社会的寛容度は世界92位
選択の自由度は世界64位
生涯学習率ランキング(先進国)は18位/18位


ぼくは2か月ほど前にこのランキングに出会いました。。。



このランキングを見たときに正直悲しくなりました。。。
日本は自然が豊かで四季を感じることができ、独自の文化を持つ誇り高き国です。勤勉でいて、謙虚な国民性だって世界に誇れるものです。そんな日本がぼくはとても好きです。

海外旅行に行くたびに、現地の良さと同じくらい日本の良さを再発見します。公園のトイレでさえきれいに掃除がなされてたり、漫画やアニメという世界に自慢できるカルチャーがあったり、めったに乱れることのない定刻通りの電車など素晴らしい点はいくらでもあるように思います。

日本に生まれて良かったと本気で思ってます。
もっと多くの海外の方に日本に来てもらって、日本のことを好きになってもらいたいと思っています。


だからこそ、このランキングは悲しさしかなかったです。
幸福度や自由度、寛容度が低くてこの国で生き続けることは非常に苦しいことではないかと思ってしまいました。
良い国ではあるけど、しがらみが多く生きづらい国ではないかと思ってしました。

教育が行き届いていることはこのランキングからも分かるでしょう。
教育はうまくいってるはずなのに、
なぜか人そのものが育っていないのです。

受験によって知識は入っているはずなのに、
学習する習慣がないのです。
学生で学んだその先がないのです。
受験のための知識でしかなく、
学習の仕方を知らないのかもしれません。

そういえば、自分自身も問題の解き方は教わっても、
学習の仕方を学んでこなかったように思います。


これは自分だけでしょうか、、、、、、、


そして決定的なのが、

答えがない問いに対して思考する力が低い

ということです。


答えがない問いに対して、そもそも解き方を知らない人が多いし、
答えを出せる人はそう多くはないです。これは考えるクセや訓練が出来ていないためだと思います。


でも、考えてみてください!

あなたがこれまでにしてきた大きな決断には答えがありましたか?

この世に答えがある問いってそんなにたくさんありますか?

むしろ答えのない問いばかりじゃないですか?


人生もビジネスも、、、、なんでも、、、
答えがあったでしょうか?

答えのない問いに対して、思考して、思考して、
自分で出した答えを信じて、決断する。

シンプルだけどこれに尽きるように思います。


ぼくは、この答えのないものに向き合う力を、
就活で得たように思います。
そして、エンカレッジのキャリア支援の活動で
さらに磨きをかけてる状態だと思います。


毎日、毎日、ひたすら考えても分からいような問いに向き合っています。

対人関係、組織運営、SNS運用、動画編集、マーケティングなどなど

ほんとに頭が痛いです。

どうしようもないことですが、自分なりに答えを出して信じるしかないと思ってます。


何が問題なのか問題の本質を考える。
大きすぎるものは分解して考える。
正しい判断をするためには何が必要かを考える。
その判断のメリットデメリットを考え抜く。

ぼくの場合はこのようなプロセスをたどり、答えのない問いに立ち向かいます。

そして、可能な限り多くの人にこの判断に対するフィードバックをもらいます。
理由は、自分一人では思考しきれてない領域に気づくためです。人は一人では考えられていない部分が必ずあって、その思考のバイアスに気づかせてくれるのは客観視できる他人でしかありません。
意見を求めること。そして素直に受け止めることも大切だと思います。


答えない問いに対して向き合う力がありますか?


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