【パニック障害】カウンセリングは必要か?
「イマイチ回復を実感できない..
カウンセラーに相談してみようかな..」
「カウンセリングって実際どうなの?」
今回はパニック障害で悩んでおり、
カウンセリングをご検討されている方に向けて
私の経験を元に上記のような疑問に応えます。
✔️今回のテーマ
✔️筆者について
新卒で大手メーカーの
営業職に就きましたが
過労でパニック障害と診断され
休職を余儀無くされました。
当初は常にめまいがある状況で
頭重感、過呼吸、現実感の消失..
更に不眠症も併発して
絶望的な状態でしたが..
1年4ヶ月で克服して
復職に成功することができました。
(2022年9月現在、3年6ヶ月再発なし)
🎖メンタルヘルスマネジメントⅡ種 取得済
①カウンセリングは必要?
結論から申しますと
私は必要でした。
理由は下記になります。
1−1 相談する時間がたっぷりある
1つ目はある程度時間が
確保されている点です。
メンタルクリニックなどでは
多くの患者さんを診ないと行けない為、
どうしても一人あたりに使う時間が
限られてしまいます。
特に私が当時通っていた
東京のクリニックは
数こなしの印象が強かったです..
その点カウンセリングでは
約1時間の時間が確保されている
パターンが普遍的です。
余裕をもってカウンセラーさんに
現在の悩みを相談することができます。
1−2 話を聞いてもらってスッキリする
メンタルクリニックでは
患者から話を聞いて
心理的アプローチをする。
というよりかは、
患者さんの発言や挙動などから
回復の度合いや
お薬の選択などを判断して
対処療法を中心に対応することが多いです。
その点カウンセラーさんは
話を聞いてサポートして
あげることが仕事なので
あなたの話を無条件に
受け入れてもらい、
共感してもらうことで
スッキリすることができます。
1−3 前向きになれる
自分で声に出して話をすることにより
自分自身の自己理解や
頭の中の整理に繋がります。
自己理解することにより、
今後の考え方や長所に気づくことができ、
結果前向きに行動しようと
思考を変えることができます。
②カウンセリングについて
カウンセリングとは
クライアント(相談者)の悩みを聞き、
解決をサポートする人のことを言います。
助言、アドバイスが中心ではなく
クライアントと信頼関係を構築し、
コミュニケーションの中で
クライアント自身が気づきを得たり
自己理解などで前向きに行動することを
お手伝いすることが主な業務になります。
守秘義務によってプライベートの内容が
外部に漏洩することも禁じられているので
気軽に相談することができます。
③カウンセリングのデメリットや注意点
3−1 費用が高め
カウンセリングの費用は
安くても5千円ほどで
高いと1〜2万でかなり高額です。
更にカウンセリングは
基本自費治療になり
保険適応外になるので
全額クライアントの負担になります。
私も当時カウンセリングを
受けていましたが、
働いていなかったので
貯金を切り崩しながら
カウンセリングを受けていました。
3−2 カウンセラーは神様ではない
前提知識として
予め留意しておいて
欲しいことをシェアします。
先ほども述べましたが
カウンセリングは魔法ではなく、
クライアントのストレス低減と
サポートが主になります。
カウンセリングは克服する上で
とても大事なプロセスの1つだと
私は自負しておりますが、
「カウンセリングを受ければ必ず治る!」
みたいなあまりにも
極端かつ安直な考えだと
良い結果にならない
可能性が高いので注意が必要です。
3−3 カウンセリングの回数は個人差がある
これは完全に個人差があります。
1回で終わる方もいれば
何回も受ける方もおり、
年単位で利用する方もいます。
当然カウンセラーとの相性も
人それぞれです。
中々気の合うカウンセラーに
会えないことも
往々にしてあると思います。
④私のオススメ
4−1 パニック障害経験者に話を聞いてみる
当時私がパニック障害で悩んでいるとき、
「パニック障害を克服した人に
相談してみれば良いのでは?」
そう、ふと閃いたことがありまして、
我ながら目からウロコでした
(自分で言うな!)←
私は実際に
2名、克服経験者の方に
コンタクトを取って
お話しを聞いていただいたことがあります。
お二方共、とても優しい方で
非常に参考になりました。
やはり克服者の言葉なので
「経験者は語る」ではないですが
とても説得力があるんですよね。
後は同じような悩みを
克服されている方なので
身をもって共感していただける点が
とても心が救われました。
⚠️ただ1つ注意点があります。
カウンセラーやコーチングの方
でない場合は特にですね、
相手が信頼できる方か
どうかを見極める必要があります。
営利目的思考が非常に強い方も
いらっしゃるのでその点ご注意下さい。
4−2 公的機関のカウンセリングを受けてみる
私もそうでしたが
パニック障害になると
金銭的にカウンセリングを
受けづらい問題があります..
その場合ですが
事業内の産業医さんや
公的機関のカウンセリング(ハローワークなど)
を受けてみることをオススメします。
例えその場で解決しなくても
然るべき相談場所を
紹介してくれる可能性があります。
まとめ
パニック障害は基本理解されづらいです。
他人どころか自分自身でも
理解に時間のかかるものだと思います。
そのような中で他人の援助を受けることは
とても大切なことです。
その中の1つ選択肢として
何でも気軽に話せて精神疾患に精通している
カウンセラーさんに相談する行為は
非常に有効だと考えます。
もちろん
家族、同僚、上司、会社の産業医、
事業外支援、主治医など、
言葉が悪いかも知れませんが..
使えるサポートは遠慮なく使いましょう!
自分の身体を一番に考え、
克服に向けて少しずつ
進んでいただければ
必ず良い方向に進みます。
いつもあなたを応援しております!
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