【パニック障害で休職中の方】料理のススメ
・パニック障害になって休職したけど
毎日ダラダラしてしまう..
・行動療法したいがまだハードルが高い..
・健康面も気になる..
上記のような方へ!
今回は皆様に「料理」を
強く勧めたいと思います。
もちろん
「自炊で健康的で良いね〜👍」
では終わりませんのでご安心下さいませ!笑
某有名アーティストは
「音楽に集中すること」により
予期不安を減らしました。
「自分は没頭できることなんてない..」
このような方もいらっしゃると思います。
そんなあなたへ
料理を強くオススメしたいです。
料理は簡易的に集中時間を増やし
予期不安を減少させ、
尚且つスーパーへの買い出しなど
行動療法にも繋がります。
私も実際にパニック障害で休職した際に
料理をすることによって、
得られたメリットが沢山ありました!
次章で皆様に丁寧にシェアいたします!
✔️今回のテーマ
筆者について
新卒で大手メーカーの
営業職に就きましたが
過労でパニック障害と診断され
休職を余儀無くされました。
当初は常にめまいがある状況で
頭重感、過呼吸、現実感の消失..
更に不眠症も併発して
絶望的な状態でしたが..
1年4ヶ月で克服して
復職に成功することができました。
(2022年11月現在、3年8ヶ月再発なし)
🎖メンタルヘルスマネジメントⅡ種 取得済
①パニック障害休職者が料理をするメリット
パニック障害で休職者の方へ。
料理をするメリットを紹介します。
1−1 頭の体操になる
あなたの日々感じる
慢性症状は人それぞれですが、
・頭がぼーっとすることが多かったり
・不安ばかりが頭の中をグルグル〜
みたいな方が多いのでは?
と私は感じます。
そのような方に料理はオススメです。
理由は
・献立を考える
・野菜を切る
・お湯を沸かす
・レンチンをする
・食器を洗う
など、こなすタスクが沢山あり
これらを効率的に
処理していかなければなりません。
料理は頭を使い集中せざる得ないのです。
自然に頭の活性化や集中時間を増加させ、
不安を減らすことに繋がります。
1−2 買い出しによって外出の訓練になる
料理をする
=買い出しに行かなければいけません。
しかし買い出しは普通の外出とは違います!
その違いとは、
「明確な目的を持って外出ができる」
という事。
「えっ!?そんなこと?」
と皆さんは思うかも知れません。
しかし個人的には経験上、
目的を持って外出をすることは
とても重要だと考えます。
理由は
「集中モードに入りやすい」からです。
まず行動療法を行うにあたり
皆さんが陥りがちな思考があります。
それは、
「自分の体調を確かめる為に外出をする」です。
もちろんしょうがないことです。
しかし集中モードと不安モードは
同時に考えることはできません。
集中して何かに没頭しているあなたと
予期不安を感じて焦るあなたは
共存することが難しいのです。
そういった意味で
集中モードを増やす為には
目的を持って外出した方が良さそうですよね!
その点、買い出しは
「食材を購入する」
という明確な目的がありますよね。
「お肉と野菜と調味料と〜」
このように目的があるだけで
集中モードに入りやすく
質の良い行動療法を行う事が可能です。
1−3 健康になる
自炊をすることにより、
コンビニや冷凍食品に
頼る事が格段に少なくなります。
これだけでも健康的になれるのは
一目瞭然です。
更に
・料理をする
・皿洗いをする
・買い出しに出かける
などある程度体を動かすことになるので、
身体的にも良い刺激を与えることができます。
1−4 アクティブな時間が増加
パニック障害を克服する上で
アクティブな時間を1日の中で
どれだけ増やすことができるかが
重要なカギになります。
その点料理は多くの時間を必要としますよね。
献立を考え、
買い出しに行き、
帰ってくるだけでも
そこそこ時間を使うと思います。
それプラスで
料理・作った料理を食べる・後片付け
といろいろあるので
結構な時間をアクティブに
過ごすことになると思います。
普段のあなたの
1日の流れはいかがでしょうか?
惰性でSNS、ゲーム、映画を
見てしまっていたり、
布団の中でゴロゴロしている
時間が多く占めているのであれば、
料理を初めてみることをオススメします。
私は自炊をするようになって
自然と1日の中で
アクティブになる時間が増加し
次第に活動的になる事ができました。
そうすると
「自己コントロール感」が得られ
自己効力感の向上に繋がり、
精神的にも健全な状態になっていきます。
②行動療法を「小さく始めることができる」
行動療法を小さく始めたい方。
料理はもってこいです!
前章で献立を考えたり、買い出しに行ったりと
メリットをお伝えしましたが
基本全て比較的簡単に始めることができます。
なので料理は行動療法の
ファーストステップとしては
最高なものだと思います。
いきなり電車に乗ったり、
外食にチャレンジしたりとか
しなくて良いんです!
中には
「料理を始めるのもハードルが高いよ」
と感じる方もいらっしゃると思います。
そのような方は
苦手な場所へ外出しているイメージから
始めていきましょう。
イメージトレーニングについては
別に記事を書いております。
気になる方は下記リンクからご参照下さい。
コツは今できることを
継続することが大切です。
私も初めは皿洗いとゴミ出しの
継続から始めました。
少し話が脱線しましたが、
料理は頭も体も使って健康にも良く、
更に小さく始めることができます。
もちろん難しくて美味しい料理を
作ろうなんて思わなくて良いです。
あなたが献立を考え始めたその瞬間。
あなたの頭が活性化し始めます!
以上のように料理をすることは
あなたに多くの利益をもたらします。
実際に私も自炊をすることによって
アクティブな時間を増やすことができ、
「一日中ダラダラしてしまった..」
みたいな日を随分と
減らすことができたと思います。
1日1日の流れをスムーズに
過ごしていく為にも
是非とも試してみて欲しいと思います!
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