パニック障害克服するまでの過程で意識するべき『3つのバランス』
「パニック障害の治し方って
何が正解なのかさっぱり分からん..」
このように感じること
往々にあると思います。
もちろん私もそうでした。
例えるなら出口が
あるのか分からない
長〜いトンネルを
恐る恐る進んでいる感じ..
パニック障害は1日、2日で
治るようなものではなく、
とても長い風邪みたいなもの。
治るまでのスパンが長いと
それだけ回復を
実感しにくいんですよね..
そうなると自分が回復に
向かっているのか..
それとも後退しているのか..
分かりづらいので、
克服を諦めてしまう方も
非常に多いように感じます。
ただ、安心して下さい！
必ずパニック障害は克服できます！
あなたが諦めない限り、
必ず身体は回復に向かいます。
今回はパニック障害を治す
過程の中で意識して欲しいこと３点。
更にその「3点のバランス」の重要さを
皆さんにシェアしたいと思います。
✔️本日のテーマ
克服の過程で意識する『３つのバランス』
✔️筆者について
新卒で大手メーカーの
営業職に就きましたが
過労でパニック障害と診断され
休職を余儀無くされました。
当初は常にめまいがある状況で
頭重感、過呼吸、現実感の消失..
更に不眠症も併発して
絶望的な状態でしたが..
1年4ヶ月で克服して
復職に成功することができました。
（2022年9月現在、3年6ヶ月再発なし）
🎖メンタルヘルスマネジメントⅡ種 取得済
この記事はパニック障害で
苦しんでいる方の為に書いた記事です。
⚠️あくまでも私の経験を
元にした記事になります。
科学的根拠がない部分もあります。
その点はご留意下さい。
また著しく体調が優れない場合は
まずは充分に休息を取ることを優先して下さい。
序章 ３つのバランス
先ほども述べましたが
パニック障害を克服
していく過程というのは、
出口の見えない暗いトンネルを
歩いているような感覚でして..
中々「回復してる感」を感じにくいです。
そこで私が独自で考えた
上記の図（図1）３つの指標を元に、
行動、リラックス、コントロール感を
バランスよく生活の中で
意識することによって
回復を実感することが可能となり、
途中で挫折せず
克服に繋げていくことができます。
①行動力
1つ目は「行動」をすることです。
私がパニック障害を
克服できた一番の理由は、
外出を怠らなかったことだと
自負しております。
繰り返しになりますが
現在著しく体調が悪い方は
まずは休むことを
優先させて下さい。
ただそうではない場合は
少しずつで問題ないので
行動療法という形を
取っていくしかないです。
行動範囲を広げ、
成功体験を積み重ね、
徐々に体を適応させ、
そして自信を
付けていく必要があります。
例えば、
車の免許を持っている方で
尚且つ定期的に
運転をしている人で、
このような経験を
したことはないでしょうか？
初めての路上運転で
公道へ出る際に、
「ドキドキや不安」などの感情が
あった記憶はないでしょうか？
それでも毎日のように
運転を続けていくと、
「ドキドキや不安」などの感情は
大分薄まっているのではないかと思います。
人は誰しもが基本
何をするにあたっても
少なからず不安という
感情をもっています。
パニック障害の場合は
その不安コントロールが
上手く行かない状態です。
なのでリハビリと一緒で
少しずつ慣らしていく必要があります。
②リラックス
行動のように
チャレンジばかりではなく、
同じぐらい
リラックスする時間も必要です。
人間は自律神経によって
身体を24時間コントロールしています。
自律神経には大きく分けて2つ、
「交感神経」と「副交感神経」
というものがあります。
上記の図をご覧のとおり、
交感神経は
主に活発に行動する為の神経で
副交感神経は
リラックスする為の神経になります。
この2つのバランスが崩れると
不安感や緊張感やめまい
などを引き起こしてしまいます..
なのでそうならない為
頑張った分、必ず心身共に
休ませてあげなければなりません。
後は日々チャレンジを
繰り返していく中で
思い通りにいかなかった
日もあるでしょう。
そんなときは自分を決して責めず、
「頑張ったね！」
と身体を休ましてあげて下さい。
③コントロール感
コントロール感を一言で表すと
「良い生活習慣を送れているか？」
という意味になります。
・食事はコンビニやカップラーメン
ばかりではなく健康的か？
・睡眠は充分にとれているか？
・定期的に運動はできているか？
・行動範囲は広がっているか？
・日中は活動的になれているか？
などなど。
もちろん初めに
あなたがするべきことは
休息オンリーですが、
気持ちと身体が落ち着いたら
徐々にで良いので
生活習慣を取り戻していく
必要があります。
上記のように
「行動」「リラックス」「コントロール感」
３つのバランスを
保つことを意識しながら、
徐々にできることを増やしていけば
必ず身体は回復に向かってくれます。
パニック障害を克服するには
それなりの時間が必要になります。
根気負けしないよう、
一歩一歩コツコツ
積み上げていきましょう。
動画版はこちらから▼
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